使用キットは「BLMC G/HN5D MG-B MK-3 ’74」ですが同梱されていた余剰パーツを用いて「BLMC G/HM4 MG-B MK-2 ’68」として仕上げました。
ギリギリまでどちらにするか悩みましたが、68年式Mk.2のクラシカルな意匠を選択しました。
当ブログ初のカーモデル完成報告となりました。
まだまだ未熟な箇所が多分にあるとは言えレーシングストライプやら研ぎ出しやら盛り込んで良い感じに完成させる事が出来ました。
子供の頃しっかり完成させる事が出来なかったカーモデルに対するトラウマを払拭する事が出来たと思います。
ボディカラーの暗いグリーンは自作。レーシングストライプはガイアノーツのれディッシュウォームホワイト。クリアーは同じくガイアノーツのEXクリアーを使用しております。
クリアー層は最低でも四層、エッジや曲面の出っ張り部分は六層は重ね吹きしました。
コンパウンドはフィニッシャーズのコンパウンドをハード〜ファイン〜ミクロの順で使用し磨き込みました。
この光沢感!
MGエンブレムはキット付属のエッチングパーツを使用し墨入れ後UV硬化式透明レジンを滴下してテカテカツルツルな光沢仕上げにしております。
この手法は当ブログで多用しておりますがカーモデルのエンブレム部分に使用すると最高の表現力を発揮します。
サイドミラーはキットのままだとイモ付けで強度的に不安だったため脚に0.3mmステンレス線を通してボディと接続しております。
磨き上げるまでも大変でしたが、その後のライトやグリル等の接着も大変神経を使いました。
ライト類、フロントガラス、エンブレム等々の接着は全て二液性エポキシ接着剤を使用しております。
折角研ぎ出しが上手く行ってもここの接着に失敗して接着剤がガビガビにはみ出したり白化したりしては元も子もないので面倒でも透明且つ強力な接着が期待出来る二液性エポキシ接着剤を使いました。
フィニッシャーズのコンパウンドで研ぎ出しした後、タミヤのモデリングワックスをかけています。
ホイール中心にあるエンブレムもデカール貼り付け後UV硬化式透明レジンを滴下してクリアコーティングしております。
正面のエンブレムもUVレジンでクリアコート。
塗装や研ぎ出しも大変でしたが撮影時の埃にも難儀しました。
カーモデルは神経を使いますが完成後の満足感は独特のものがあり癖になりそうです。
当ブログでは今週から連休にかけてこちらを製作開始してみたいと思います。 1/35 ドライジーネです。 福岡の文教堂が移転オープンした際に1000円台という激安価格で売られていたものです。
そしてこちらも遂に着手します!
MENGのミーネンロイマー。 1/35 です。これも破格値で手に入れました。
これらと現在進行中のキットを並行してどんどん作っていきたいと思います。
と少し話が逸れましたがアオシマ 1/24 MGB無事完成しました。 昨年末公約に掲げたカーモデル完成報告をなんとか一件上半期に行う事が出来ました。
私自身カーモデルを完成させたのは小学生の時以来ですので概ね30年ぶりの完成となるでしょうか。当時住んでいた近所の模型店「やまと」で買ってきてすぐに組んで缶スプレー吹いて作った紫色のセドリックや筆塗りでベタベタ指紋をつけながら作ったタミヤのロリンザーなどの記憶が蘇ります。ロリンザーなんて作らずに今日まで新品状態で保管してたら結構なお値段で転売出来たかも(笑)
車のプラモは形にするのは比較的容易ですが表面処理にかなりのエネルギーを要しますね。1/24 メインで積んでいるキットがまだまだありますので今後も折を見てトライしたいと思います、という事でご期待ください。