皆さんお久しぶりです。
随分間が開きましたがHGグリモアもうすぐ完成です。
前回は基本塗装したところで切っていました。そこからデカールを貼っていきました。
HIQパーツさんの新作「NCデカール」がメインで所々同社の「ピクセル迷彩デカール」を使いました。
新しい「NCデカール」は更に実用性が高まりました。個人的に多用しそうなデザインを多めに収録してくれていてとても助かります。信頼のカルトグラフ社による印刷で発色もバッチリです。「発色良し、台紙離れ良し、吸着良し、おまけに殆ど反射無し」と本当に素晴らしい出来です。
同社の「ピクセル迷彩デカール」を使用する際は貼付け時に必ずマークセッター(適宜水で薄めて)を使って柔らかくすることが肝要です。
仕事の都合もありますが更新が遅れた最大の理由が「汚すか否か」でした。で、結局派手にやることに(笑)
まずはトップコートを吹きます。これでやり直しが効くようになります。その後濃い色で塗装したパーツのエッジにシルバー系の塗装で剥げチョロ表現を加えてみました。
勿論この時使う塗料はエナメルです。
でこんな感じになりました。ただこれだけではリアルさに欠けますね。腐食や汚れを加えていきます。私はエナメル黒+白をメインに赤系を加えたり青系を加えたりして本体色と喧嘩しない色を適当に作ってガンガン汚していきます。中学生時以来の作業だったので大変懐かしくエンジョイしながら筆を動かしました。
シールドの表現は特に気に入っています。近所の港湾エリアにある船舶や桟橋、潮風に晒された橋桁、廃車、信号機や工事現場で稼働しているユンボを始めとした工事用重機等がいくらでもあるのでそれらを参考にそれっぽくしていきました。
ということで思いっきりハードボイルドな感じになってしまいましたwwwwwww
ちょっとやり過ぎかも知れませんがつや消し吹いたらなんだかんだ言ってそれなりに纏まるような気もします。それより子供の頃作っていたタミヤの1/35モノを思い出して「今プラモ作ってんだな〜」感が蘇ってきて非常にノスタルジックな気持ちになりました(笑)
ということで折角綺麗に塗ったのに汚すのかと当初は内心モジモジしてましたがやってみると楽しかったですよというご報告でした。
ご覧の通りまだスミ入れもダクトを始めとした部分塗装も終わっていないのでもう少し作業が続きますが今晩やれば明日の晩には完成ですね。いつもと違った作風に仕上がりそうです。ご期待ください。