制作時にお話した「一体は通信兵風に、配色はザクフリッパー風に、そして仕上りの世界観は Ma.K.風に」というコンセプト通り作ってみました。GレコMSVですね(笑)二十数年ぶりのウェザリング仕上げです。
実はもう少し前に完成していたのですが、急遽一般機の背部にシュツルム・ファウストを付けてみようということで駄目押し作業が追加で発生してしまい本日のお披露目と相成りました。
まずはこちらから。
一般機に追加武装でガトリング&シュツルム・ファウストを装備してみました。
ちなみにガトリング砲はドラッツェにおまけとして付属していたものをベースに使用し、シュツルム・ファウストはゾゴックのものを流用しております。
右側面。
左側面。
暗い色で見え難いですがバックパック側面にU・バーニア長方形を取り付けております。
背面。
土壇場で取り付けたシュツルム・ファウストですがなかなか良いアクセントになったと思います。
そしてこちらは通信兵風にしてみた二号機。
「グリモアフリッパー」と呼びたい所ですがフリップはないので「グリモア強行偵察型」と勝手に命名しましたwww
レドームはビルダーズパーツHDのアレです。なんか「的」みたいになっちゃいましたが(笑)通信兵です。雰囲気重視です。
側面。
こちらもレドームパーツや金属パイプ、銅線などを用いてディテールアップしています。
背面。
独特な形状の頭部ですね。折角なので当ブログでも白系にしてみました。
骸骨のようなホッケーマスクのような感じで良い感じで不気味さが漂うデザインです。
頭部バルカンは銃口部にHIQパーツさんの挽き物を装着。
独特な3つ目部分はクリアパーツですが表面にクリアレッドを塗ってみました。
そのせいか裏側に貼ったホログラムシールがあまり目立たず。
どことなく「13日の金曜日」のジェイソンっぽいマスクです。
ご覧の通りエッジ部を中心に汚しを入れました。この作業は本当に面白く、
やりだしたら止まらなくなります。
ピンクのセンサー部はキット付属のシールを使用しています。要所要所に1mm金属球を埋め込みました。
使用デカールはHIQパーツさんの「NCデカール」と「ピクセル迷彩デカール」を数種使い分けました。
レドームの赤レンズは手芸用品店で入手したカットの入ったビーズを使用しています。光をよく拾って輝きます。
今回のような作例だとこういうパーツは浮くかな?と当初懸念しておりましたが問題無く馴染みました。
よくよく考えてみると実際の兵器や武器、工事現場等で使う重機なんかも「汚れている/ダメージを受けていいる部分と、ここだけは傷つけてはいけないor常に綺麗にしていないといけない」部分というものがあると思います。
背中の接続部アップ。
555
銃はこのような感じに仕上げました。
勿論二丁作りました。
銃口はナニワネジさんのアレを付けてみました。当ブログ初登場マテリアルです。
続いてガトリングガン。
こちらの汚しはシルバー系メインでまとめました。
外付けセンサー部はジェスタキャノンを作った時に余ったジェスタの袖パーツを使いました。
レンズはHIQパーツさん「VCドーム」3mmを使用。青、赤二カ所に貼付けました。
外付けセンサーの裏側には「U・バーニア」を装着。その他銅線や挽き物等でディテールアップしています。
完成後無性に取り付けたくなり急遽突貫工事で設置したシュツルム・ファウスト。
勿論取り外せます。
アタッチメントはまさに突貫工事で取り付けました。
接続部分に1mmプラ棒を通して補強しています。真鍮線でも良かったかも知れませんがさして力を加える箇所でもないので問題無いかと思われます。
ウェザリングも溶接後をイメージして行いました。ここの表現がまさに突貫工事といった雰囲気が漂ってとても気に入っております。
両手持ち。
弾頭は真鍮線接続で取り外し可能です。
思いのほかガトリングガンが似合います。
写真には写っていませんがキット付属の銃も普通に持てます。
今度作る事があればチェーンソーなんかも似合いそうですねwww
立て膝はこのような感じに。
ギリギリですがいけます。
続いて二号機のアクションシーンであります。
股間にはいつもの3mm丸穴がありますのでお好みの汎用スタンドを使って展示することが出来ます。
平手は指を一旦根元から全てカット後、角度を付けてから内部に真鍮線を通しつつ表情付けを行い固定しています。キットのままだと少々ピンと張り過ぎな感じがしました。
面倒な作業ではありますが難しい内容ではないのでオススメの作業です。
足裏に肉抜き穴があるのですが今回の穴はちゃんとパターンっぽくなっているように感じたのでそのままにしています。気になる方は埋めた方が良いかも知れません。
本キットに付属する銃はトリガー部分に切り欠きがあるので両手持ちもカンタンに出来ます。
そしてビーム・ワイヤー。
あいにく本編を観ていないのですが凄い武器らしいですね〜
軟質素材で出来ているのでお好きな形に曲げることが出来ます!
