HGUC マラサイ ユニコーンVer.をつくる。


先月末にドラッツェと共にガンダムベース福岡で購入した HGUC マラサイを作っていきたいと思います。

当ブログでは二度目の制作となりますかね、ちょっと自分でもいつだったか記憶が曖昧で検索して調べてみたら2013年に完成させていました。8年前です。随分長いことこのブログも続いており、よくもまぁ飽きもせずに毎日プラモ作っておるなと我ながら呆れてしまいます。

本キットは2012年発売で2021年再販ものとなりますが中身のマラサイ自体は2004年に発売されたものでそれの色違い + 武器類という構成となっております。


ドラッツェ同様箱絵が誠に美しいです。

個人的には昔のMSVの箱絵のテイストが好みなのですが、こういうクリアな画風も良いものです。躍動感と清潔感が共存しています。


先ほどパチパチ組んでみましたが非常に組み易いキットであっという間に形になります。


しかもカッコ良い。


やや頭が小さいかな、というのが私の感想です。
MG版マラサイの小顔だけど兜の錣が大きく造形されている事で「小顔だけど頭は大きい」というボディバランスが個人的には好みなのですが、いざ組んでみるとHGUC版もこちらはこちらでカッコ良くまとまっているのだと思います。


煽り気味で撮影するとこれまたカッコ良いです。


かなり細かくパーツレベルで色分けされておりぱち組 or 簡単フィニッシュ派の方にもかなり嬉しい内容となっております。


パーツ数は決して多くはないのですが巧みな分割がなされており、初期の HGUC が持つ情熱のようなものを感じます。

若き日の私なんかも「非ガンダムタイプのMSもHG化されて良いんだ!!」と感動したものです。

最近当ブログではドムトローペンやらハイゴッグやらゲルググマリーネやらそしてこのマラサイ等々作っていますが、初期 HGUC というのは凄まじい熱量に溢れたキットが多いんですよね。私は今 HGUC ギャプランもまた作りたいんですよね。

あの動画を観た多くの方が同じ感情を抱いておられえると思いますが来月再来月あたり久しぶりの再販きませんかね。

もしこのタイミングで再販来ないというならば、また別の出番が用意されていると見る事が出来るかも知れません。あの作画レベルでギャプランが躍動するシーンが別途あるならばその姿を是非とも拝んでみたいものです。

もしそうなら再販はその映像が世に知れた直後が最高ということになりますかね、もし私がBANDAI SPIRITSのセールスマンならそのタイミングで多めに製造して一瞬に完売させたいですがね。つまりそういう事だと期待して良いのでしょうか。兎に角楽しみです。


ただ、如何せん2004年の設計なのもあってか顔面ど真ん中というケッタイな場所に合わせ目が来たりします。あと小顔故かモノアイも固定なのでここは是非とも可動ギミックを仕込みたいと思います。


兜の側面のある丸い造形もしっかり別パーツ。素晴らしい。


胸部が挟み込み構造なのですがここは簡単に後ハメ加工出来ます。ドムトローペンを作った時にも書きましたが基本的にこの時代の HGUC は厄介な挟み込み構造は皆無もしくはほぼゼロです。

仮に挟み込み構造だったとしても「この価格に収めるためにやむを得ず挟み込んだけど、簡単に後ハメ加工出来る設計にしてるからあとはわかるよな?」と言わんばかりの構造となっているキットが多くてこの時代の HGUCって本当に粋な設計のキットが多いんですよ。作っていて楽しいわけです。


制作の都合上細々としたパーツをつけていなかったり後で分解するためにピンを敢えてユルくしたためマスキングテープで仮留めしたり敢えて半挿ししていたりしますが、普通にパチパチ組む分にはしっかり嵌合します。


脚部は特に複雑な外見をしていますが、太腿から爪先までどこもかしこも後ハメ要らずで塗装派モデラーにとっては本当に有難い見事なパーツ構成となっております。

足裏に肉抜き穴がない仕様等。この時代の設計思想を是非最新 HG でも取り戻して欲しいといつも思います。


足裏もしっかり造形されておりしかも別パーツです。これぞHG、ハイグレードを冠するキットの矜恃であります。


いかにも嵩張りそうな右腕のシールドは可動の妨げになりません。撮影し忘れましたがちゃんと二つ折り出来ますしビームサーベルのラックも付属します。


しかし右肩のスパイクアーマーの可動構造がいけていません。四十肩のように腕が上がらないのです。


こればかりは2004年のガンプラですからね、仕方がありません。なんとかして肩の可動を妨げないギミックを仕込みたいと思います。2020年の最新キットでこれをやりやがったREVIVEザクには激怒しましたが。


スパイクは三本とも別パーツ化されていてこの辺りも名設計だと思います。
しっかり合わせ目消ししてスパイクを別途尖らせるなり、お助けパーツに置換するなりやるであろうモデラーの真理を見越した配慮を感じます。


既に接着したり加工を開始しているので組立説明書の写真を引用しますが付属武器が非常に豊富です。


「fedayeen」というスペルからしてフェダイーンと呼びたいところですがガンダムの世界では「フェダーインライフル」。誠にカッコ良い武器で劇中(ユニコーンepi.4)でも見せ場がありました。


まさかの海ヘビまで付属。
これも劇中(ユニコーンepi.4)で大活躍していました。


今回は無さそうだと言われているそうですが、閃光のハサウェイ三部作のどこかで絶対サプライズあると信じていますよ。既にギャプランが出ましたからね。必ず何か出してくれると私は確信しています。「俺達の知っているあの機体がこんなところで!」というシーンがあるに違いない、楽しみで仕方がないです。


ビームサーベルは専用設計の長い絵のものが二本付属します。


ビーム刃はクリアイエローのものが2本付属します。

という事で今回は以上です。
制作プランとしては、
・モノアイ可動化
・スパイクアーマーの可動範囲拡大
・股間に3ミリ丸穴開口で市販汎用スタンド対応
・胸部ブロック後ハメ加工
といったところです。
それ以外は手首パーツを別のものに置換したりして武器のハンドリングや穴の空いていない握り拳を追加したりするかも知れません。

出来れば来週完成を目指して気合を入れて制作していきたいと思います。

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