アカデミー 1/72 Me262 完成報告。


2020年1月の締めは アカデミー科学 1/72 Me262 の完成完成報告となります。


非常に満足しています。


正面。


今回自分好みのカラーリングで塗ってみました。


配色、質感、スケール感、重量感、使用感ほぼほぼ全て当初の意図通りの仕上がりになり大変満足しています。


キット付属の水転写デカールはナンバーとマーキングの一部を使用しました。
安心のカルトグラフ製で大変品質が良いです。


製作中の驚いたのですがキャノピーのクリアパーツの品質が大変素晴らしく、薄くて透明度が高くてパーツ精度もパチピタ状態で完璧であるが故に 1/72 という小スケールながらワンサイズ上の質感を持っています。キャノピーの薄さと透明感のおかげで大きくみえるんですよね。


張り線は当ブログお馴染みMODELKASTENストレッチリギングを使用。0.6号です。


いよいよ品薄になってきましたんでなんとかしなければなりません。もう店頭で見かけなくなって久しくなりました。

私の場合これが無いと大戦機製作は路頭に迷ってしまいますので死活問題です。


それにしてもキャノピー素晴らしい!
巨大感増します。


尻餅をつかないように機首周辺に21グラム以上の錘を詰め込みました。

手に取った時のずっしりとした重量感は金属ならでは、所有感・満足感といったものがあります。


塗装の質感はフリードリヒ・メクセパーの版画みたいなポップさと重量感と明るい挿し色が入っているのにどこか暗鬱な質感といったものをプラモで表現したかったのですが結構良い塩梅でその目論見は達成出来たのではないかと自画自賛しておる最中です。


左翼端のピトー管は0.3mm真鍮線に置換しております。


エアブラシを使ってメゾティント的な表現が出来たと思います。ここ数年スケールモデルでこの手の表現が出来ないかずっと模索してきました。


一通りエアブラシでの塗装が終わった後は AK-Interactive ウェザリングペンシルで空気の流れを書き込みました。もうすっかりスタメン入りしてしまいました。BMCタガネと Rボコ2 とウェザリングペンシルは一度手を出すと手放せませんな。


本来尾翼にはあの忌まわしいマークが入るのですが、私は本キットに付属していた別のマークを貼り付けました。プラモを作り始めてかれこれ35年前後経ちましたが一度もあのマークを貼った事がないです。

博物館や大学などから資料として学術的な必要性をかられて製作依頼を請けるような事が(私に声がかかるわけないですがそんな事でも)ない限りこのスタンスは変わらないと思います。


昨年のクリスマスにいただいた Rボコ2 は今回も大活躍しており自分で言うのもなんですが合わせ目がどこにあったのかわからなくなるほど美しく消せたと思います。もう Rボコ2 は手放せませんねぇ。


今回も機体下部に3mm丸穴を開口しておきましたんで魂STAGE 等の汎用スタンドに接続出来ます。


今回スタンドを自作しました。
台座はいつもよりちょっとお高い良い木材を使用しております。完全に一点ものです。


この状態で飾った時は概ね高さ約17cm、幅約16.5cmくらいとなります。


デジカメで撮影すると台座の木材に引っ張られて色味が変わってしまいました。

機体そのものの実物の発色は当記事前半部の色味の方が近いと思います。まあこれは閲覧環境などでも発色の具合は変わってくるでしょうから気にし出すとキリがなくて時として不毛な話になりがちです。


