X-45を意識した白主体のカラーリングでアクセントに赤と黒を入れて仕上げてみました。機体そのものの異形と合間って思いの外ヤバい雰囲気が出せて大変満足しております。
マーキングはもとよりウォークウェイライン等もデカールで再現するわけですが、カルトグラフの大変優れた品質のものを使用しますので思いの外貼りやすかったです。
久しぶりのカルトでしたが発色・強度・画質・貼り易さ等々やっぱり次元が違います。
大面積の切り出し等も台紙が水を吸って反り繰り返るという事もなく感動しました。
3mm穴を開口し魂STAGE 等の各種汎用スタンドに接続する事が出来ます。
ハッチ内部は赤く塗りました。
不気味さが強調されたと思います。
ハッチの縁は黒く塗り分けました。実機もここは目立つ箇所なので配色は異なれど模型でも再現しておくと情報量がアップしますし見た目も引き締まります。
バンカーバスターは光沢仕上げにして本体とのコントラスト強調しました。
機体上下に3枚ずつ生えているフィン状のブレードアンテナ?はただ接着しただけだと完成後ポッキリ逝きそうだったので0.3mmステンレス線を中に通して接続しております。
フィン状パーツ自体非常に薄く繊細に造形されていますのでドリルでの開口は細心の注意を払って行いました。
付属のカルトグラフデカールは発色良好で細かいロゴや文字も綺麗に印刷されています。
「闘魂」。
米軍は漢字好きですよね。ちょいちょい出てきます。
写真ではわかりにくいですがインテーク内部の黒は光沢仕上げとしてマットな本体とコントラストが際立つようにしています。
ドローンというと地上で人間が操作して使うイメージが強いですがX-47Bは人間の操作を介さず自分で離陸して自分で飛行経路を考えて自分で目標を爆撃して自力で帰ってきます(笑)ちょっと恐ろしい機体です。
予算の都合でX-47Bの開発や試験は打ち切りになりましたが、まあ実際はもっと安くもっとヤバいのを飛ばす算段がついたと見るべきといったところでしょうか。
味方からは頼もしく見えて敵から見たら悪魔にしか見えないシルエット。
同スケールハセガワF-2Bと比較。
X-47Bは無人機ですが爆撃機ということもあり非常に大柄です。
今回も台座を自作しました。
アクションベース2の台座半分を使い自作。
大柄な機体をしっかり支えるために内部にポリパテを充填しずっしりとした重量があります。
本体との接続軸は3mm真鍮線です。
キットに付属していたデカールを貼りました。
本体及び付属品一式。
ということでプラッツ 1/72 X-47B完成報告でした。
私の場合、スケールモデルでオリジナル配色をやると大抵の場合ダダ滑りする事が多いのですが今回は不気味さとカッコ良さと模型的見栄えの両立に成功したと思います。今年作ったプラモの中で最も満足出来る完成度となりました。色々とバリエキットがリリースされているので機会があれば(日程的に着手は数年後になるかと思いますが)また作ってみたいと思います。
今回もヤフオクに出品致しました。
何卒宜しくお願い申し上げます。