0.3mmダブルアクションのハンドピースのOリング破損で暫く飛行機プラモから離れてブランクが出来てしまいましたが今回の完成報告が復帰第一弾となります。
今回の塗装もメタリック仕上げにしてみました。
実機はペンキベタ塗りだったのかもしれませんが、箱絵の光り輝く機体のイメージを自分なりに表現したかったためこのような質感にしてみました。
識別帯は水転写デカールに収録されていないのでマスキングして塗装で表現しました。
非常に模型映え、立体映えする不思議な外見をしています。
こんなスペシャルな機体が地元福岡に存在していたのかと思うと胸が熱くなります。
以前同社の 1/48 版を作りましたが、 1/72 はそれに比べてスリムなフォルムにアレンジされています。
コルセアとかもそうなんですが、ハセガワが 1/48 と 1/72 で見せ方を変えてきます。特にずんぐりした体型の機体でその傾向は顕著となります。
手の平サイズの 1/72 ではそのまま縮小してずんぐりさせるよりも、より精悍なアレンジを加えた方がその機体の魅力を引き出せるという判断なのではないでしょうか。私は英断だと思います。
プロペラ〜スピンナーはキットのままだと些か不安定な取り付け方法だったので取り付け方法を変更しつつ可動化しておきました。
今回はいつもと違う台座を用意してみました。
飛行機プラモを立体的に展示する事に関して当ブログでは多大な時間を費やしており今後も色々試していきたいと思います。
久しぶりにハイミロンを背景に敷いてみました。
シルエットをより明確に捉える事が出来ます。
機体下面に3ミリ丸穴を開口しましたので魂STAGE等の市販汎用スタンド各種に接続する事が出来ます。
風防の接着とマスキングは共に成功しました。
クリアパーツの接着は最近セメダイン社の「ハイグレード模型用」を使うようになったのですが、これは本当に素晴らしいですね。
今まで使ってきた二液性エポキシ接着剤は調合が手間ですし単価も高く、その特性上調合時にどうしてもロスが出たりしていたのですが、こちらはチューブから直接要る分だけ使えますし透明度も極めて高く接着力もしっかりしています。もはや手放せないアイテムとなりました。
既に使われているという方も多いのかも知れませんが飛行機モデルやカーモデルなどクリアパーツの接着から逃げられない宿命を持つプラモを作られる方には特にオススメです。
ピトー管は真鍮パイプと真鍮線に置換。
プロペラは可動化。
本体との接続はタミヤの曲がるソフトプラ棒2ミリを使用し摩耗にも強いです。
機体下面のアンテナは内部に0.3ミリ真鍮線を通し本体とがっちり接続。
本体及び付属品一式。
という事でハセガワ 1/72 震電完成報告でした。
今回もヤフオクに出品致しました。何卒宜しくお願い申し上げます。
随分久しぶりに飛行機プラモを作る事が出来て非常に満足しております。そろそろ折り返し地点に差し掛かりましたが今月もあれこれトライしていきたいと思います。という事で今回は以上です。