今回はガンダムキマリスのパチ組みレビューです。先週出ていたみたいですが本業が立込んでおりすっかり発売日であることを忘れていました。
人気者になりそうな予感がプンプンする機体ですがキットの方はどんな造りなのでしょうか。それでは見ていってみましょう!
箱絵も気合いが入っています。
背景はドルトコロニーのようです。
なんだかんだでガエリオが乗る機体が一般販売されるのは今回が初。
シュバルベ・グレイズはプレバン行きになってしまいました。今後はアインが乗るみたいです。
何気にこのガエリオというキャラクターはお気に入りです。声優さんの演技も上手ですよね。どこか憎めない愛嬌のある男です。親友が仮面を被りましたし本人の髪の色は紫、おまけに良いとこのぼんぼんと不吉なフラグが何本も立っています(笑)どういう結末になろうとも活躍して欲しい所です。
アンケート用紙。
早速答えてきました。REVIVE版Mk-IIやキュベレイの時は番号入力から先にいけませんでしたが今回はいけましたのでそれらも後で再トライしてみます。
ホイルシール。
少量です。成形色レベルである程度表現されている証と言えそうです。
Aランナーのタグには「ガンダムフレーム2」との刻印。
正面。
非常に組み易いキットで私は三十分程で組み上げました。
設定画から飛び出してきたかの様な出来です。
背面。
慌てて撮ったので立て続け手にボケちゃいました(汗)
立て膝は厳しいです。デザイン上仕方ないと思います。
それ以外の可動は優秀な部類だと思います。
あちこち干渉しそうなデザインながら肩も含めてよく動きます。
ただ本キットは合わせ目消しが必要な箇所が多いです。
多いだけなら何てこと無いのですが後ハメ加工が難しめな部分がいくつかあります。頭部は私のIQで後ハメ加工出来るか思案中です。
頭部も肩も前後モナカ割りです。
奥まった塗装個所があるのでマスク部は何としても後ハメ化したいところです。
前腕も豪快にモナカです。
ここは後ハメ加工し易そうに思えます。やってみないと分かりませんが。
珍しく太腿も合わせ目が豪快に走ります。ここも工夫して処理したいところです。
お尻にはコンバットナイフ。
組立説明書に書いてある解説がいろいろ意味深でした。
差替え無しで展開します。PS製なので摩耗は心配ですが肘や膝のようにしょっちゅうシコシコやるわけではないので塗装すればそれ程心配ないのではないでしょうか。
股間には3mm丸穴が開口されておりますので市販の汎用スタンド各種に対応しています。
どことなくGP02を彷彿とさせるヒール感溢れるガンダムです。というか「鉄血のオルフェンズ」に登場するガンダムは今のところ皆悪そうなテイストのデザインですが(笑)
個人的にはこれで良かったと思います。
似たようなステレオタイプなガンダムばかりが画面を埋め尽くす様には本当に辟易していましたので「鉄血の〜」でもガンダムフレームが72体とかの話が出たとき(悪い意味で)お腹いっぱいになったりしたら嫌だなと嫌な予感がしていたのですが本編が始まってからは良い意味で裏切られ続けております。
MSを始めとしたメカデザイン全般、とっ散らからない群像劇、複数の勢力がどんどん登場するのに空中分解しない丁寧なストーリーテリング、容易く堕ちたりはしない船、多くのガンダム作品に見られた煮え切らないモジモジ主人公とは真逆の仲間の為に決然とした三日月、そしてオーストラリア大陸の形状や仮面等ガンダム的文法も嫌味にならない範囲で巧みに取り入れる等々全てに於いて私が今まで観てきたどのガンダム作品よりも完成度が高い作品です。エリートや坊々ではない労働者のためのガンダムは今まで無かったと思います。細かい伏線を丁寧に回収しながらこのまま最後まで突き進んで欲しいところです。
「今週もMS戦が無かった」といったボヤキを入れる隙が無いくらい非戦闘回も面白くてガンプラビルダーとしては困ります(笑)しかしながらこれは物語としての完成度が高いことの証です。
鉄血のガンダムフレーム機全般に言えることなのですが(現時点でまだバルバトスとキマリスの2体しかありませんが)写真の通り肩の関節部分が若干取れ易いです。
そしてこのキマリスは肩の根元も若干取れ易いです。
ビルドバーニング程ではありませんので丁寧に動かしていればたまにすっぽ抜けるといったレベルではありますが。
それにしてもコンバットナイフの関節の向きが気になります(笑)
これでは叩き切るとき曲がるのでは???
これはそもそものデザインの話になってくるかと思います。
ということでお次はグングニール。
ランスみたいなものですかね。
迫力ある造型で非常にサマになります。
手首の手甲パーツと接続するのでしっかり保持出来ます。
片手でもラクラク取り回せます。
このガンプラ、ヒット間違い無し!
