HGIBO シュバルベグレイズ 完成報告。


購入から約六年の歳月を経てようやく完成しました。


私自身購入していた事を忘れていたのですが先日プラモ棚を整理していたら作りかけの二機が出てきましたのでこれも何かの縁かと思い割り込んで完成させました。

ご覧の通りマクギリス機とガエリオとして制作していますが、使用したのは共に一般販売のマクギリス機となります。ガエリオのランスは別売品のMSオプションセットに入っていたものを使用しています。


グレイズのリデコキットですが巧みなアレンジが施されており一般機とは一線を画すスペシャルな雰囲気が漂う逸品となっております。一般機もカッコ良いのですがね。


もうこれが主人公機なんじゃないかと言いたくなるような正統派ヒロイックデザイン。


キットのままだと少年体型が過ぎるなという印象だったので胴体で縦方向に約5ミリ延長しました。

そのついでに腰が水平方向に回転出来るように改修しました。 HGIBO グレイズ系キットを製作する際私は必ずこの作業を行います。


特にシュバルベの場合、太腿に懸架している追加装備等がありますのでそのまま組むとどうしても着膨れ感が出てしまいますが胴体を延長する事でそれを回避出来ます。


製作記時にも書きましたが青の発色には拘りました。


青臭くなく、それでいて濁りすぎてもいない良い塩梅になったと思います。


コーションマークの類はHIQパーツ社の水転写デカールを使用し家紋やセブンスターズのマークは昔モデグラの付録だった水転写デカールと別売品のガンダムデカールから持ってきました。


モデグラのデカールの方がバンダイのものより画質も発色も数段上を行く仕上がりとなっておりますのでそちらをメインに使用しています。


ワイヤークローの刃はマスキングして塗り分けました。
面倒ですけれどやって良かったです。


続いてガエリオ機。


ワイヤークローをつけ忘れるという失態を演じてしまいました。


ちゃんと後から取り付けた状態の写真もがっつり登場します。


バーニアはメタリック塗装で仕上げました。


光を拾った時きらりと輝きます。


引きの写真では分かりにくいですが要所要所に1ミリ金属旧を埋め込んでいます。


ワイヤークローを装着しました。


ガエリオ機もマクギリス機同様刃を塗り分けました。


マクギリス機のマスクは私の好みで設定とは異なる配色としました。


トランスフォーマー初代のサウンドウェーブみたいな雰囲気にしてみました。顔面が銀でバイザーがクリアーレッドという組み合わせはガンダム世界ではありそうで滅多にない組み合わせだと思います。


武器を持たせてみました。


とても定価1,000円とは思えない情報量があるキットです。


太腿外装、脹脛外装、肩アーマーに合わせ目が出ますので後ハメ加工しています。


ランスの先端はプラ棒を継ぎ足してシャープ化。内部に真鍮線を通して補強しています。


写真では完璧に見えますが円錐形の形出しに難儀しています。


センサー部分はガラスパーツを装着して光を拾うようにしています。


バトルアックスはキットのままではごつい3ミリ棒軸が左右に飛び出す無慈悲な形状で結構気になりますので、ごっそり削り落としてネオジム磁石で着脱出来るようにしました。

HIQパーツ社のマグネットセッターをバトルアックスの柄に取り付けているのです。


そして腰部サイドアーマー側にHIQパーツ社の3ミリ径ネオジム磁石を埋め込み。ディテールとして見ても美しいです。


左右両方にネオジム磁石を埋め込み。


無論マクギリス機にも同様に仕込んでいます。


ランスは流石に自重がそれなりにありますのでガエリオ機の右腕関節フレームは渋みを調整しておきました。


それでも腕部の関節が負けますので長時間水平方向にランスを持たせようとすると垂れてきます。こればかりは止むを得ないところかと思います。


デカい故に重いですが、デカい故に見栄えは誠によろしいです。


がエリオ機のバイザーはクリアーイエローで塗りました。


ワイヤークロー射出時に使うアタッチメントですが、


リード線を瞬着でしっかり固定してやるとポロリせずに取り回しが安定しますのでオススメです。外れる必要がない箇所はばんばん接着しておいた方が完成後の紛失リスクも激減しますし何よりポロリ多発でイライラする事がなくなります。


射出状態も非常にカッコ良いです。


撮影難易度は一気にアップしますが。


こちらは軽いのでこんな感じである程度安定的に保持出来ます。


ランスとは言っても、こんな感じでハンドガン的な物を持たせてそこにパーツを被せていくという構造なのでプラモ的にも持たせやすく、刃先を腕の延長線上に持って来れますのでプラモ的にも美味しい角度に持って行き易いです。

この辺はもう海老川兼武先生の功績だと思います。
プラモ化した際の事を完璧に想定されているデザインだと思います。


マグギリス機。


今回使用した一般販売されている HGIBO シュバルベグレイズマクギリス機。


御馴染みのグレイズが使うライフルが付属。


謎のグラデーションがかかっていますが、これだけ確か4〜5年くらい前に若き日の私が塗装しておったようでそれをそのまま使いました。銃口にはガラスパイプが取り付けられていました。


