HGUC RGM-79N ジム・カスタム
完成報告。

000

HGUC RGM-79N ジム・カスタム 大変長らくお待たせしました。
久しぶりの簡単フィニッシュです。

001

正面から。
プロポーションはまったくの無改造。
BMCタガネによるすじ彫り追加と僅かな部分塗装で仕上げました。
キットそのものはカトキハジメ氏によるデザインを見事に立体化していますね。

002

背面。
ちょくちょく合わせ目の出るキットですがたいてい消し易い場所に出ます。肩の内側の濃いグレーの部分と脛パーツの側面等はモールドとして解釈しました。成形色も白っぽい青なので白化も気になりませんし、何気に色分けもこまめにされているので正に簡単フィニッシュ向きなキットだと思います。

003

側面。
細々とモールドを追加したり部分塗装のマスキングをあれこれしてたら結構時間が掛かりました。

004

ポジションライトっぽくしたくて左肩の先端と上部にはラピーテープの赤を貼り込みました。

005
右肩はもちろん緑に。

006

センサー風のデザインが特徴なのでその辺を特に重点的にディテールアップしました。まずは膝。

007

バックパックも大きな面があったのでモールドを追加してラピーテープの赤と緑を貼込み。

008

額のセンサーはキット付属のテトロンシールの上にHIQパーツのオーロラデカールを貼込み。

009

胸部はモールドを大量追加して塗り分けとラピーテープ金を使ってハッタリを効かせてみました。

010

肩は非常に特徴的なデザインです。

011

前腕はモナカ割りですが、合わせ目消しはカンタンです。
モールド追加して情報量アップ。

012

脛下部にもセンサーがありますのでモールド追加&ラピーテープ緑。
靴もパネルライン追加しラピーテープ金です。

013

ジムライフルとシールを装着して。
デカールはいつも通りHIQパーツの「NCデカール」をメインに使用して部隊マークと連邦マークをガンダムでカールから持ってきました。

014

普段あまり作らないのですがGM系MSも良いもんですね〜

015

ジムライフル。
カッコいいですが、こいつが持ち難くて仕方ないんですよ(笑)

016

シールド。
濃いグレーの箇所は磨き粉んで光沢仕上げにしてみました。
センターの長方形はラピーテープ金です。

017

アクションポーズは最近のキットと比べるとちょっと狭めの可動範囲ですが個人的には問題無し。

018

多少の可動範囲の狭さなんて許されるんです(笑)
※ただしイケメンに限る。

019

平手も付属します。
これがあるだけで表情の幅が一気に拡がります。

020

劇中では地上、宇宙とオールマイティに活躍していました。
中学生の頃の記憶が蘇ります。
バニング大尉やモンシア中尉等印象的な登場人物が使用してました。

021a

続いてビームサーベル!
ABS製の肘関節が広い可動範囲を実現しています。

021b

刃はピンクのものが付属。

021c

惜しむらくは穴空き握り手が右手しか付属しないということです。

021e

ただしいつもの汎用手首パーツですので不足を補いたい場合はジェスタやネモあたりから持ってくるとよいかと思われます。

021f

なぜかビームサーベルは2セット付属するお特仕様。

022

平手は左右分付属します。

023

Tさん「破ぁ〜〜〜〜〜っ!」

024

と、ご覧の通り接続軸に可動ポイントがある左平手も付属します。
ただ個体差か可動ポイント部分がスカスカでポロリの嵐でした。
逆に軸の方はBJのボールの径が太かったのかキツキツだったので破損防止の為に少し削って取り外し易いように調整しました。

025

股間にスリット状の穴があるのですが、そのままではアクションベースでしか展示出来ないので変換アタッチメントを作りました。

025b

これで3mm丸棒接続の汎用スタンドにも対応出来ます。

026

足裏はこんな感じです。

027

バーニアは塗装しテカテカの光沢仕上げにしてみました。

029

造形が素晴らしいので本キットベースでアレックスやクエルを作ろうとするモデラーの諸先輩型が多くいらっしゃるのも頷けます。

030

忘れてました。
後頭部も付属のテトロンシール+オーロラデカールです。

031

もっとスッキリした仕上りをめざしていたつもりですが今回もデカール&モールド無双状態に(笑)

ただ、いつもより少ない量になっています。
もっとやるべき作業を絞り込んで最小の手数で最大限の効果を発揮するような工作が出来るように精進していこうと思います。

033

という考え方でいくと、サイドアーマーなんかは少ないモールドとデカールで密度感をアップすることに成功している気がします(自画自賛)

