自分のことをニュータイプだと思ったりするほど自惚れてはいませんがね、今日は無性に「予感」があったんですよ。
「今日絶対ギャプランとバイアラン・カスタムが不意打ち的に陳列される、される筈だ、されるに違いない」という何の根拠も無い猛烈なる予感というか願望というかなんとも形容出来ない感情に苛まれて本日昼休みをちょっと早めにとって正午前にガンダムベース福岡に行ってみたら、ギャプランもバイアラン・カスタムなんぞ影も形もない(笑)代わりにとんでもないお宝を引き当てました。
という事で今日行って本当に良かったです。
いずれも情報弱者の私では入手するのは難しかろうと半ば諦めかけていたキットばかりでしたので。入手したのは上の写真の通りです。
実は当ブログ本日でちょうど開設10年なのですが、今回の妙な胸騒ぎめいた予感の先にあった三つのガンプラは、プラモの神様からのお祝いだと思って有り難く購入する事にしました。
入店してすぐ目を疑うような光景が広がっており、思わず「ヨシ!」と声が出ましたね笑
ここに大抵目玉アイテムが置いてあるんですが、入店しないと角度的にここに何があるかわからないんですよ(笑)全くよく考えられた造りですよ。
こちらの棚もヨシ!!!!!!!!!!
まずはこれでしょうね。
私のガンプラ人生どころかプラモ人生において絶対に外せないキットです。
この10年間で何度も何度も宣言してきました通り「 HGUC ザクF2は私にとって最高のガンプラ」であると迷わず言えます。
私の人生を決定付けたキットです。
最近箱に「BANDAI NAMCO」のロゴが印刷されているキットが多いようです。
私はこのキット、ジオン版含めて軽く見積もっても12体は組んでいますので目瞑っても組めるくらい馴染みのあるものとなっております。
と言いながらも今までジオン系の配色でしか仕上げてこなかったので今回は箱絵の通り、連邦に鹵獲された「忍びん」カラーで完成させたいと思います。
続いて HGUC ドム/リックドム。
当ブログ二度目の登場となります。
もうこのキットを入手出来る日は来ないんじゃないかと懸念しておりましたのでやはり嬉しいですね。
過去の完成報告記事を探してみたらなんと7年も前の2015年5月3日に完成しておりました。
ずいぶん長い事ガンプラ作ってきたんだな、と感慨に耽ってしまいます。
2015年なんてプラモ屋行ったらそれこそ飽きるほどガンプラが山積みされていて選り取りみどりだったんですがね笑
福岡市東部の某家電量販店では MG ギラ・ドーガの売れ行きが悪かったのかなんと2000円台で叩き売られていて、しかもそれが数箱何ヶ月も残っていましたからね。 HGUC ではなくMGですよ。あの時全箱買っておくべきでした。今では定価どころかそもそも店頭に置いてないですから。
お次は出来立てホヤホヤ新製品。
ジークルーネ?というんですかね。一目惚れです。全く知らんロボットですが美しい。
これも「BANDAI NAMCO」ロゴ入ってました。
ですが先述の HGUC ドムには入っていません。この辺りの法則とかも非常に気になるところです。ゲーム?かなんかに出るのか出ないのかとかあるんですかね?
