RGシャア専用ズゴック完成致しました。
久しぶりの完成報告となります。
正面。
最新RGということもあり元々が高密度なキットですが、今回はご覧の通りそこから更に情報量を増やしていきました。
側面その一。
デカールは毎度のごとくHIQパーツさんの「NCデカール」をメインに使用しました。
側面その二。
今回は新機軸としてHIQパーツさんから今年の春にリリースされた
「ピクセル迷彩デカール」を使用してみました。
手軽にデジタル迷彩的な表現が出来ますので当ブログでも今後どんどん使っていこうと思います。
背面。
背中のハイドロジェットは可動しますがキットのままでは強度的な問題があるため改修しました。
詳しくは続編に相当する量産型ズゴックの完成報告の際にご紹介致します。
腕部は蛇腹も含めて重点的にモールドを追加し複雑な装甲パターンを施し完成後の迫力アップを狙いました。
随分と手間が掛かりましたがうまくいったと思います。
全体的に可動範囲は極めて広いです。
HGUC版と比べて腰の回転等は特に進化を感じる部分です。
身体測定。
まずはHGUCゾゴックとの比較。
RGシャア専用ザクと。
この順番でいくとRGゲルググが出るのでしょうか。
RGは何がリリースされるかなかなか読めないですよね。
意表をついてリックディアスなんかも期待したいところです。1/144での決定版的キットが無いですし、カラバリ出し易いですしね〜
RGガンダムと。
ゆっくりとではありますが一年戦争もののMSが着実にRG化されていっています。
グフやGMあたりもイラスト公開されていましたからリリースも時間の問題でしょうね。アニメ版ジ・オリジンのシャア専用ザクのイラストがかなりRG寄りだったので進行に合わせてグフやGMがRG化されたりしないか内心楽しみにしています。
モノアイの可動ギミックも極めて優秀で360度回転に加えて上下スイング機能で全方位完全対応です。
HGUCでモノアイ可動化に苦戦した私としてはどのように解決するか注目していたポイントだったのですが、想像を超えたギミックでなるほどなと唸らせられました。流石バンダイです。
付属のシールとクリアパーツも発色が良く美しいものでしたので少しだけクリアレッドでレンズ裏を塗っただけで後はそのまま使いました。
コクピットは開閉しますが、塗装剥げに気をつけて爪楊枝等でそっと動かしてみました。
ここからアクションポーズあれこれ。
シャア専用ズゴックと言えば、まずはこのポーズから。
立て膝はご覧の通りバッチリ決まります。股関節の可動軸そのものが下方向にスライドし干渉を上手く回避します。
HGUC版でも立て膝は出来ますし、他の機体のキットでも特に最近のキットは大抵出来ますが、本キットは下半身可動の「余裕」が並外れています。
本キットを動かした人はお分かりいただけるかと思います。別次元の可動域と言っても過言ではないかと思います。
ズゴックお馴染みの「ふんどし」部分はRG独自の解釈によりフロントアーマー的なパーツ分割がされており可動範囲拡大に大きな貢献を果たしています。
股関節に3mm穴を開口し直接汎用スタンドに接続出来るようにしました。
キット付属のジョイントパーツはあまりにグラグラです。個人的に本キット唯一の不満点だったので改修致しました。
ということでお気軽に浮かせることが出来るようになりました。
付属のリアリスティックデカールは一部の金属表現以外使っていません。突起や曲面ではやはりゴワゴワして玩具っぽさが出てしまいます。
追加したモールドに沿って要所要所にラピーテープを貼込みメタリック感を加味していきました。
蛇腹なんかも然り。
今回はRGにしてはモールド少なめだったので自分好みのパターンを追加して楽しみました。
長いことガンプラをやってきましたが、このズゴックという機体は旧キット、HGUC、MG、RGとその時代毎に実に良いタイミングで商品化されているのか何れも名作キットとして名を馳せてきた印象があります。
ドムなんかもそうですね。逆に百式あたりはいつも不遇なタイミングで出て微妙さの目立つキットが多いので近い将来RGで決定版がリリースされると良いなと思います。
ジオン水泳部は前傾姿勢が似合います。
上陸。
先日リリースされた炎状のフィギュア?「魂EFFECT BURNING FLAME BLUE Ver.」なんかと組み合わせても楽しめそうですね。
当ブログでも他のキットで使ってみる予定ですのでご期待くださいませ。
惜しむらくはアドバンスドMSジョイントの可動ポイントの多さが起因してか全体的に保持力弱めで四肢ともにフニャフニャしがちということでしょうかね。
手持ち武器があるようなMSだったら完全にアウトだったと思います。
逆立ちも余裕です。
ズゴックを作る度にこれをさせてしまいます(笑)
シャア専用ズゴックと言えばジャブローでの対GM戦が名場面ということになるのでしょうが、あいにく我が家にはGMがいないのでいきなりアムロと対決です!
なかなか大柄なので連邦系キットと絡めると迫力のある戦闘シーンが再現出来てかなり楽しめます。
それにしてもこのズゴックというMSはデザインそのものが本当に合理的で優れていますね。
クローで格闘戦と簡易作業が出来てしかもメガ粒子砲が仕込まれているので手持ち武器も必要ないという構成は後の水陸両用MSであるゼー・ズールやカプールをも凌駕しています。
煽りアングル。
RG三体同時制作ということで塗装やモールド彫りが本当に大変で正直辛かったのですがやったかいがありました。重量感のある仕上りになったかと思います。
足裏はこんな感じに塗り分けました。
見え難いですが背中にもスクリューが仕込まれています。
次回の量産型ズゴックとの合同撮影編でもう少し分かり易い写真をご用意致します。
さて、ズゴックの爪は3本です。
私も3本派なのですが、あのイラスト以降はシャア専用は「4本爪がある」場合があります(笑)
ということで一旦爪と基部をばらします。
私のような3本爪派にとってはただただ面倒でしかないのですがwww
爪を外した後、爪楊枝で先端を押して分解するとトラブル無く外せます。
4本爪状態に!
但し、この場合基部は通常のPS素材になりますので摩耗に弱くスカスカしたものになります。MG化された時も再現されていましたので一部の熱烈なファンの方々にはたまらないオプションなのかと思います。
4本爪再現用のパーツ。
という感じで「RG シャア専用ズゴック」完成報告終了であります。
当初RGでシャア専用ズゴックが出ると発表された時は「HGUCで十分じゃないか」と内心思いましたが、予想を超える出来で本当に感動しました。私が組んだRGは今回で11体目ですが毎回毎回予想を超える内容で感動してしまいます。
※本キットには「原典継承 シャア専用ズゴック」は付属しませんwww
初めてズゴックという機体に触れるという方は勿論、旧キットもHGUCもMGも作ってきたという方にこそ強くオススメしたいキットです。今年も例年通りバンダイさんは水泳部を出してくれましたがまさかまさかのRGでの登場でした。当ブログ誕生のきっかけもジオン水泳部でしたのでついつい力の入ったパチ組レビュー、進捗報告、そして完成報告となりました。
まだまだRGズゴックの記事は続きます!
次回は量産型を2機追加して特大ボリューム記事で再登場します!!!
ご期待くださいませ!
量産型ズゴックとの完成報告は下のサムネイルorこちらからもアクセス出来ます〜〜