HGUC No.151 MS-06R-1A ザクIIをつくる。


細々した作業をやっていきます。
ザク系キットではどうても合わせ目消しや各種細工が必要な場面が多数発生しがちです。

まぁ商事なところ結構かったるいわけですが、この辺をしっかりこなす事で完成時の仕上がりに大きな差が出ますのでやらないわけにはいきません。

という事でまずはシールドに武器を纏めて懸架出来るウエポンラッチに関する工作を行います。

キットのままでは写真の通り、シールドに派手に干渉しますので塗装や水転写デカールを貼る場合は完成後のダメージが非常に気になるところです。この懸念を解消したいと思います。


という事で摩擦で固定する方式から磁力で固定する方式に変更しようと思います。

これは8年前に初めて本キットを製作した時から変わらない方針です。

ただ、当時はHIQパーツの高いネオジム磁石を購入して仕込みましたが、今回はダイソーの100円で買えるネオジム磁石を使用します。しかもこちらの方が大きいのでしっかり保持出来ます。


磁石がでかい分設置スペースがより必要となるため、モーターツールで磁石が収まるまで削りました。


プラ板で磁石を包んだものを自作してウエポンラッチと同化させます。


こんな調子でプラ板を使ってネオジム磁石を包みます。


隙間が出来たら重曹を入れて瞬着で固めます。


最近覚えた便利な方法でかなり多用しています。


念のため重量テストをしてみましたが、余裕で保持出来ました。

ネオジム磁石の強力な磁力あってこその改修方法です。

これで塗膜も水転写デカールも守りつつキットのギミックもしっかり尊重して完成させる事が出来るというわけです。

武器類の合わせ目消しも終わらせています。かなりかったるい作業なんですが、この辺をキッチリやっているか否かで完成後のイメージが天と地ほどの差が開きますからね、じっくり処理したいところです。


スパイクアーマーは合わせ目消しをしっかりおこなたあと、スパイクの根元を彫り込み別パーツ感を出しました。


この手の作業はただ境界線を彫り込むだけでなく、どの方向に彫るかで見え方が全く異なってきます。

ザクのスパイクは中から生えてきてように見えた方がカッコ良いと私は考えています。


脚部の合わせ目消しはかなりかったるいのですが頑張って終わらせました。

あと三つのバーニアを取り付ける軸は細い上にやや長く、構造的に完成後ちょっとした弾みでバーニアを触ってしまう位置にあるため、ポキポキ折れがちです。

8年前、結構やらかしましたので。


という事で先手を打って既存の軸は全て根元からカットしてそこに1.5ミリアルミ線を通しました。真鍮線でも良いです。私は手元になかったのでアルミ線にしただけです。


現在パーツ洗浄が終わってヤマゼンにぶっこんで乾燥中ですのでその間にこちらのザクも製作開始したいと思います。という事で今回は以上です。

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