旧キット モビルカプルを
AMX-109 カプールとして作る。
完成報告。

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先月の貯金があるおかげで本日も完成報告を投稿する事が出来ました。
旧キットモビルカプルです。ご覧の通り今回は宇宙世紀ものとして制作しました。要はカプールですね。

旧キットではありますがほぼそのままストレートに作りました。当ブログのタイトル通り難しいことは出来ませんが楽しく作る事が出来ました。

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1999年に発売されて以来再販される度に瞬時に売り切れるという人気キットです。

毎年のように今年こそHGが出るぞ出るぞと言われていますが旧キットの出来が良いのも手伝ってか未だ現役バリバリです。

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さて正面から。
合わせ目消しして目玉を手芸用品店で買ったビーズに替え、股間や足裏のバーニアを市販パーツに置き換えてモールドを追加し、1mm金属球を埋め込んだ後でマンタ(!!!)のデカールを貼って出来上がりです。

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個人的にはちょっと腰を落としたポーズがジオン水泳部っぽくて好きです。

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煽りアングルその1。

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その2。
本来カプールは青系2色のツートンカラーのようですがそんなことまる無視してタミヤ「フレンチブルー」一択でブシューと塗りました(笑)

いつもの作例より作り込みは浅く、改造らしいことも殆どしておらず合わせ目消しも若干粗い所があったりするのですが当ブログのタイトル

「ガンプラ好きだけど難しいことはできない。」

を体現したかのような作例になって本当に気に入っております。

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背面。

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今回もモールドを彫ってはいますがいつもより少なめに「最小限の手数で大きな効果」を目指し左右非対称に彫るなどして「実際はそれほど手を掛けていないのにも関わらず密度感溢れる」仕上りを目指してみました。

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マンタのデカールはHIQパーツさんの「マリーンズデカール01 シャチ&マンタ」を使用しました。

なかなか使う機会が無く満を持しての登場です。曲面に貼る際クレオスさんの「マークセッター」を使用すると綺麗に密着します。

気まぐれにオレンジを挿し色に塗ってみましたが良い感じに決まりました。

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ZZ放映当時小学生でしたが一度も観ぬままこの歳まで生きてきたため未だにカプールの胴体にある左右非対称な四角い穴が何に使う物なのか知りませんwwwがカッコ良いデザインですよね。

取り敢えず筆でササッと塗り分けました。

あとご覧の通り本作例、外装は光沢仕上げです。良い感じでトップコートを吹く事ができたのでコンパウンドで研いたりとか一切していませんがなかなか良い光沢感が出せたと思います。

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ガンダム世界では珍しく胴体の要素が左右非対称に配置されているのでそれを強調するように非対称なモールドを彫ってみました。

完成するとなかなかの出来(自画自賛ですみませんwww)に見えますが作業としては特に難しいこともなかったのでもの凄く得した気分です(笑)

線の終点には1mm金属球を埋め込んだりしています。

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漢字!
これもHIQパーツさんの「マリーンズデカール01 シャチ&マンタ」から持ってきました!このデカールがずっと使いたかったので大満足です。

ところでこの漢字は何と読むのでしょうか???ご教示いただけましたら幸いであります。

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とにかくペタペタと貼ったり鉄球を埋めたりして塗装後も楽しみました。

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マンタ?エイ?のデカールもお気に入りです。色はシルバーがかっておりとても美しい発色です。他の色もまだ在庫があれば今後の作例で使ってみたいと思います。

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ジオンマークもちゃんと貼りました。

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これでもかというくらいマンタが登場します(笑)

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Fat Stingray!

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股間のバーニアはウェーブさんの「NEW・Uバーニア【丸】」を使用しました。非常にシャープな造形でビルダーズパーツHDのバーニアより個人的にはこちらの方が実用性が高いのでとても気に入っております。

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はぁひと休み。。。
各部位の説明先の写真でおしまいです。ここからアクションポーズなど。

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ぐわっしゃ〜ん!
ジオン水泳部らしく特徴的なクローを備えています。

ご紹介遅れましたがこのキット腕のロール軸可動がありません!

旧キットのサザビーやヤクトドーガの悲劇再びwwww的な展開になりそうなのですがカプールの場合それ程というか個人的にはもう気にならないレベルです。

この差はなんなんでしょうかね。これが「カワイイは正義」なのか。。。

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流石にパチ組み時は気になったのですがあれこれ手を加えていつまでたっても完成しないより早く形にしてみたいという気持ちが勝ってから勢いでそのまま作りました。

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このキットが産まれた1999年は当然ながらスタンドに接続して飾るという文化は無いに等しい時代です。

ということで3mm穴を開口したくなるわけですが股間は構造上そういったスペースはありません。

しかし背中には絶妙な場所に丸モールドが!ガンプラの神様はモデラーを見捨てませんね(笑)
ここに3mm穴を開けました。

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いぇ〜い〜
これで汎用スタンドが使えます。

そして足裏にはウェーブさんの「Uバーニア フラット」です。

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スイム。

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浮かせると更に表情豊かになりますね。
大して可動するわけでもないのにこの表現力はまさにマジックだと思います。

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いやぁ〜実に素晴らしいデザインです。
この頃〜逆シャア〜0080やパトレイバーやっていたころの出渕裕先生はキレキレですね。

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けーんけーんけーんけーんけーんけーんけーん

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忘れていました。
このキット外装が動くのです!1999年のキットでありながら差替え無しでこなします!!

