当ブログでは以前作った事があるキットでしたが、流石に6年前という事で当時の記憶もかなり曖昧で初めて製作するような感覚がありました。
今回の再販で二体購入し、アニメカラー、リアルタイプカラーでそれぞれ完成させました。
今回はアニメカラーとして製作した方の完成報告を投稿しようと思います。
プロポーションはキットのままで完璧です。
胸部と腹部の挟み込み構造部分を後ハメ加工しました。
頭部バイザーと額のセンサーは一体整形のクリアパーツですが、分離してそれぞれ個別に接続出来るように後ハメ化。
キット自体は非常にシンプルな構造となっており、合わせ目や塗り分け箇所が多数発生します。
ただ、それらの作業をしっかり行っていけば非常に美しい姿のGMが出来上がります。
本体色はキットの整形色リスペクトで緑がかった水色を自作しました。
頭部側面の耳にあたる箇所は頭部パーツの前後モナカ合わせ部分で一刀両断される構造であったため根こそぎ削り落とし、そこにウェーブの「I・チップ」を装着する事で別パーツ感のある立体的な表現を加えました。
本キットはシリーズNo.20、2001年4月生まれのキットなのでスタンド接続等は考慮されていないため、3ミリ丸穴を開口し魂STAGE等の市販汎用スタンド各種に気軽に接続出来るようにしました。
足裏はしっかりとした造形がなされています。
足裏の造形等は特にこの時代の HGUC の方が昨今のキット群より誠実な造りだったりします。
バックパックやバーニアはマスキングしてしっかり塗り分け。
ビームサーベル刃はクリア化しました。
刃はタミヤの曲がるソフトプラ棒3ミリに置換。
1ミリ真鍮戦で接続。
クリア塗料を吹き付け。
この写真がかなり現物に近いです。
ガンダムベースのリアルタイプカラー HGUC ザクと並べて大きさ比較。
HGUC ボールと大きさ比較。
今回久しぶりにヤフオクに出品致しました。何卒宜しくお願い申し上げます。
本体及び付属品一式。
という事で HGUC GM完成報告でした。
久しぶりに制作したら整形色の青さに驚き、それをリスペクトしたカラーを調色し今回の完成報告と相成りました。
最近のグリグリ動くアクションフィギュア的ガンプラ群に比べれば確かに可動範囲は狭いですし、合わせ目も塗り分け箇所も多いです。ビームサーベルも非クリアで柄と一体整形です。
ですがプロポーションは完璧ですし、パーツ数も無駄に増やす事なく、足裏もしっかり別パーツ化されて肉抜き穴等とは無縁の美しい造形となっております。
多くのモデラーが言及していますが、プラモ製作に必要な基本スキルを習得しそれを駆使する事で非常に手堅い完成品を手に入れる事が出来ます。
ハセガワ 1/72 定番飛行機モデルに通じるプラモのスタンダード的な魅力に満ち溢れています。どちらも低価格というのも共通点です。
但しコロナ禍以降、ガンプラは現在入手が難しいキットが非常に多く、このGMも適正価格で入手するには次の再販を待つ必要があると思います。
私が今年購入した際は入荷して一週間〜二週間弱ほどの間で完売しました。幸運にして最後の残り数箱の中から摘んできました。BANDAI SPIRITSが公表している再販情報をチェックしつつ可能であれば店頭にまめに通うと良い事があるのかも知れません。オンラインでは品切れでも店頭では入手可能といったケースがヨドバシでは割とありますので宝探しがてら通うのも楽しいかも知れません。という事で今回は以上です。