いただきものの MENG MODEL 「造艦師」レキシントン完成しました。
艦載機がたっぷり付属しますのでいくつか浮かせて飾れるようにしてみました。
SD ながら迫力があります。
パーツ構成も凝っていて合わせ目もほとんど出ません。
厳密には艦橋部分にモナカ合わせの分割線が出ますが、私はそのまま処理せず製作しました。
パーツ精度は高いですし、パーツ割も無茶な場所に出ないようになっていますのでそのまま組んでも全く気になりません。
昨日の制作記事に書きました通り甲板右裏に磁石を仕込み飛行状態の機体を浮かせる事が出来ます。
機体との接続は1ミリアルミ線。その基部にはそれぞれネオジム磁石を仕込んでおり、甲板に仕込んだ磁石と強固に接続出るようにしました。
本キットの輸入元クレオスのウェブサイトを先ほど見てみたら「艦載機3機付属」と書かれていますが、実際は3種6機入っていました。
これだけの量が入っているとかなりボリュームがあります。
レキシントン本体。
塗装が単調にならないよう留意して仕上げました。
甲板の黄色いラインや文字類も全て塗装で表現しました。
甲板塗装後、モデルウォッシュで使用感を加えました。
塗装は全て黒立ち上げ。
その上から本体色を塗っていくわけですが、その時下地が見えなくなる程吹くのではなく、下地の黒が要所要所で透けて見えるよう吹き重量感を出しました。
その後タミヤエナメルや AK-Interactive ウェザリングペンシル、 Vallejo モデルウォッシュを用いて更に使用感やダメージを表現していきました。
スポンジチッピングはタミヤエナメルが抜群に威力を発揮します。
縦方向の汚れ表現についてはウェザリングペンシルが圧倒的スピードと表現力を示し他の追随を許しません。
面全体に指向性のフィルターとスミ入れについては Vallejo モデルウォッシュの独壇場となります。
今は各社から大変便利なツールが用意されていますので状況や場面や目的に応じた継投でプラモの表現力を効率的に高める事が出来ます。
リアル指向で行くなら本来は錨やスクリューもなんらかの表現を加えるべきなのでしょうが私はあえてピカピカに仕上げてみました。この対比でメリハリが出ると思ったためです。
喫水線部分で分割出来るのでウォーターライン状態で楽しむ事も出来ます。
本キットに艦載機は3種6機付属していたのですが、うち2種4機は主翼を畳んだ状態との選択式です。
艦載機が6機付いてくるので全部載せると非常に慌ただしい感じになり賑やかで良いです。
艦のプラモは全くの門外漢ですが、 艦載機が飛んでいく様を意識して飾ったりしてなかなかに楽しいです。
空母の知識皆無なんですがいざという時はこんな感じで慌ただしい運用がされていたりしたのでしょうか。
同じ造艦師シリーズのUボートと並べてみました。
SDでもやっぱり空母はでかいです。
台座は共通デザインですので、
一緒に並べたりすると統一感があります。
この辺の見せ方も MENG の設計は余裕があります。モデラー側も安心して製作に没頭出来ます。
Uボート は既に自宅玄関に飾っているので今回のレキシントンも一緒に並べたいと思います。
他のプラモ製作の合間にちょっとずつ作業して一次は作業の途中でやや中断気味になったりしていましたがこうして完成報告する事が出来大変満足しています。
という事で MENG MODEL 造艦師レキシントン完成報告でした。
接着剤不要のスナップフィット、多色整形、高精度なパーツ、高いプレイバリュー等々少ないパーツ数で表現豊かな楽しみ方が出来る名キットだと思います。
私は複数のプラモをあれこれ並行して製作している都合上、今日まで製作していましたが、段取りの良い方なら半日〜2日ほどでそれなりの仕上がりに持っていく事が出来ると思います。週末モデリングに最適な内容となっております。
また SDキットとはいえ、
全長:160mm
全幅:58mm
高さ:80mm
と適度なボリュームがあり、付属する艦載機の充実具合も相まって大変満足度の高い内容となっております。
ガチな船舶模型に挑むのは躊躇するがなんか艦のプラモを気楽に作ってみたいという時等にも良いのではないでしょうか。
初めてプラモに挑戦する方から腕利きの方まで幅広くオススメ出来るプラモです。という事で今回は以上です。