主役機的なカッコ良さがあります。


イケメンとは言えシュバルベもグレイズですから、


ヘルメットを外すとこんな感じでグロテスクなセンサーユニットが入っています。


完成後見られる事はほぼない箇所なのかもしれませんが、美しく塗装出来たので写真に撮っておきました。


発売当時も書きましたがこのコトブキ飛行隊のパーカッションシルバー誠に良い塗料だと思います。

塗料を入れている引き出しでいつの間にか奥の方に行ってしまって暫く使っていなかったのですが、こうして時折登場する度良いもんだなと思い知らされます。


そうそうバトルアックスの刃はほんのり銀色のグラデーションをかけています。ちょっとした事ですが迫力が増したと思います。


遂にこうして二機一緒に並べて飾る事が出来ました。感無量です。


カッコええ。。。


よくよく思い返すとマクギリスとガエリオが二人仲良く共通の敵を相手に戦ったシーンは劇中一回だけだったですかね。火星上空で鉄華団と戦ったきりではないでしょうか。


ましてや同型機で戦ったとなるといよいよこの時だけだったと思います。


しかし一期放映が2015年ですか…
時の流れるスピードに驚いてしまいます。
私にはつい先日の事のように感じますが。


シュバルベグレイズ繋がりですが、GUNDAM CONVERGE版も所有しております。


長らくチャック付きビニール袋の中に入れていたのですが数年ぶりに出してみました。


こちらは2016年製。
GUNDAM CONVERGEがこの台座に変わってそんなに年月が経ちましたかね?これにもまた時の流れる速度の速さを思い知らされました。


あとこれは撮影中気付いたのですが、手首の甲は接着した方が良いと思います。

武器の着脱時にテコの原理で手甲パーツがポロリしやすかったためです。本機体は武器を持つ時手甲パーツを取り外す必要がないため瞬着でがっつり固定しました。これで紛失リスクを低減出来ます。


あと大事な発表がありました、
今回のシュバルベグレイズ2機がどうやら私の所有する最後のグレイズ系キットだったようです。

クランク二尉の緑のグレイズやらグレイズ改から始まり当ブログでは山ほどグレイズを作ってきましたのでこの場を借りて振り返ってみたいと思います。

詳しい事は画像リンク先の当時の完成報告をご笑覧いただければ幸いです。


まずはやっぱりこちらから。
なつかしのクランク二尉散華!!
完成は遅めで2017年1月24日。買うだけ買って1年以上寝かせていたのでしょうか。


私のお気に入りグレイズ改。
見た目のカッコ良さだけでなく劇中でも見せ場多かった気がします。
2017年1月26日に完成報告していました。

たぶん上の緑グレイズと一緒に塗装したんでしょうな。


シノ・アルバの流星号も作りましたね。
お気に入りのキャラでしたが二機で鹵獲したユーゴーに乗って欲しかったです。あれこそノーズアートが似合いそうな形状していたのに、と今でも思います。


あとグレイズアインももちろん作りました
やべぇつらしてやがります。
私自身も「詰みが止まらない」時代だったのでアインくんの能書きが当時いちいち突き刺さりましたね(笑)


グレイズリッター
問答無用にカッコ良い機体だと思います。
いわゆるカッコ良さで言えば今回のシュバルベと双璧を成す機体だと思います。


大人気キャラであるカルタ様の機体も作りましたね。

私はね、もしマスターグレードでグレイズ系を出すならトップバッターはまず間違いなくこれになると信じています。


手元に余っていたMSオプションセットの寄せ集めとグレイズリッターを混ぜて作った地上専用グレイズですが、リッターベースなので劇中のものともまた形状が異なります。

個人的にはこのグレイズの出来が非常に気に入っております。


二期に登場したマクギリス用のリッターも製作しました。
一般販売されていたカルタ機を用いて剣は更に別のリッターから持ってきたという贅沢三昧な内容となっております。これもカッコ良いです。リッターは影のあるカッコ良さがありますね。さまよう鎧的な魅力があります。

こんな調子で HGIBO グレイズ系キット散々つくりましたね。

ゲイレールやレギンレイズを含めたら更に膨れ上がります。

このガンプラ不足なご時世のなかこんだけ作ってまた買うというのも無粋な話ですから、当面自制したいと思います。

ただ新たにリデコキットが出れば話は別ですかね。
似たようなものなら流石に遠慮しますが、フレック・グレイズがキット化されたら必ず作りたいです。とりあえず一箱。

もし発売日以降売れ残っていたなら最低でも3機は作りたいです。それくらいキット化を待望しています。漏洩の件もありますからね、時間差でキット化される可能性も捨てきれませんから。


余談ですが、ミフタバコの一部が剥がれていました。もう六年前のプラモですからね。それでもパーツを失くす事なくしっかり働いてくれました。私はプラモの箱をなかなか捨てきれないのです。


本体及び付属品一式。
こちらはヤフオクに出品したいと思います。
カッコ良く仕上がった時なんかはついつい手元に置いておきたい欲求にかられるのですが、私の製作ペースで全てのプラモを保管するととんでも無い面積が必要になりますので極力手放すようにしています。

リピートしてくださる方々もいらっしゃるので、そうやって大事にしてくださる方の元に渡れば私が持っているよりも遥かに良い環境で飾ってくださる場合もあるでしょうから、結果的に手放して良かったなと思う事が殆どです。

部屋が一部屋潰れるほどプラモ積んでいる分際で言うのもなんですが、私は「プラモを所有する」ことよりも「プラモをつくる」ことと「プラモを完成させる」ことに重きを置いているのだと最近知りました。一見物欲まみれですが完成させて写真を撮りまくったらあとは綺麗に梱包し、次の製作物に取り掛かるのです。それに気付いた時初めて自分には物欲或いは所有欲がないのだなと思いました。


という事で HGIBO シュバルベグレイズ完成報告でした。

今回もヤフオクに出品致しました。何卒宜しくお願い申し上げます。

久しぶりの二機同時フィニッシュで疲れましたがカッコ良く仕上がったなと自画自賛しています。

定価1000円のプラモですが意外にパーツ数は多く情報量があり立体映えします。

その分工作も塗装も手間がかかりますがしっかり作ればモデラーの想いにしっかり応えてくれるキットだと思います。という事で今回は以上です。

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