私は一本だけ曲げてみました。
ビームサーベルっぽく。私もGレコ一度は視聴せねばなりません。
お尻にはこんな武器が隠されています!
プラズマナイフという名前らしいです。
いかにも海賊や特殊部隊っぽい武器で非常にカッコ良いですね。
二刀流!!
※本キット一体あたり一本のプラズマナイフが付属します。
続いてシールド。
重機っぽい配色にしたくて敢えてこの配色にしました。
自画自賛ですが重量感を表現出来たと思います。一番のお気に入りパーツです。
突撃!
ここから2体編成です!!
こういうポーズを取らせる度に2体作って良かったなと思います。本当はもっと量産したかったですがwww
乱射!!!!!!
ウェザリングし終えた後「やっちまった」感がかなりあったのですがトップコートを吹いてこうして改めて眺めてみると丁度良い塩梅に収まったなと思います。自画自賛の極みです(笑)
私が中学生だった頃、個人的にこの手法に一時期エラくのめり込んで何でもかんでもハゲチョロ塗装していたのを思い出します。ミリタリーものやガンプラ(特に量産機)には非常に相性の良い作業だと思います。
四方八方に撃ちまくる図。
ビーム・ワイヤー二刀流!!
次作る時はチェーンソー持たせるか今回のように勝手にGレコMSVをやって「グリモアキャノン」を作ろうかと思います(笑)
このグリモアというキットは本当に「作っていて楽しかった」のひと言に尽きます。是非また作りたいと思います。
お馴染みザクF2との比較。
今回の塗装や仕上げはEz-SRなんかにもそのまま使えそうです。時間を確保出来れば三機編成で作りたいのですが。。。
最後は付属品一覧と。
ということでHGグリモアでした。当ブログ初のGレコものということもあり本来ならニュートラルに作るべきだったのかも知れませんが暴走してみましたwww
キットそのものは少ないパーツで巧みなパーツ分割と色分け、そして可動範囲が確保されています。特に一部成形色の非光沢処理は素晴らしくパチ組み派の方も納得の仕様となっております。そして銃がどちらの手でも持てるというのはポイント高いのではないでしょうか。
ただ外装多くがKPS製なのでモールドの彫り直しや追加には難儀します。肘、股間の関節も緩くなりがちで実は完成後瞬着で調整しました。
逆を言うとそこさえ抑えておけばほぼ文句無しの良キットと言えます。実際に店頭での売れ行きを見る限りかなり売れているのではないでしょうか。私の通っているお店では100箱以上入荷してましたが一週間持たずに完売しました(笑)
こういう機体がヒットするのは本当に有難いです。どうやらエルフ系機体もキット化されるとのことで当ブログでご紹介する次のGレコものは間違いなくその機体になるかと思います。
さて次回ですが近くウィニングガンダムが出荷されますので出来ればそれまでに完成させておきたいライトニングガンダムを作ります。並行してゾックやクロスボーンなんかも出来たら良いですが師走のこの時期にガンプラタイムを捻出するのは難しいかも知れません。いずれにせよライトニングガンダムを完成させます!ご期待ください。