深夜の時間を使って作業で制作を続けてきたHGUCズゴックですが、ようやく完成です。
4年以上放置していたキットが日の目を見たというのは良い事でしたが、とにかく今回は反省点が多かったです。。。
公約通り、プロポーションの変更やディテールアップ等今回はほぼ全身にわたって手を加えています。
ただ、ある程度仕様を満たしはしたものの、とにかくいろいろとクオリティが低くなってしまいました。。。
それだけ素のキットが偉大だったという事でしょうね。余計なことをし過ぎました(泣)
まずはカラーはオリジナルに変更。
といっても殆ど缶スプレーです。
- 胴体:ネイビーブルー(濃い部分)、ニュートラルグレー(ベルト等)、ベースホワイトまんま(白帯部分)
- 蛇腹:ガルグレー、オリジナルのスジ掘り部分の色は整形色をそのまま利用しました。
- 脚部&前腕:パネルラインに沿って上記の色とキャラクターイエローやスカイブルー等を組み合わせて塗装しました。
自分としては”How to build GUNDAM”とUC ep4の間をとったようなカラーリングを目指しましたが、なんか汚くなってしまった(汗)
もっと『奇麗な汚さ』を出せるようにしたかったのに。。。
あと脚部全面のすね部分はキットベースにしつつプラ角棒とポリパテで半スクラッチでしました。
モノアイの可動は基部をボールジョイント接続にして360度回転と傾斜のあるモノアイレールに沿った可動を実現しました。
それだけだと中身がスカスカしてしまうのでコトブキヤのお助けパーツと我が家にあった壊れた機械(用途不明)からケーブルを拝借してそれっぽく。
モノアイレールも細く&支柱をタミヤプラ角棒に置換。
前腕の白ストライプ以外、色分け部分はモールドを新規で掘り起こしました。あと蛇腹も全てオリジナルのモールドを入れましたが、とにかく雑になってしまった。。。塗装も含めて大反省。
エッジのシャープ化を制作開始時に謳っていましたが、見ての通りダルダルです(笑)むねん、むねん過ぎる。
前腕は思い切って4mm延長しましたが、プロポーション的には破綻することなくむしろ丁度良いくらいに感じます。
身体測定。以前作ったジュアッグと比べて。
パチ組放置中のRG量産型ザクとの比較。
これまたパチ組RGガンダムと。
意外にもズゴックは背が高いようです。
縮尺が多少異なるかも知れませんが、ep4の宿敵?!バイアランカスタムと。
。。。こりゃハチの巣にされたのもうなずける体格差(泣)
なぜかファースト世代のMSは肉弾戦が様になります。
富野御大はそういう演出が多かったですしね。
フルボッコ。。。
本キットは間接部分の大半がABS製のパーツとなりますが、如何せん黎明期のキット故ユルユルになりがちですので、
今回はキットをランナー毎に放送しているビニール袋をだいたい10mm四方にカットしたものをかませて補強しました。
簡単ですし効果も抜群です!逆立ちも楽勝なのは嬉しいところです(笑)
背面やハイドロジェット推進機もユニット毎に分割して立体感を増す&モールドを追加してカッコ良くしようと試みましたが、ちょっとダサかった。。。
デザインの仕事してるのに。。。猛省。
ずどーん!
何度も作った事があるキットだったので油断が出てしまったり、塗装後の最後の組み立ての際に胴体を割ってしまったり、そもそもカラーリングがヘンだったりととにかく反省点が多く、
正直作っている時も他の考え事をしながらやったりと集中出来ていなかったと思います。
それでも今の自分の実力を知ることが出来て勉強になりましたよ。
次はあまりいじらずに、ひとつひとつの作業を丁寧に作りたいと思います。
次回はみんな大好きなあの水陸両用MSをもっと低予算且つスピーディにそして奇麗に作ろうと思います。