形状も複雑でボリュームもあるため、自分好みに改修するとなるとそれなりに手がかかりそうです。
まず胴体を延長してみます。
4ミリ軸での接続となっておりますので受け側はそのまま活用し、延長工作に伴い長さが足りなくなる軸側に何らかの手を入れることにします。
背中側の小さな小さな台形状フィンは可動の邪魔になりますので根本からカット。
キットぱち組み。
延長予定。
ついでに後ハメ加工もやっておきます。
見るからに後ハメしてくださいと言わんばかりの構造です。
脇腹パーツをこのような状態に加工すれば後ハメ完了です。
これで下側からスライドさせて塗装後ガッチガチに接着してやれば問題なしです。
こんな調子で4ミリ丸棒を仕込みました。
胴体の接続部分のような力の加わる場所はガッツリ内部構造を貫いてでも強度を確保しておく必要があります。
更にこんな調子で1ミリ真鍮線を通して完全に補強しておきます。
写真では見えませんが、4ミリ軸の裏、すなわちお尻側パーツの裏面にプラ材を仕込んで軸の固定をより強固なものとしました。
股間ブロックは前後に真鍮線を通して4ミリ軸を保持します。
今回の作業で股間に設けたスタンド接続用の穴は使えなくなったため、アクションベースIに付属するアタッチメントを使用する事にしました。脚部への干渉を懸念していましたが全く問題なくポージング出来そうです。
延長した胴体に頭部を乗せてみました。
顎を弾けるように回収したいと思います。今は乗っけているだですし流石にこれは顎ひきすぎですね。ですがこれくらい引いた方が受けが良いのかも知れません。
合わせ目消しが必要なパーツはまだまだ結構な数あります。初期 HGUC の宿命ですし、この工程さえきっちり正確にクリアすれば塗り分けに関しては最近のキットよりやり易い筈でこの辺りはトレードオフだと思います。
背中にある四本の大砲?の合わせ目消しは私の正確からして自作した方が綺麗に仕上がりそうです。
円筒形パーツの合わせ目消しは大変な割に、その仕上がりはパイプパーツ等と比べると見劣りしてしまう事もありますので手持ちのマテリアルで何とか上手い事やりくりしたいと思います。
背中のフィン等は若き日の私がゲート処理もロクにせぬまま挟み込んでしまっていたので処理に処理に手間取りました。ここはもう完全に自業自得ではあありますが。
あと肩が結句厄介な構造となっており後ハメ加工出来るか、本件投稿後じっくりパーツを確認して検討したいと思います。という事で今回は以上です。