今年の初めに家人からもらった HGUC リアルタイプザク完成しました。
ガンダムベースにて店頭販売されています。
昭和感強めの配色で仕上げました。
仕事場の目立つ場所に飾ろうと思います。
台座も自作しました。
本体は随分前に完成していたのですが台座が後手に回って先ほど完成しました。
台座は当ブログお馴染み和泉化成株式會社のプラスチックケースを使用しています。
いつもは石膏を充填していたのですが今回は試験的に石粉粘度を詰めてみました。
結果的にはコスト高だったのでまた石膏に戻ると思います。どちらも乾燥に時間がかかるという弱点があり充填素材の選定に関しては今後も絶えずあらゆるマテリアルを模索していきたいと思います。
台座には支柱を打ち込みしっかり固定出来るようにしています。
撮影し忘れましたが台座の裏にはゴム足を四箇所装着しています。
モノアイは今回も塗装で表現。
モノアイレール下部にあったレバーは根本からカットし頭頂部ヘルメットを取り外して360度回転する仕様に変更。
これによりモノアイの可動範囲が大幅にアップしただけでなく、頭部をいちいち取り外す必要がないため顎のタコ口を破損させるリスクも解消されました。
この改修によって消灯状態も楽しめます。
ザクはモノアイ消灯状態もカッコ良いです。
あと本キットはそのまま組むとこのようにザクマシンガンを自然に持たせる事が出来ずこのように不自然に銃口が外を向いてしまいます。
という事で今回はザクマシンガンのストック部分を大幅に削り込んでその問題を解消しました。
また前腕部の合わせ目はぱち組み時かなり目立ちますがそのままだと綺麗にやすりがけする事が困難なため後ハメ加工して確実に消しました。
前腕手首側に設けられていたロール軸はプロポーションを殺しますしプラ同士すぐ摩耗してスカスカに垂れ下がって見苦しいので接着しラインを繋げました。
これらの HGUC 234固有の問題を今回完全に克服出来たため今後はアグレッシブにこのキットを量産したり出来るようになりました。今年緑色の量産型ザクが出るそうなので2〜3体は作りたいと考えております。
ザクマシンガンのセンサー部分にはガラスパーツを埋め込み。
足裏は肉抜き穴も無く美しく造形されているのでそれに沿って塗り分け。
これでこそHG=ハイグレードです。
HGを謡ったキットで足裏の肉抜き穴なんか見たくないですね。
立て膝も美しく決まります。
ザクマシンガンのストックの幅を自然な厚さにまで削り込む事で干渉ポイントが激減し、あらゆるポーズが自然に決まるようになります。
背景に溶け込んで見え難い写真になってしまいましたがヒートホークも付属します。
写真ではパサついて写っていますが実際は光沢感のある塗装で仕上げました。
刃の部分は塗り分けています。
本キットには銃持ち手が左右分付属しています。これは本当に有難いです。HGの標準装備として欲しいくらいです。
これに加えて穴の空いていない完全な握り拳が付属していたら手首に関してはもう言う事無しだったんですがね。
ザクバズーカ。
これも HGUC 06Rの武器ランナー流用です。
非常にハンドリングし易い造りとなっています。
センサー部分にガラスパーツ埋め込み。
専用アタッチメントを介してヒートホークを各所に懸架出来ます。
予備の弾道はそのまま各所にマウント出来ます。
今回キット付属のラインデカールをそのまま貼り付けましたが、非常に品質が高く安心して使えました。
頭部アンテナの二重白線などは非常に面積が小さく且つ折れ曲がった箇所に貼り付けるので当初貼れるかどうか心配でしたが綺麗に貼れました。
アンテナなどはシャープ化した都合上貼り付け面積が小さくなった筈なので透明余白だけでなく若干食い気味に両端をカットして貼る事で余計なゴワツキも生じる事無く貼れています。
全ての水転写デカールはマークセッターを塗布してから貼り付けています。
今回念願のハゲ頭ヘルメットが付属します。
HGUC 234とのパーツ差異はこことバックパックの内部パーツという事になります。小さい変化ですが大きな差となります。
やっぱり丸い頭も良いです。改めてノーマルヘルメットの重要性を実感します。繰り返しになりますが今年リリースされるという量産型版が今から楽しみです。
HGUC 234ベースという事でそのまま組むと個人的にはどうにも納得出来ない箇所がいくつかあったのですが今回はそれら全て解消して納得のゆく形で完成させる事が出来たので非常に満足しています。
再現性のある形でトラブルシューティング出来たので今後のHGUC 234リデコキットに都度対応出来ると思います。という事で今回は以上です。