
今回はMG オリジン版ガンダムの完成報告です。
今回からクレオスL7での塗装環境を導入しました。今回は旧来の塗装とハイブリッド仕上げです。

今年最初の完成品は簡単フィニッシュのタイ・アドバンストに譲りましたが最初のガンプラ完成品はこのガンダムです。

正面。
随分長いことガンプラを作ってきましたがMGのガンダムは今回初めて作りました。

オリジン版ということでショルダーキャノンが特徴的です。

斜め上から見下ろすアングル。

背面。

ロボットは顔が命とよく言われますが今回私が本キットに手を出したのも顔が気に入ったというところがあります。ツインアイ部分も別パーツ化されている徹底ぶりで私は塗装しましたが別売のLEDユニットで光らせたい方向けにクリアパーツのツインアイも付属していました。
殆ど分かりませんが眉間の黒いパーツにもかなり細かいモールドが彫られています。非常に芸の細かい良キットです。

素朴さとカッコ良さと無表情な殺人マシンの表情が旨く纏まっているかと思います。

横顔。

頭部バルカンは別パーツ、マスク部のへの字スリットは開口されていて頬のダクトも開口されています。

胸部?肩部?のガトリングガンの蓋は折角なのでオリジン版らしく黄色にしました。

今回も要所要所に1mm金属球を埋め込んでいます。
赤い連邦マークは我が家で貴重なガンダムデカールです。もうちょっと安定供給してくれると有難いのですが。。。

付属のデカールはテトロンシールなのでマーキング関連はHIQパーツの水転写デカールを多用しました。右肩の「EFSF」は付属のテトロンシールです。
マット地のテトロンシールを貼る時は仕上げトップコートを吹いた後ではると綺麗に馴染みます。

胸部、腹部周辺。
赤いパーツは白サフを吹いた上にクレオスのモンザレッドを吹いた後エッジ部分にガイアノーツの純色マゼンタを薄く吹いていますが殆ど分からないです(笑)自己満足ポイントとなりました。

前腕も色々特徴的な意匠が散りばめられていて新鮮さがありました。
ガンメタ部分は黒サフの上にライトガンメタルで光沢仕上げ、関節部分はガイアの「メカサフ」ヘヴィを主に使っています。

バックパックもちょこちょこ塗り分けています。

バーニアは黒サフの上にスターブライトジュラルミンです。非常に満足出来る金属感が出ました。気部が面白い造りになっており複雑な可動をします。フィンも動きます。

ショルダーキャノンはジョイント部の可動が秀逸で無理無く色んな角度に向けることが出来ます。

センサーは付属のホイルシールの上にオーロラデカールを貼りました。

胸部ガトリング。
MGなので勿論差替え無しです!細かいパーツですがしっかり造形されており感動しました。

コクピットハッチは面白い方向に開きます。
付属する同スケールのアムロ・レイは着座状態、素立ちと二種付属。
当ブログではここは無塗装です。

腰部装甲は画期的な可動機構が仕込まれております。

左太腿のホワイトベースマーキングは付属のテトロンシールです。

あっさりし過ぎず、かといって五月蝿過ぎることもない程よい塩梅のモールドが走っています。BMCタガネで彫り直してスミが流れ易いようにしておきました。

足は小ぶりです。

スリッパは薄いです。

足の裏も複雑なデザインで隙がありません。

可動デモ。

実によく動きます。
肩基部の可動バリエーションの豊富さ、腹部のスイング機構、腰部装甲と足の付け根の逃がし方が極めて秀逸です。

ただしこの膝パーツ周辺の可動部が足を曲げた時に非常に目立つ癖のある外見なので好き嫌いが分かれそうです。

超絶可動の本キットですが特に肩の可動範囲は極めて優秀です。

肩周辺の可動。

前後ともに引き出し機構があるので胸を張るようなポーズも肩を入れるようなポーズも得意です。

伝統的なガンダムのビームライフル。
もともとおもちゃっぽいデザインでしたが細かいパーツ割りや秀逸なアレンジのお陰でオリジナルのテイストを残しつつもハードな密度感もあって非常にバランスの良い出来です。
おまけにサイジングも大きめで見栄えがします。

