モノグラム/バンダイ
1/48 MiG-15 をつくる。


モノグラム(バンザイバンダイマーク付き) 1/48 MiG-15、43年越しに完成しました。


私が生まれる前から積まれてきたプラモですが先ほど完成しました。
私が自宅近所のブックオフで500円で購入するまでの43年間、どんなドラマがあったんでしょうかね。

本キットの元々のオーナーの方にお会いすることはまず叶わないかと思いますがこの場をお借りして無事完成させていただいた旨ご報告させていただきます。


今回も台座を自作しました。


プラ製容器に石膏を充填して台座を作って ABSパイプをぶっ刺すという当ブログお馴染みの手法で製作しました。


本キットには極めて出来の良い立ち姿のフィギュアが付属しますのでそれを活かすべく、台座はビネット風に仕上げています。


取り付け角度にもよりますが、高さ約26.5cm、幅約23cm、奥行き約16cmとなります。


台座及び本体あわせた重量約422.5g。


本体除く支柱 + フィギュア + 台座の重量約341.5g。


台座の重量約338.5g。ずっしりとした重量感があります。


台座の上部はこのようにちょっとした情景風に仕上げています。

天面にエポパテをランダムに盛り、硬化する前に Green Stuff World のローリングピンでパターンを入れ鉄道模型のシーナリー素材を使って植物を表現しました。


台座自体が文鎮的な存在感があります。


この時代のキット付属フィギュアってやたらと造形がしっかりしていて非常に美しいものがあります。ニチモの 1/48 赤とんぼに付属していたフィギュアも今回ほどではないですがかなり造形がしっかりしていて安心して製作出来た記憶があります。


本体。


そのまま作ると尻餅をついてしまいますので15〜17g程度機首周辺に錘を入れました。


その手の指示は一切組立説明書に記述されていないどころか、尻餅対策としてキットに付属する透明な棒を機体後部に突き刺すという仕様になっておりますのでここは制作時に注意が必要です。


コックピットもパイロットも頑張って塗ったのに完成後は殆ど見えません(笑)まぁ毎度の事ですが。着座パイロットは付属しないので手持ちのストックから持ってきました。


第二風防はスライド可動するギミックが搭載されているのですが私は最後まで迷ったのですが接着しました。結構スカスカとスライドするので固定して落ち着けました。第二風防と第一風防はピタリと合いませんがここはビンテージモデルのご愛嬌という事で。。。


上手く撮影出来なかったのが悔やまれますがクリアパーツの透明度は高いです。


アンテナは0.5mm真鍮線を中に通して補強しつつ接着。


右翼のピトー管も同様の手法でガッチリ接着。


影になって見えませんがお尻のノズルもしっかり造形されておりました。


パイロットと記念撮影。


機体下部に3mm穴を開口しておりますので魂STAGE等の市販汎用スタンド各種と接続出来ます。


機首にある三門の機銃の銃口は全て真鍮パイプに置換しております。


久しぶりにハイミロンを敷いて撮ってみました。


閲覧環境によって見え方が多少変わるのかとは思いますがこの写真が現物の発色にちかいです。


ミグは基本的に MiG-21 が好きなんですがこうして完成させると MiG-15 も良いですね。


この悪そうな雰囲気がたまりません。ちょこまか動き回る厄介なタイプです。


本体及び付属品一式。
ドキュメンタリー番組などでは MiG-15 といえばコンパクトな戦闘機という評価がなされますが、そこはまがりなりにもジェット戦闘機なのでレシプロ大戦機と比べれば一回り太ましい機体となります。 1/48 スケールとなると結構なボリュームで完成後の満足感はかなりのものがあります。


という事でモノグラム 1/48 MiG-15 完成報告でした。

全体的に非常に作り易いキットではありますが独特の設計思想が時折顔を見せ少し戸惑ってしまう場面もありましたけれどこうして完成報告出来て大変満足しております。

当ブログではこれまでリンドバーグの 1/48 ヘルキャット、ハセガワの旧キット 1/72 A-10 と中古プラモを何度か作ってきましたが、今後も掘り出し物のプラモを見つけてはしっかり完成させるというコンテンツを展開していきたいと思います。という事で今回は以上です。

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