全体を通してもっと洗練された仕上りを目指して行きたいですね〜

034

肩の合わせ目は大きいですが、簡単フィニッシュでもキッチリ消しておく事で完成後の仕上りに大きな差が出ます。

035

最後は浮かせて。

037

浮かせて側面。

038

聞く所によると新訳Zにもひょっこりエゥーゴカラーで出てたとか。

039

スタンドの接続穴はこんな感じです。
使わない時は蓋をしておくことが出来ます。

040

蓋はこんな感じです。

032

とまあ、簡単フィニッシュでどこまで出来るか私なりにトライしてみたのですが、もとのキットの出来が良いとかなり良い感じに仕上がるのではないでしょうか。

基本的に成形色を活かした無塗装での制作はミスが許されない不可逆な作業が続きますしサフ吹きをして全塗装する時よりも表面処理に気を使ったりと、個人的には

「簡単フィニッシュは言うほど簡単じゃない」という印象をもっており結構及び腰だったのですがいざやってみるとなかなか楽しめました。

当ブログでも随分久しぶりに挑みましたがもっと上手くやりたかった箇所も正直ありまして現在の自分の実力を測る良い機会にもなりました。

リクエストしていただいた読者の方々への御礼もこの場をお借りして申し上げたいと思います。

それにしてもこのHGUCジム・カスタムおすすめですよ〜実に良いキットです。実売で1,000切る価格でこれだけの立体が手に入るとは約20年前の私が知ったらさぞかしビックリするだろうなと思います。

次回はキュベレイパピヨン!そして余裕があればクロスボーンX魔王に手を出すかも知れません!!
そして今年上半期の目玉キットのひとつバイアラン・カスタム2号機をそろそろ真剣に弄ろうかと思います。乞うご期待!!!

「HGUC RGM-79N ジム・カスタム
完成報告。」への2件のフィードバック

  1. 遅くなりましたがジムカスタム完成品、拝見させていただきました!。
    ほんとに組むだけ墨入れるだけ、の私としては「え、これどこが『簡単』フィニッシュなの!?とツッコまずには居られない出来栄えでした(笑)

    それはさておき、無塗装+スジボリでもこんなに綺麗にできるものなんですね。成形色に青のモールドが映えていて感服です。
    もっとも綺麗にスジボリを入れる技術に加え、どこにどういうモールドを入れるか、というセンスが問われそうではあります・・・。
    とりあえず私もBMCタガネとスジボリテンプレートは購入しましたので(タガネは取り寄せ待ちですが)、まずは挑戦してみようかと思います。とても参考になりました。有難うございました!
    今後の更新も楽しみにしております。

    P.S.
    先日おすすめされていたザクF2、届いたので早速パチ組+ちょいちょい部分塗装を製作しておりましたが本日無事に完成しました。
    本当に素晴らしいキットですね!普段はしない合わせ目消しも、必要箇所が少ないということでやってみたら、いつもより一段高い完成度になった(気がする)ので満足です。
    今はザクマシンガン構えさせたポーズを眺めてニヤニヤしております。素敵なキット紹介ありがとうございました!
    次はマラサイでも作ってみようかな・・・。

    1. ohka 様

      こちらこそ返信遅れてしまい大変失礼いたしました〜〜汗

      お褒めいただき光栄で御座います。誠に有難う御座います。簡単フィニッシュは後戻りが出来ない作業が多いので日頃避けていたのですが、そう言っていただけるとやったかいがありました(笑)もっと簡単フィニッシュの数をこなして上達したいなと改めて思いました。

      それとBMCタガネご購入有難う御座います!
      人気商品みたいでまた在庫僅少になっているみたいですね。私も追加で買おうと思ったら品切れでした(泣)

      しかしこれでohka様もF2の虜ですね!
      私も定期的にパチ組しています。個人的に不満が無さ過ぎて改造箇所が思いつかないキット故になかなか記事が書けないですが:D

      追伸
      私もマラサイはずっと手を出してこなかったキットだったのですが、
      ベースジャバーを作ったらやはり何か乗せてみたくなり取り敢えず安かったのでマラサイを選んだのですが、とても良いキットで楽しく作れました。

      また何か面白いキットなどがありましたら是非ご教示くださいませ。当方でトライ出来そうなものはどんどん吸収させていただこうと思います。

      コメント誠に有難う御座いました

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください