足裏や尻やバックパック上部など各所にあるアポジモーター?は内部にアフターマーケットの丸モールドパーツ等を組み込んでディテールアップしたいと思います。
股間にあるV字状の彫刻はBMCタガネで縁をトレースして別パーツ感を出しておきました。
見栄えが良くなるだけでなく、塗り分け時にマスクし易くなります。
塗装の順序としてはピンクサフを吹き付けた上に赤を吹き、乾燥後マスクしてVに橙黄色を吹き付けると発色が美しく仕上がる筈です。
側面にあったアポジモーター?の造形は心霊写真のように朦朧とした曖昧な造形だったので完全に削り落としエッチングパーツを取り付ける予定です。この時点で既に精悍な仕上がりを予感させてくれます。
今回あまり派手に追加するつもりはなかったモールド追加作業ですが、要所要所にBMCタガネの刃を入れました。
細かく塗り分けてカッコ良く仕上げてみたいものです。
銃口に1.5ミリ径のドリルを入れて忍パルスビームズのエフェクトを取り付ける事が出来るようにしました。
ビームサーベル刃と銃に取り付けるエフェクトはそれぞれグラデーション塗装。
クリアーブルーとクリアーオレンジとクリアーイエローを使っています。全てガイアノーツです。
シールドのデザインは所謂「ジムコマンド系」のものですが、キットによってマイナスモールドが一体系だったり別パーツ化されていたりします。
本キットは幸いにして別パーツ化されており、塗り分けも立体感も申し分ないものとなっております。
後ハメ加工を断念した肘関節はゲート処理&合わせ目処理先にメカサフを吹き付け。
手首の付け根も塗り分けが必要なのでどの道マスキング作業が避けられませんから無理に後ハメ化に拘る必要はないと思います。
メカサフ吹き付け箇所をマスク。
こんな調子で頑張って塗り分けていきます。
あと本体色ですが、市販塗料でドンピシャなものってあるんですかね?
私は手持ちの塗料で好みの色を作る事にしました。
クレオス308番がイメージに近いグレーだと思いますがそのままだと流石に濃過ぎるので白系塗料で明るく持ち上げます。
そして青味の調整は392番あたりを使って調整していこうかと思います。この作業がある意味本キット最大の難所ですかね。なんとも微妙なブルーグレーですから。
写真ではクレオス311番が写っていますが、この塗料はそのままで結構な頻度で出番があるので今回の作業に使うのはもったいないのです。
塗料置き場を再度探したらピュアホワイトが出てきましたのでこれを311番の代わりに使います。
この本体色はジム・カスタムのみならず、後に控えている袖付きドーベン・ウルフにも微調整したら流用出来そうなのである程度の量作っておく価値がありそうです。という事で今回は以上です。