HGUC MS-06F2 ザクF2 〜
部分塗装&簡単フィニッシュの巻。

二年半寝かせたザクF2が11体我が家にあるのですが、そのうちの2体を簡単フィニッシュ/部分塗装/お手軽改造で仕上げました。
この日が来るまで長かった(笑)

ネットでもリアル世界でも今もって最大級の賛辞が贈られている本キット。リリースから随分と時間が経ちましたが本ブログでもいよいよ真打ち登場であります。

日頃バンダイマンセーと謳いながらも内心それなりにプロポーションに関して不満を抱いていることがあったりするのですが(笑)このキットに関しては何も言うことがありません。個人的にはパーフェクトです。

それと合わせ目消しが必要な箇所も肩と脹脛後部にしかありません(+マシンガン二つだけ)!これはかなり気合いの入った内容ですね。

F2がHGUC化されたこと自体が感激でしたが、それ以上に既存のザク系とのプロポーションと整合性を計る為にバランスが変わるということもなく、「0083」設定画に準拠しつつ、更に現代風にスタイリングし直しての立体化は大英断と言っても大げさではないのかも知れませんね。

ザクバズーカ以外の兵装は一通り用意されていますが、今回は「ザクと言えば」のザクマシンガン、「F2と言えば」のMMP-78をメインに制作しております。

股間にはいつも通り3mm穴が開いておりますのでアクションベース等で展示することも可能です。

ヒートホークも付属。形状は良好ですが、軸が細くきっちり持たせたい方は太らせるor持ち手の穴を調整する等の擦り合わせが必要です。本キットの数少ない弱点ですかね。

ちなみに銃口はモールドに沿って開口、スコープのレンズ部分はタミヤの3mmプラ丸棒と軟質2mm丸棒で新造しています。

キットの造形/可動/パーツ分割/成形色は見事なもので、パチ組しただけでも様になります。今回は我が家にある11体の内最初の作例としての2体ということもあり、キットの素性を活かし簡単フィニッシュと極わずかな改造、そして部分塗装にとどめています。

ということで最初の改造ポイントは肘間接にモールドをBMCタガネ0.2mmで追加し密度感を上げました。あと配色はガルグレーをメインに一部成形色とのツートンカラーにしました。ザクは間接やパイプの配色でかなりイメージを調節出来る気がします。

第二の改造ポイント:膝ブロックに隣接する太腿にモールドを追加し、複合装甲的な演出。目立ちませんが自己満足度が高まります(笑)

そして定番のフレア部のうすうす攻撃。まずは袖。

続いて裾。

そしてスパイクアーマー。あと胸部、脚部スリッパ、フロントアーマーに白丸こと「カトキ魚の目」を追加しました。これは3mmプラ丸棒を差し込んでその断面を2mmピンバイスを開口することで対応しました。

頭部はモノアイの点灯と消灯どちらも表現出来るようにしたかったので、モノアイレールの黒い円状のパーツのピンを切り飛ばし、既存のモノアイが造形されている部分に2mm穴を開口、そこにタミヤの軟質透明プラ棒2mmを突き刺し、
裏側をガンダムマーカー赤で塗装するとクリアレッドになります。

更にモノアイレール基部にラピーテープのゴールドを切って貼付けることで光を拾ってかなり輝きが出ます。個人的にF2は消灯状態が好きなのでピンを切っておくことで360度回転させればどちらも表現可能というお得仕様でございます。

腕部はこれくらい可動します。肩は引き出し式ジョイントが入っているので必要にして十分かと。ただし下半身や腰回りは可動が弱いです。こればかりはデザイン上どうしようもないと思います。

グフカスタムと共に出陣!

兄弟のようにパーツ構成はグフカスタムに継承されていることが分かります。私が言うまでもなくF2無くしてHGUC版グフカスタムの成功はなかったのです。

恒例の身体測定。いつものRGガンダムはバラされて手術中ですので次回作のジムスナイパーⅡと。現在ドラケンEの可動化に難航中…

パチ組放置中の連邦仕様版と。こちらは全塗装してグリーンにする予定です。付属品はジオン/連邦ともにシール以外同じで三連ミサイルポッドが左右、ヒートホーク、ハンドグレネード、マシンガン二種、予備ドラムマガジン、穴空き手首左右、左平手、銃持ち手(右のみ)、指揮官用アンテナ付き頭頂部、なんとアップリケアーマー付き頭頂部が付属します。キンバライトで登場したアレです。

やはりジオン系MSは後ろ姿も美しいですね。バックパックも上部スラスター部分は一度くりぬきお助けパーツに置換、メインバーニア基部の間にある○モールドも一度開口し、プラ棒とお助けパーツにて新造しています。

仕事を終え宙を漂うイメージ(笑)

痩せ過ぎず、太すぎず、程よいマッシブさでの立体化となったザクF2、私にとって全ガンプラの中で最高のキットであると断言できます。

発売当時程ではないにしろ2012年現在でも在庫僅少気味で、今でもかなり売れているのではないでしょうか。

散々思い入れを語っておきながら、落下事故で胸部を割ってしまったり(涙)、スミ入れが少し濃過ぎたりといろいろ粗のある杜撰な出来になってしまいましたが、それでも非常に満足しています。

お金に余裕があれば何体でも買いだめしたいキットですが、まずは残る9体をきっちり完成させることを優先させようと思います。

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