HGUC MS-06R-1A 黒い三連星ザク、無事にパチ組み完了であります。
ジェットストリームアタックにあやかってかっ飛ばして3体同時パチに挑みましたが、5時間半かかりました(笑)
このキット、はっきり言って名作です。HGUCザクF2とRGザク、そしてザクマリナーのリリースを経ての06R開発は正解だった。バンダイはザクの立体化に死角がほぼ無くなったと思います。
素立ち。まずは正面から。
思っていた以上に「昭和体型」です(笑)
素晴らしい。足が少し短いことで相対的に腕部が太く長く見えて旧キットのゴリラ体型を彷彿とさせます。これは良い感じですよ〜。
三体揃って記念撮影。
正直感慨深いものがありますね。遂にこの日が来たなと。
後ハメやその他加工を予定している箇所はピンをカットして接続をユル目にしています。ユル過ぎたところはマスキングテープで仮留め。
例の武器をマウント出来るアタッチメント。
ほとんど弁慶!まさに弁慶スタイル!!
オジサン心をくすぐるね〜〜〜イイヨイイヨ〜♪♪♪
付属する手首パーツ。
穴空き手首が左右分、完全な握りこぶしが左手のみ。
そして今回の目玉、銃持ち手首が左右分付属!!!これは非常に嬉しい所です。
バンダイが本気になってる!!!!(笑)
これは久しぶりですね、確かHGUCではケンプファー以来かな???
しかし右手の握りこぶしが無いのと平手が付属しないのは少し残念ですね。あとランナーをまたぐので成形色がまちまちになりますのでパチ組み派の方もここだけは塗装をおすすめいたします〜
肩間接部分は超名作キット『ザクF2』から受け継いだ機構が盛り込まれておりますので銃の両手持ちなどバッチリ決まります!
この機体は特に力強いポーズが要求されると思うのでありがたいです。
ちなみに使い回して来るかなと思ってましたが新規金型です。
ザクバズーカも勿論付属。
新規で良いものです。
しかしながら一向に改善されないヒートホークの保持力(笑)
これくらいはモデラー側で何とかしてくれってことなのかも知れませんね。
勿論カッコ良いから全てが許されますwww
ザクマシンガン二丁拳銃状態!
上腕部のピンを切り飛ばして接続がユルいせいかザクマシンガンは非常に持ち難いと思います。ここはもしかしたら改修が必要かも。。。ちょっと気になるな。
※キットひとつにつき一丁のザクマシンガンが付属します。
前編でも少し触れましたがパーツ構成が練られていて進化を感じます。
特にドラムマガジンの抜き方はなかなか合理的で好感が持てます。
ザクバズーカ二丁持ち!
ザクマシンガンもそうなのですが、HGUCなのでスコープまわりが寂しいのでここはクリアパーツ等に置き換えていこうかな。
※これまたキットひとつにつき一丁のバズーカが付属します。
さてさて恒例の身体検査。
バンダイが誇る1/144ザクバリエーションの進化と神髄をご覧くださいませ〜
まずは伝説のキット、ザクF2と。今程ガンプラにはまってなかった時代にちょっとヘンな色でささっと塗装してしまって何れリカバリーしようと思っているものです。
とにかく06Rのずんぐり度合いが目につきます(笑)
好みが別れそうな体型ではありますが、この体型なんですよね〜三連星のザクって。ちなみにシールドは同じものになります。
※よくよく見比べるとF2と同じ物ではありませんでした。誤情報です(汗)大変失礼致しました。
わたしも正直プロポーションに手を入れるかどうか今もって悩み中です。
RG量産型ザクと。
やはり06Rの泥臭い体型が際立ちますね(笑)←もちろん褒め言葉です。
あまりに安くて出来が良かったので昨年の秋に極秘入手していたザクマリナーと。
下半身等のパーツに共通点が多いのですが脚部と腕部に手を入れてますのでやはり体型に大きな差がでています。
一緒に並ぶとあのザクマリナーが痩せて見えるから不思議www
ザクF2がリリースされた時にも感じたのですが、HGUCという商品ブランドの中でプロポーションの整合性を図るより、このように各MSが登場した世界観に応じて造形の解釈を柔軟に適用するというアプローチは結果としてそれぞれのMSの個性や魅力をキッチリ引き出すということに成功していると思います。
これはシリーズ発足当時とは明らかにコンセプトが変わったところで、この時代にこれらのザクバリエーションがリリースされたのは幸運だったと私は思います。
さてさて四体目の06RはF2とミキシング予定です。
誰もが試みようとすることなのでしょうが、やはりこれは非常にカッコ良いです。
今から配色をどうするか考えるだけでワクワクしてきます。
こちらは素ザク風に。
配色/体型ともになんか怪し過ぎるwww
アニメ板バットマンのジョーカーみたいな雰囲気です(笑)このままだと色々キツいな。。。
脚部のバーニアの白い基部や脹脛に付く短い二連式パイプ等はしっかり別パーツでパチ組み派にも塗装派にも非常に親切な設計であります。
ザクF2ほど合わせ目や後ハメ不要の設計ではありませんが、それに準ずる水準かな、と思います。充分グレートです。
但し、バックパックの色分けはシールになるのでここはマスキングするなりして色分け必須ですね。
とまあこんな感じで後編はまとめてみました。
古くからガンプラを嗜まれている方には1/144の06Rキットと言えば30数年来MSV旧キットこそが決定版であり続けていた現状がありましたがここにきて大幅な進化の日を迎えました。
当時衝撃だった川口名人や小田氏擁するストリームベースの「ハの字」加工というのがある意味王道として長きに亘って君臨してきたわけですが本キットの登場によって新たな選択肢がモデラーに託されましたね。
ま、小難しいことは抜きにして安価で、組み易いキットとしてあの頃のMSVが与えてくれた興奮が蘇ってきたことがとても刺激になりました。
今回はマット塗装でエッジに銀の剥げちょろを久々にやってみるか、それとも昔の作例で多かったテカテカのグロス仕上げでいくか、はたまた自分なりにプロポーションに手を入れるか、嬉しい悩みで一杯であります。
購入をご検討されている方には迷わずこうお答えします、
『これは買いですよ』と(笑)
さらに申し上げるとすれば『一家に三体ですよ』と。