合わせ目消しが必要な箇所は2020年7月12日の時点でセメント溶着させていますのでどんどんやすりがけしていきます。
格納庫の部分は上下合わせで車輪やらハッチやらあれこれ挟み込みますので本当は接着したくなかったのですが完成後のクオリティを重視して手間のかかる道を選びました。
パチ組時から懸念はしていたのですが、格納庫と本体の接続はパーツ同士の干渉を利用して言わば「引っ掛ける」ような構造を採用しておるためこうして合わせ目消しの段階でガシガシやすりがけすると保持出来るのかという懸念があります。
後で痛い目を見るわけですが。。。
本体のコンテナ受け側も合わせ目消しを行いました。
後部は派手に段差が出来るのでセメント溶着時のムニュだけでは如何ともし難くラッカーパテの盛り削りが必要でした。
しかし格納庫同様、これらの合わせ目が気にならない場合は無視して先に進んだ方が気楽に完成させる事が出来ます。
私は完成後ヤフオクに出品しようと目論んでおったため一定の水準はクリアしておきたいなと考えた次第であるわけで御座います。プライベートならぱち組 + 部分塗装 + デカール貼ったらトップコートブシューでハイ完成コースです。このやり方なら週末で完成します。相当出来の良いキットです。
格納庫接続部分前方の合わせ目消しはパテ要らず。
本体も上下合わせで部分的にヤスリがけは難しい箇所があります。根気強く決したつもりですが捨てサフを吹いたらまた色々見えてくるかも知れません。
この段階で格納庫を取り付けてみました。
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散々やすりがけしたせいでスカスカで持ち上げたら格納庫がポロリです。
色々思案したのですがネオジム磁石を埋め込む事にしました。
他人様にお渡しするものでなければこういう場合スカスカしている箇所に瞬着を何滴か垂らして硬化後現物合わせしながら嵌合調整すればあっという間にポロリスクは解消出来ますが見栄えと安定感を重視してネオジム方式を採用しました。
本体側にも格納庫側にもちょうど良い位置に水抜き穴的なものがあったのでこれを利用します。
まず穴にエポパテを詰め込めるだけ詰めます。
そこに3mm径のネオジム磁石を埋め込みます。こういった小径円柱ネオジム磁石はHIQパーツから発売されています。
埋め込み終えたらまたエポパテを使って蓋をします。
機首側はスペースがふんだんにあったのでダイソーなどで売っている100円で12個くらい入っているネオジム磁石を使っています。接着後エポパテで覆い尽くして脱落防止加工しておきます。
あと撮影し忘れましたが、格納庫側にも同様の工程で3mm径ネオジム磁石を埋め込んでいます。
付属の「超ミニ」ジェットモグラも製作していきます。
かなり小さいので仕方ないですが無慈悲な縦方向モナカです。
機体上部の丸い突起は二つとも切り飛ばしてやすりがけに専念します。
ついでにドリル先端の突起上下二つも切り飛ばして合わせ目消し&成形後、該当箇所に0.5mm真鍮線に通してシャープ化しておきました。
機体後部にあった柱状の突起も切り飛ばし確実な合わせ目消しを優先。
コトブキヤやウェーブのお助けパーツを使って切り飛ばした箇所を補います。
機体後部も同様。
一見面倒な作業ですが合わせ目消しの障害になる突起物は余程代替不可能な造形でない限りさっさと切り飛ばして作業した方が綺麗に合わせ目消し出来ますし、欠損部を別パーツ化する事で造形的なメリハリも出ます。
同じく付属品の「超ミニ」サンダーバード4号は上下合わせでこちらは比較的シンプルに合わせ目消し出来ます。捨てサフ吹いて何度か合わせ目チェックを経れば綺麗に仕上がると思います。
あとフロントガラスやパネルラインはBMCタガネで彫り直しておきました。
後部ノズルはのっぺらぼうですが余計な事して格納庫に入らなくなっては元も子もないのでその辺りはギミックとの共存を見計らいながら手を加えていこうかと思います。
台座も並行して制作中です。
緑と浜と海みたいなヴィネット型の台座にするつもりです。
製作開始してから随分と日が経ってしまいましたので本キットもそろそろ気合いを入れてしっかり形にしたいと思います。ということで今回は以上です。