勿論コンバットナイフ、グングニール共に左右どちらの手でも持てます。
脚の外装がカパッと前後に開き高速移動形態になります。足も折畳めます。全て差替え無し。内側に可動式のバーニアまであります。凄いです。
後ハメ加工さえ軌道に乗せることが出来れば割り込んで製作したいと思います。ダークヒーロー感が漂うガンダムで非常にカッコ良いです。
脚部の外装を外すとこんな感じです。
脹脛部分は左右ハサミ込みでヤラしい所に合わせ目がきます。ザクマリナー方式と当ブログでは呼ぶことにします(笑)
キットをお持ちの方ならこの表現に納得していただけるかと思いますwww
六角形のバーニアは別パーツ化されていますが一度嵌めると取り外し難いので塗装後取り付けます。
脚のフレームですが赤丸で囲った部分を予めカットしておくと先の写真の様に脹脛外装を後ハメ化出来ます。
こんな感じです。
接続部や内部バーニア等、細かい塗り分けは筆で行なえば簡単に色分け出来ます。
バルバトスと比較。
クタン参型に付属するものです。こちらも製作を急ぎたいところです。
続いてグレイズと。
グレイズに至ってはレビュー記事を書くタイミングを逃し無念です。
ザクF2もそうですが超お気に入りのキットに限ってなかなか時間を割けません(笑)
劇中でもシュバルベグレイズの活躍が観たいです!アインに期待するしかなさそうですが、個人的には最後の敵のような存在にあたるMSがシュバルベグレイズだと面白いとは思いますがガンプラもどんどん売らないといけないでしょうから多分別の機体になるでしょうね。
そして宇宙世紀ものとの比較。
宇宙世紀代表としてザクF2を選んでみました。
部分塗装の簡単フィニッシュです。
グレイズ系のキットも一通りパチ組みしています。
弄るかキットのままでいくかちょっと悩んでいたらどんどん時間ばかりが経過しました。流星号が出る頃には腹を決めて製作に入りたいと思います。
バルバトスと闘うんでしょうかねえ。
昭弘グシオンとやるのでしょうか。それとも?
とにかく楽しみです。
本キットまだまだご紹介ポイントがあります!
なんと肩外装の天面がせり上がります。
中から手裏剣が!!
両肩分付属します。ロック機構もしっかりしており押し上げた途端下に落ちてしまうということもありません。
これがスラッシュディスク。
手裏剣ですね。HGの安全基準のために丸っこくて可愛らしい造型なので削ってキンキンにしたいと思います。
組立説明書によるとモビルスーツのフレームに使用する稀少金属を混ぜて作った的な解説がありナノラミネートアーマーすら切り裂くそうです。
キマリスのために作られたかの様な塗料がガイアノーツにありました。これを元に色を作っていくか全く別のカラーリングにしても面白いのかも知れません。
とにかく実売価格1,000円ちょっとのガンプラでありながら巧みなパーツ構成と豊富なギミック、そして抜群の再現度で素晴らしい完成度を誇ります。
惜しむらくは合わせ目消しが必要な箇所が多いこと、更に言うと合わせ目を消すのが難しい箇所が幾つかあるのが数少ない難点かとは思います。
劇中ではまだハンガーに突っ立っているところとOPに写っているところくらいしか我々視聴者には見えていませんでしたので本キットやその組立説明書の解説によってお先にネタバレした感があります。このキマリスが <厄災戦> 終戦の立役者的活躍をした旨の話が書いてありボードウィン家との繋がりにも触れてあって読み応えがありました。本編で登場する前にこういう話が出てくるとワクワクしますね。
さて次回はこちらです!
遂にギャラルホルンのモビルワーカーが立体化されました!
そしてバンダイ脅威の技術力と表現する他無いパーツが登場します。私はそのパーツ目当てで購入したと言っても過言ではありません。驚愕の成型技術です。ということでご期待ください。
キマリスカッコいいですよね~(^^)私もパチ組して見とれています。
本当に鉄血のオルフェンズはストーリー・キャラ・機体全てにおいて私も大満足な作品です。
バルバトス・グレイズ(特にシュバルベは好きで2体購入しました)・グシオンなんて…素敵すぎてもう言うことありません(^-^)
基本簡単フィニッシュしか出来ない私ですが、いつも作品を見ながら参考にさせて頂いております。
キマリスの完成を楽しみにしております。
まさまさ様
コメント有難う御座います!
シュバルベを2体購入と聞き、私も2体揃えたくなってきました(笑)
グシオンは本当に素晴らしいですよね。私はガンダムと名の付く機体の中で最も気に入っています。
今年はガッツリ作るものと簡単フィニッシュでとことん楽しむものと二本立てでやっていく予定ですので今後とも何卒宜しくお願い申し上げます!