まあまずはこれから作ってみましょうかね。
本当は当ブログ開設10周年を記念してあれこれやってみたいことがある、と数年前から申し上げてきましたが何一つ実現出来ておらずHAL-X10とストークキャリー塗装で苦戦しています。
振り返れば2012年の今日、 HGUC ジュアッグの製作記を開始したところからこのブログは始まりました。
当時は福岡市東区にあるボロボロだけれどもそこそこ広い団地の一室からスタートしたのです。
アクセス数なんてもちろん「1」です。
閲覧者は私だけ笑
そこから暫く低空飛行だったんですが何が良かったんですかね、RE/100ナイチンゲールの(自称)世界最速レビューをした頃からアクセス数が増えた気がします。解析ログを見たら別の傾向が出てくるかも知れませんが。RE/100に限らず SDCS のナイチンゲールにも随分助けられました。
そんなことから HGUC ナイチンゲールも是非トライしたいと常々思っているのですが、私は未だ箱さえ見た事がありません。本当にこの世に存在するのかさえ疑っているくらいです。
それ以外ではやっぱりサザビーは鉄板で反響が良いです。
MG Ver.Kaは四回作りましたかね。RG は一回 HGUC は結構大掛かりな改修もので一回やってます。 SD でも一回やってますね。個人的にはRG 版がまさに理想のサザビーでまた作りたいと思います。
あとハイゴッグやジムスナイパーⅡも反響良いです。意外な事にズサも受けるんですよ。出渕メカの人気の高さには常に驚かされ続けてきた10年でした。出渕裕先生のメカデザインは時代を超えた世代を超えた格好良さがあるのでしょう。そしてバンダイも出渕メカをキット化する時は特に気合の入ったキットに仕上げてくる事が多いと思います。
あと今では信じられないですが当初はガンプラオンリーどころかジオン水泳部オンリーのブログだったのです。ガンダムタイプの機体が登場するのは一年か二年以上先で、更にガンプラ以外のプラモが登場するのは更に随分後になってから、メカトロウィーゴかマイクロエースの 1/32 カーモデルあたりが初出だったと思います。
その後ちょっとガンプラやガンプラを取り巻く人間模様にげんなりし始めてガンプラから距離を置きスケモや他のキャラものなどにも分野を広げていったのですが、結果的にはこれが良かったと思います。
スケモの世界で学んだことをガンプラに応用出来る事が山ほどありますし、ガンプラで培ってきた手法をスケモに転用する事ができましたから。
そして何よりコロナ禍以降に発生し今現在も継続している「ガンプラ飢饉」が起きてガンプラの入手が著しく困難になっても私としては全くネタに困らないんですよね。スケールモデルネタをコンテンツとして持っている限りプラモそのものが滅びない限りほぼ無限に作るものが次から次へと出てきますから。
ジオン水泳部という極々狭いニッチなジャンルに特化して開設されたブログが10年後の現在、このような幅広いジャンルに手を広げる事になっているとは私自身予想外でした。
折角のメモリアルデーなわけで色々と野心的な発表などぶちかましてみたいな、と数年前からあれこれ画策していたわけですが日々の業務に忙殺されて結局は平常運転という形に落ち着いてしまいました笑。
ただですね、こうしてほぼ毎日プラモブログを投稿し続ける事が出来ていることに感謝せずにはいられませんね、読者の皆様や協力してくださった方々のお陰である事は明白であります。この場をお借りして御礼申し上げます。ということで今回は以上です。
ブログ10周年おめでとうございます!
いつも楽しく拝見させてもらっています。
作品やセンスは(僕からすると)先鋭的なのに視点や語り口には身近さが感じられてそのギャップも楽しかったりします。
上手く言えませんが「一(いち)モデラー視点」が感じられてそういうところが嬉しかったり昔のHJを読んでいるみたいで懐かしかったりします。
今回の現地レポは「入店しないと角度的にここに何があるかわからない」のところで笑ってしまいました。
これからも楽しみにしています!
ぱるた殿
コメント有難う御座います!
いただいたコメント「昔のHJを読んでいるみたいで懐かしかったり…」のくだりを拝読してはっとさせられました。
間違いなく私は90年代初頭のホビージャパン誌が持っていたメンタリティに影響を受けていると思います。
特にガンダムウェポンズからガンダムウェポンズ2、ガンダムウェポンズ3あたりの姿勢が私のプラモ製作スタイルのルーツとなっているのかも知れません。
キットの素性に対して都度都度率直に正面衝突して問題解決していく切り口が一貫性のあるモデラー目線でのコンテンツ展開となるというスタンスを私はとっていますがそれはまさにあの時代のホビージャパンがやっていた事なんですよね。
今回いただいたコメントを拝読し改めて今後も初心に立ち返りプラモを楽しんでいこうと思いました。感謝申し上げます。
今後ともご愛顧の程何卒宜しくお願い申し上げます。