キット自体の出来が非常に良いので発色にかなりこだわりました。
濃いグレーというより紫がかった濃紺っぽい色味を出したかったんですがその色をベタ塗りするような感じはなくあちこち細かくグラデーションがかかったような発色を目指しました。
一言で書くと箱絵の雰囲気を目指しました。
非常に色気のある発色をしていてこれに一目惚れして先月下旬店頭で買ってきました。半額セールだったというのもありますが(笑)現在は流石に品切れのようです。
非常に内容が素晴らしいプラモでビギナーの方からハイエンドモデラーの方まで幅広くお楽しみいただけるプラモだと思います。
紫系の塗料はデジカメでの撮影が難しく、ちょっとこの写真は実物よりパサついた色味に見えます。
この写真あたりから実物に近いです。
ちょっとした光の当たり具合で写真の色味や質感が大幅に変わってしまうので紫〜ピンク〜青系やキツめのグリーン系などはデジカメで撮影する時骨が折れます。
キャノピーは極めて透明度が高いです。
パーツの精度も高くピタリと嵌ります。
前脚のライトは塗装後ウェーブのHアイズを装着。
今回も機体下部に3mm丸穴を設けましたので魂STAGE 等の市販汎用スタンド各種と接続出来ます。
今回もエアブラシでグラデーション塗装後 AK-Interactive のウェザリングペンシルで表情付けを行っています。今回は久しぶりに同社のパネライなーも活躍してます。
ウェポン類のスカイブルーや黄色いラインは全て塗装で表現しております。
今回も自作スタンドを製作してみました。渋い材が手に入ったので何やらダンディな雰囲気です。
木製台座にABSパイプを刺しその内部には3mm真鍮線を通して木製台座と接続しています。機体との接続はタミヤの曲がるソフトプラ棒3mm径を使用しています。
手元にある同スケール米軍機を並べてみました。
ブラックバードは特別デカイですが A-10 は横幅が広く、F-15E は縦方向に結構長いです。
F-15系の機体はスマートなルックスなので錯覚しがちですが機体そのものはかなり大柄です。
本キットも全長約260mm程あります。
本体および付属品。
という事でアカデミー科学 1/72 F-15E 完成報告でした。
今回もヤフオクに出品致しました。何卒宜しくお願い申し上げます。
非常にシャープな造形でモールドもリベット跡もびっしり細かく彫り込まれていてかなり本格的な出で立ちなのですが、実はこれスナップフィットモデルです。
要するにガンプラ感覚で接着剤を使わずに(ガンプラもそうですが細かいパーツなどは使った方が良いと思います)組み立てる事が出来ます。
合わせ目消しが必要なのは機首とウェポン類の一部くらいです。
人型ロボットのように関節可動させる場所はないの分ガンプラより組立てそのものはシンプルです。RG やMGや込み入った最近のHGが組める方ならどなたでも楽しめます。整形色は濃いめのグレーとキャノピーのクリアパーツ整形となっております。パーツ精度は極めて高く嵌合や組み付けでモヤモヤする箇所はありませんでした。
組み立て易い分塗装に注力出来ますから筆やエアブラシ等で塗装に挑戦するにもうってつけです。
ハイエンドモデラーの方にはもちろんのこと、たまにはスケールモデルでもやってみようか、でも敷居が高そうだという方にこそ特にオススメしたい逸品です。店頭で見かけた際は是非。