作業も大詰めのこの頃になって、「元のコミカルなデザインを活かす」か「元祖MSVとしての出自を活かす」か少し考え出すようになりまして、
自分なりに結構妄想を膨らませていた頃だと思います。
結局ご覧の通り後者を選択し、耳無し芳一の如くデカールを貼りたくるわけですが、この作業が本当に楽しかった。
深夜から朝方にかけて我を忘れて自己満足の海に堕ちました(き、きもい)。
イメージとしましてはファーストから後のMSVへと繋がるようなテイストにしたく、一応それを念頭にペタペタと貼り、
『HOW TO BUILD GUNDAM』や『ZEONOGRAPHY』を参考にしてます。
銀の塗料が切れていなかったら、絶対エッジの剥げチョロもやってたと思う w
そういえば先の塗装の際に墨入れを行ったのですが、黄土色のパーツに関しては各モールドを深めに彫る事で自然な陰影が出ると期待し●穴以外は一切エナメルを流しませんでした。
蛇腹の部分は墨入れっぽく見えるけど、実は自然なシャドウという自己満足ポイント。脚部の蛇腹もスミ入れるかどうか結構悩みましたが、メリハリを付けたくて流しました。
指の付け根の茶色の四角ブロックはマスキングで対応。
白い部分にのみホワイトとブラックを混ぜたものを使用。事前につや消しクリアを吹いて滲ませることで汚し塗装効果も狙ってみました。
この頃は珍しく完成しそうなのがわかって心に余裕があったのかも知れないね。