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モノアイはキットのままで固定ですが目玉自体は手芸パーツのピカピカ光るビーズに替えました。スワロフスキーとかいうやつです。これは凄いですよ。本当によく光を拾います。

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そして胴体もご開張〜〜〜
こちらもまた差替え無しで開きます。カワイイ姿から一転、ちょっとグロテスクな雰囲気が漂います。

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赤く塗った砲口部分は内側で繋がっており別パーツ化されているので塗り分けも楽です。私はメタリックレッドを吹いて光沢仕上げにしました。

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グレーと黒の部分は一体パーツなので黒い部分はグレーを吹いた後に筆で塗り分けです。段差がきっちりあるのでこれは簡単ですね。

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この2体はOVA版ガンダムUC冒頭に登場しました。
ジュアッグなんか特にそうでしたがまさかの登場でかなり嬉しかったです。

ZZ未視聴の私にとってはこれが初の動くカプールということになりました。カプルは観てましたが。

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お次は煽りから。

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バルカン砲も付属。左右どちらにも装着出来ます。

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カプールハンマー!!!

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ゾゴックとのツーショット。
こちらもUCエピソード4ですがちょっと違う場所で別の機体でした。二機登場していたのですね〜

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我が家もあの戦闘シーンを再現するための役者がだいぶ揃ってきました。

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ザクマリナーとゼー・ズールも完成が待たれます。停滞したままだいぶ日が経ちました。

一年以上寝かせても以前ご紹介したジェスタのように不意にスイッチが入って一気に完成する場合があります。

ただしジェスタと違ってこれらの機体は結構いじらないといけない箇所があるので少し手はかかりそうですができるだけ早く完成させたいと思います!

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軽快に跳躍。

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るんるんるんるん

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しゅ〜〜〜(書く事がもうない…)

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と見せかけて疾走!

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可動範囲が狭いのになぜこれほどまでに動きのあるポーズがとれるのか本当に謎です。

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名デザイン、名設計が奇跡的なバランスで融合したキットです。

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今回はいただき物として入手しました。
ケースに入れて仕事机に飾ります。

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という感じでアクションシーン終了です。

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当ブログ恒例のザクF2との比較。
小柄です。「モビルカプル」としてリリースされております。

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続いてRGガンダムと。

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ご先祖にあたるハイゴッグと。
当ブログ始まって最初期に作ったもののひとつですが今の目でみるともっとやれたなぁなどと感じてしまいますがこれまたお気に入りです。

来年当たりまた作ってみたいと思います。このボリュームで実売価格1,000切ってますから初期のHGUCは価格面でもかなりチャレンジしていました。

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現在製作中のゴッグ&ゾックと。
ビルドファイターズトライ第五話でいきなり登場してなんかめちゃめちゃ強かったので笑ってしまいました(笑)

今後主要キャラと闘いそうな予感がプンプンしますね。かませとはいえ活躍シーンがあるというのはやはり嬉しいです。

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ぷはぁ〜二度目の休憩です。
それはさておき何とルナタンクが立体化されました!

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月のものと海のもの夢の競演ですね〜

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幸運にしてこれまたいただき物です。
非常に気に入っており仕事場に飾るつもりです。

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ルナタンクの立体化は流石に今回が初なのではないでしょうか。割と最近設定された機体ですよね。アッザムのご先祖みたいな位置づけだったと思います。

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ということで盟友ジュアッグと三度目の休憩でお開きとさせていただきます。

正直なところHi-νガンダム Ver.Kaとビルドバーニングの制作の合間にささっと作ったというのが実情なのですが「難しいことはせず、かといってキットのままでもなく、その時点で自分なりにできる事をやってみた」という作例となりました。これは当ブログのコンセプトにぴったり合ったらしい仕上りになったと思います。

粗い箇所も多分にありますがこういう息抜きみたいな製作記も良いかなと。ブログを始めた頃は今より更に数段下手くそでしたが水泳部ばかり作っていましたし丁度良い原点回帰となりました。やはりジオンの水陸両用MSは魅力に溢れています。

さてキット自体の話に戻りますと旧キットとはいえ1999年生まれですからポリキャップもボールジョイントもあります。確かに腕部のロール可動が無かったりと若干クリティカルな面もありますが(笑)完成させてしまえば殆ど気にならない秀逸なデザイン、プロポーション、サイズで非常に満足度が高いキットです。未だに再販の度に即売り切れるというのも分かる気がします。

来月いよいよGUNDAM CONVERGEにもカプール&カプルが登場しますし、いつかHGUC版が出る事があればそれらと共に一緒に並べてみたいと思います。

さて次回の予告ですがおそらくグリモアの製作記になるのではないかと思います。並行してナイチンゲールやゴッグもやっていけたらと考えておりますのでご期待ください。

「旧キット モビルカプルを
AMX-109 カプールとして作る。
完成報告。」への2件のフィードバック

  1. はじめまして
    いつも楽しく拝見させていただいております。

    カプールさすがの完成度ですね。かわいらしく出来ています。

    あの漢字ですが、「えい」だと思います。辞書とかだと「よう」で
    出ると思いますが、漢検などではえいが一般的です。
    カプールはえいっぽくはないですが、何となく合っているのが
    またおもしろいですね。

    ではまた。

    1. たんくさん

      お早う御座います。
      早速ご教示いただき有難う御座います〜!
      自分で貼っておきながら読み方が分からぬというのも当ブログならではですが(笑)たんくさんのおかげでスッキリしました。

      そしてご高覧いただき誠に有難う御座います。
      ジオン水泳部はあと1、2体ほど年内に完成させるつもりなので次はシャチを貼ってみようと思います!

      今後とも何卒宜しくお願い申し上げます〜〜。

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