ただ製作した側からすると色味が変わってしまうのは気になりまして結構悩みの種なんですよね。。

今回はまだ良いですが紫とか微妙な淡い藤色だとか青系ピンク系は大変撮影が難しいです。

私自身カメラは全くの素人なのでブログ開設8年目にしていつも苦戦します。鳥や草花や昆虫などを撮影している人達は更に難しいでしょうね。


Me262 本体の取り付けは3mm軸なのでこのよう360度回転させ自由に位置決めする事が出来ます。


この自作スタンドは木製台座の天面に6mm系の ABS シャフトを打ち込み二液性エポキシ接着剤でガッチガチに固定しています。

ABS シャフト先端にはタミヤのマガルソフトプラ棒3mm径を挿し込んでおりそれを用いて Me262 本体に接続します。


機体下部左側に生えているアンテナはキットのパーツを使ってはいますが取り付け部分に0.3mm真鍮線を打ち込んで補強しております。

完成後のポロリや破損対策です。このひと手間を加える事で完成後の安心感が高まりますのでやる価値があります。


自作スタンドの取り付け軸は奥まで刺さず黄色い丸で囲んだ部分あたりまで刺し込めば自然にフィットししっかり保持します。


せっかくなんで 1/72 同士で色々絡めてみましょうか。


1/72 ホルテン
ドイツレベルの Go229です。有難い事に頂き物でして当時楽しく製作しました。これはもう宝物でして仕事場では額に飾っています。


1/72 P51D マスタング。


こちらはモデルキット999です。
定価999円の安いプラモですが非常に良く出来ていますので気軽にトライ出来ます。このシリーズはどれも本当にオススメです。


それにしてもこの頃の私銀塗装うめえな!どうやって塗ったんだ(笑)


モデルキット999シリーズはまだまだ大量に色々積んでますんで折りを見てまた何か作ってみましょうかね。パイロットフィギュアも付いてますしマーキングの類は勿論水転写デカールです。


ちょっと並べてみましたよ。


いろいろ完成品が揃ってくるとこうやって同スケール毎、同じ時代毎に並べると大変な満足感を得る事が出来ます。

去年までは積むのが楽しかったんですが昨年11月くらいから兎に角どんどん完成させたいという欲求が強くなってきた気がします。もともと多作な部類なんでしょうけれど、数と質を上げていきたいのです。

ちなみに今月はひとつもプラモを買ってません。
当ブログ今年で8年目ですけどこんな事未だ嘗てないです。
もう足の踏み場もないほどプラモが貯まってしまい欲しいキットは大体製作したか積んでいるかという状態なのもあります。どこまで拘って時間を掛けるかにもよりますが下手すりゃ一生分あるかも知れません(笑)

正直私自身もう景気が良い事は出来そうにないですし折角手に入れたりいただいたプラモをまずは自分の手でひとつずつ確実に完成させていきたいと思います。


本体および自作スタンド。


という事で アカデミー科学 1/72 Me262 完成報告でした。

今回もヤフオクに出品致しました。何卒宜しくお願い申し上げます。

尾翼周辺などはちょっと独特なパーツ構成をしている箇所があり少し手こずりましたが組み易さと精密さのバランスが素晴らしいキットです。

このスケールになってくるとキャノピーと胴体のパーツ精度が怪しくなったりしがちですが本キットは吸い付くように第一風防〜第二風防〜第三風防が胴体にピタリと吸い付くようにフィットします。まさにパチピタです。

当ブログでアカデミーのプラモはこれで3体目になりますがキャノピーの精度がどれも素晴らしいです。

あとモールドの彫りの深さと幅は個人的にまさに理想のスジボリといった感じで細くて浅いモールドとも逆にダルダルの運河彫りとも無縁の精悍なモールドが走ります。これも今まで作ってきた同社のキット全てに当てはまります。

モールドが精悍だと最終的に完成した時の佇まいも非常にシャープなものになります。今後も アカデミー科学 のプラモはあれこれ手を出してみたいと思います。

今月は
・BANDAI SPIRITS RE/100 ザクII改
・MENG MODEL 造艦師 Uボート VII型
・ハセガワ 1/72 A-10 (旧キット)
・アカデミー科学 1/72 F-15E ストライクイーグル
・バンダイ 1/100 フルメカニクス ガンダムグシオン
・アカデミー科学 1/72 Me262

と6体完成させる事が出来ました。

本当はタミヤの 1/35 ヘッツァーまで月内完成させたかったのですが仕上がり重視でここまでとしました。6体全て仕上がりに満足しています。

あと記事の投稿は今月は1日1件投稿する事が出来ました。これも8年目にして初の快挙です。
特に意識しているわけでも公約に掲げているわけでもありませんが来月も可能な限り毎日投稿出来るようにしたいと思います。という事で今回は以上です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください