昨日投稿したかったのですが、力及ばず間に合いませんでした。
タミレリ F-35B も少しずつ進捗しております。
ウェポン類も結構アンダーゲートが多用されていて着手するまでは結構億劫だったのですが、プラの質感が適度な硬さ(硬すぎることもない)でニッパーで該当箇所をカットして軽くヤスればパチピタでした。
後付けする小さなフィンも全てパチピタでした。パーツ精度は極めて高いです。今まで最も作りやすいペイヴウェイでした。単品販売して欲しいくらいです。
主翼後方のフラッペロンは別パーツ。
ここはゲートがパーツ側の造形と一体化しつつあるように見えて切り出しに迷いますが、
光に翳して慎重に整形すれば問題ありません。
パイロン関連のゲート位置は実に良く考え抜かれていて原則ゲート跡が完成後表に出ません。
ランナー毎塗装しちゃってくださいと言わんばかりパーツ構成で造形もシャープでパーティングラインはエッジ頂点に重なるため私はごく一部の処理だけ済ませてしまえば全く気になりませんでした。
F-35B 最大の特徴であるリフトファンと補助インテークですが、
選択式で閉めた状態にも出来ます。
補助インテークのパネルもピタりと嵌り気持ちが良いです。
私は開いた状態で製作しますので今回の投稿が見納めとなります。パーツ精度極めて高いです。
リフトファンの蓋には裏面に接続ピンが生えている都合上、表に小さなヒケが出ます。
小さなヒケですが、それ故に結構目立ちますのでラッカーパテで埋めておきました。
この段階で接着出来るものはバンバン接着していきます。
いずれも精度高くピタりと吸い付くように納まります。
キャノピーもマスクしていきましょうか。
照明に翳しながら窓枠の輪郭をデザインナイフでトレース。
今回は約7分で行いました。
塗料が回り込まないように内側にマスキングパテを詰めました。
パイロットはタミヤ製。
こんな感じで足裏に生えるランナーを残しておけば持ち手として使えます。設計に余裕を感じます。誠にナイスです。
座席も作っていきます。
計器盤の上にある台形部分は一見整形不良に見えますが、この台形そのものがゲートみたいなもので、
根こそぎ削り落として平らにして使用します。
今回の作業で仮組み状態の F-35B に尾翼を付ける事が出来ました。
非常に精悍で誠にカッコ良いです。
結構パーツ数は多いのですが、ゲートの位置からして練りに寝られて作られている事が組み始めてわかってきました。
今までイタレリと言えばヌルい造形やべぇパーツ精度、パーツ番号の無いランナー( 1/72 ブルムベアなど、恐らく他社金型引き揚げなのでしょうが)とロクなイメージがなかったのですが、私の考えを改めねばなりません。
造形、パーツ精度、組み易さ、調整箇所ほぼゼロといった具合にかなりモダンな今風のプラモとなっております。という事で今回は以上です。