HGUC ドラッツェ 完成報告。


個人的にはかなり満足出来る仕上がりとなりました。


本キットは2017年以来の完成となります。


本キットのシルエットは非常に美しくプロポーションに関しては手を加える箇所はありません。


当初水色一色で塗装していましたが、いざ仮組みしてみると流石にまずいと思えるほど単調になってしまったので、


急遽HIQパーツのヘックス迷彩マスキングを活用し脚部と背部スタビライザーにアクセントを加えました。


プロポーションはいじっていませんが、後ハメ加工やディテールアップは行いましたので後述していきます。


通常の人型MSだったら脚部に相当するプロペラント・タンク/スラスターユニットはかなり長大で設定上の全長はなんと29.8mという破格の長さ。

(劇中)同時代の機体と並べてみました。
このF2はキット発売当時の2010年にスプレー缶で塗装したものでして、色味等まったく納得出来ていないので塗装を落として改めて完成報告したいと思っております。それにしても完璧な造形で個人的には最も美しいザクだと思います。


モノアイは付属のシールではなく手芸用貼り付けガラスを装着。立体感、発色共に段違いの仕上がりとなっております。


モノアイがきらりと輝きます。
非常に小さいスペースなので流石に固定で仕上げました。

あと背部バックパックに生えているアンテナは真鍮線と真鍮パイプに置換しました。


アンテナ関連はプラのままより真鍮線などに置換すると外見もシャープになりますし強度も大幅に向上します。


アンテナ先端は赤く塗ってアクセントとしました。


背部スタビライザー先端にある放電索?も真鍮線に置換。


こちらも左右とも先端を赤く塗ってアクセントに。


ヘックス迷彩とJPNデカール共にHIQパーツ社のアイテムです。


HIQパーツ社からはここぞという時に非常に効果的なアイテムが次から次へとリリースされます。


「試」はHIQパーツのJPNデカール。
隣の119ステンシルはスケモ製作時に余剰となったナンバーを使用しました。 1/48 ベアキャットのものです。


本体の塗装は水色がクレオス392、濃いやや赤みのある紺がクレオス393。共にソ連機カラーとして開発された塗料ですが、キャラもの or スケモ、陣営問わず私は多用しています。色気のある素晴らしい塗料だと思います。


本体はEXクリアープレミアムによるマット仕上げですが、要所要所にメタリックカラーを用いて光沢感を出しマテリアルの違いを塗装で表現しました。


この状態で概ね24cmとなります。破格の長大さです。


スラスターユニットのノズルは挟み込み構造で無理して後ハメ加工せずマスキングして認定強く塗料を吹き付けました。


付属のスタンドは非常に高性能で柔軟で立体的な展示が可能です。


シールドを装着してみました。


シールド裏に仕込まれているビームサーベル刃はキット付属のものを使用せず忍パルスビームズを使用しました。


エフェクトの演技が派手なので取り付けるだけで動きのあるディスプレイが可能となります。


なかなか良い感じなんじゃないですかね、私は非常に気に入っております。


それにしてもドラッツェが HGUC 化(2011年)されるなんて誠に夢のようです。


0083視聴時私はまだ子供でしたがいつガンプラが出るのかと模型店に通い続けていましたが待てど暮らせどドラッツェどころかザクF2もトローペンもキット化されずがっかりした記憶が蘇ります。0083が発表されていた頃のガンプラはまさに暗黒時代でしたから。


それから20年近く経って HGUC ザクF2が完璧な造形かつ完璧なパーツ構成でリリースされその翌年にはこのドラッツェです。2010年代は HGUC まさに黄金時代でした。


制作記事にも書きましたが股間のBJが緩くそのままだと思くて長いプロペラント・タンクが垂れ下がってしまってまともにポーズを取らせる事が出来なかったのでボールを太らせて関節の渋さを調整し充分な保持力を確保ました。


右前腕通常のザクの腕にするか本制作物のようにバルカンと一体化したものを洗濯して製作する使用で私が劇中で登場したバルカン砲と一体化した前腕パーツをしようしました。


バルカン砲一体方の前腕は肘関節を挟み込む構造であるため、


あと本キットは当ブログ初の5ミリ径シングルアクションハンドピースで塗装しました。

長年愛用してきた0.3ミリ径ハンドピースが修理が必要な状態となってしまい当面0.5ミリシングルアクションで塗っていきますが、ガンプラやカーモデルのようなベタ塗り系ジャンルには強いですね。

HGUC ネオジオングのような大面積の塗装にも絶大な威力を発揮します。そしてサフ吹きはこちらの方が圧倒的にやり易いです。なんでもっと早くこれを使わなかったのかと思いました。

但しシングルアクション且つ大口径なので塗料の消費ペースが一気に加してしまいますし、トリガーを引けばいきなり塗料が出ます。シングルアクションですからね。

そして東京はもとより私が住んでいる福岡も緊急事態宣言が明後日出ますので。修理に出しても即リペア → 発送という展開を期待するのは流石に現実的ではないですし、今私のハンドピースを急いで発送するのも少々ご時世を見誤っているような気がしますので当面手持ちの0.5ミリ径で勝負していきます。

ただそれだとどうしても 1/72 1/48 飛行機モデルの細かい塗装は現実的に厳しい状況に陥るケースも出てくるかと思いますので当面ガンプラ、カーモデル、その他キャラもの、可能であれば船舶等にシフトして6月に入って宣言が解除されたらリペアに出すか同じ0.3ミリ径の機種を新たに購入するか決めようと思います。


本体及び付属品一式。


という事で HGUC ドラッツェ完成報告でした。
今回もヤフオクに出品致しました。

非常にカッコ良く極めて個性的なデザインのMSで誠に立体映えします。

付属のスタンドも高性能で単品販売して欲しいほど優れています。合わせ目消しもマスキングも後ハメ加工も関節の渋さを調整すべき箇所もディテールアップの余地も配色の難しさもあり、モデラーの技量や表現力があらゆる方向から問われます。

要するにプラモとして完璧なキットであるわけす。随分久しぶりにこのプラモを作りましたが本当に楽しかったです。仕上がりにも大変満足しています。という事で今回は以上です。

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