そしてバズーカ。
これもご覧の通りの出来で素晴らしいです。

そしてオリジン版?ビームライフル。
無骨でカッコ良いです。

シールドは下側が伸びています。
まさに「似て非なる」独特なデザインで面白いです。

ビームライフルを持たせてみました。

腰回りの可動ポイントの造りが非常に優秀で自然な捻りを加えることが出来ます。

武装は全て大きめに造形されており迫力満点です。

専用の接続パーツを用いてアクションベース1に接続出来ます。塗装剥げ対策として接続パーツは未塗装にしています。

両手持ちもバッチリです。

前腕部のバルカンもオリジン版ならではです。

「EFSF」部分はガンダムデカール、その下ふたつはHIQパーツのものです。

こちらの数字デカールはウェーブのものです。

裏面はこのような感じになっています。接続基部はスライド移動します。マーキングには一部付属のテトロンシールを貼ってみました。

シールドの取り付け方法が実にしっかりしていて頼もしい造りです。
ハンドルで握らせることも出来ますが手首をフリーにしても問題無く保持出来ます。

シールドを天地逆に持たせるのがオリジン版の特徴ということらしいですがこれもカッコ良いですね。

オリジン版のガンダムをMG化した以上、オリジン版ザクもいずれは1/100化されるのでしょうか。

ビームサーベル。

こちらもエモーションマニピュレーターでしっかりホールド出来ます。

当ブログではターンエックスに始まりHi-νガンダム Ver.Ka、ガンダムMk-III、キュベレイMk-IIときて今回六体目の1/100スケールのガンプラとなりました。

ビームサーベルを二本取り付けてシールドの天地を戻せば従来のガンダム風兵装になります。

いつか2.0ベースのフルアーマーガンダムか3.0を作ってみたいと思います。

これはこれでやはり良いもんです。

おっと忘れていました。
本キットには面白いパーツが付属します。発射状態を表現するエフェクトパーツです。

最初見た時は被弾しているのかと思いましたが発射しています(笑)

造型も細かくてよく出来ています。今後もこういったオマケパーツが付属してくれると楽しみが増えますね。

ビームサーベルの刃は勿論二本付属します。

爪先の可動。

更に踵まで!
リーボックとかでこういう靴がありますよね。
この写真を見ていたら欲しくなってきました(笑)

ビームサーベル刃はクリアレッドを吹いた後、根元部分にクリアーイエローを吹いてグラデーション気味にしています。

バズーカ。

サイズ、パーツ分け共に優秀です。

これもエモーションマニピュレーターでしっかりホールド。

腋に挟むような持ち方もバッチリです。

勿論左右どちらの手でも持てます。

サイドアーマーの可動もまた秀逸です。引き込まれるような構造になっており開脚時の妨げになりません。

こちらはオリジン版ビームライフル。
正式な名称等は不勉強で存じ上げませんが無骨なデザインで素晴らしいです。

カクカクしたデザインなのに不意に曲面が絡んでいたりしてなかなかセクシーな武器です。

フォアグリップ?は展開します。
内側を金色にしてアクセントにしてみました。

ラストシューティングっぽく。

フル装備。

バズーカをお尻に懸架出来ます。

ビームライフルも同様。

こちらのビームライフルも勿論いけます。

シールドの裏にビームライフルを取り付けることが出来ます。

両手持ち。
撮影しそびれましたが手持ち武器は全て左右どちらの手でも持てます。

付属品一式。

ということでMGオリジン版ガンダムの完成報告でした。色分け、パーツ構成、材質の使い分け、スタイリング、可動、頑丈さどれをとってもハイレベルなスーパーキットです。
そして今年最初のガンプラ完成品がガンダムとなりました。どちらかというとヒールっぽいメカを愛好する当ブログとしては極めて珍しい展開です。今年はより幅広いチョイスでプラモライフを楽しみたいと思います。
本業と両立することが出来るか非常に心配でしたがこうして無事に完成報告が出来ました。普段1/144メインでやっていますが1/100も楽しいですね。最近このスケールの魅力に惹かれだしてきました。
さて次回ですがやっぱりキマリスですかねえ。
REVIVE版Mk-IIの進捗報告なども有り得ます。MGV2のパチ組みも開始したいでしグシオンも作り込みたいところです。クタン+バルバトスも止まっていますので再開したいです。今述べたすべてのキットがどれもガンダムタイプというのも当ブログとしては異例中の異例です(笑)面白い展開になってきました。ガンプラ以外のキットのパチ組みレビューも幾つかネタがあります。ということでご期待ください。
オリジンガンダム、期待しておりました。
脚のつながりがきれいですよね。(膝を伸ばしてれば。)
MkⅡも期待しています!
コメント有難う御座います!
膝は好き嫌いが分かれそうですよね〜
REVIVE版Mk-IIは昨晩パーツ洗浄を行ないましたので近日塗装致します。
ブランク期間を入れれば三十年ほどガンプラをやっていますが今回が初のMk-IIとなります。
まだ作ったことがないモビルスーツが結構あるので今年は色々トライしてみたいと思いますので今後とも何卒宜しくお願い申し上げます!