いただいて一月以上経ちましたが遅ればせながら製作していこうと思います。
香港の模型メーカーSUYATA(スヤタ)?社のSD複葉機キットで三翼機の Fokker Dr.Iです。リヒトホーフェン風のフィギュアも付属します。
それにしても大変洒落た箱です。
中身はこのような感じ。
予め塗装がされているパーツも結構あります。
お気楽に組めるのでしょうかね。
SD とは言えかなり巨大です。
1/48 P-38 と比べてもこの通りのでかさ。
平均的な 1/144 ガンプラと大きさ比較。
本キットは SD ながらフルインテリアとなっており胴体パーツはクリアパーツとの選択式で中身を完成後も見せる事が出来ます。
美しいクリアレッドの成型色。
ですが、ここは無色透明で良かったのでは?と思いますがね。クリアレッドでグラデーション塗装すれば臓物は透明にしておく事が出来るのでよりインテリアを強調させる事が出来ますから。
こちらは通常プラの胴体パーツ。
白い部分は予め塗装されていました。
赤い部分は成型色です。
私は塗装しますが、無塗装でも細やかな色分け表現が出来ます。
写真では分かりにくいですが、エンジン等予め塗装されていました。
機銃や装弾ベルト給弾ベルト?等塗装で色分けされていました。
が、合わせ目があったりパーティングラインはそのままの状態で塗料が吹き付けられているのである程度ちゃんとした状態で仕上げたいならやっぱりしっかり成型して塗装し直した方が良いです。
水転写デカール。
付属フィギュアの瞳デカールも付属。これはかなり助かります。
2セット付属するので万一失敗しても左右もう一回ずつやり直しが出来ます。
組立説明書。
洒落乙です。
日本のプラモメーカーに圧倒的に欠けているものです(苦笑)
プラモに限りませんが日本メーカーの「中身が良ければお客さんはわかってくれる」路線、あと何年保つでしょうか。
褒めちぎった矢先に恐縮ですが訂正シート等も同梱されておりました。注意書き2点とエンジン部分の組み立ての段取りに関する図のようです。
エンジン部分の組み立て工程に関する訂正でした。
四色ずり中綴じ仕様。
カラー印刷なので何色で塗れば良いか視覚的にイメージが湧きます。
組立図自体も概ね分かりやすい内容となっておりました。
後はキット自体のパーツ精度しだいですかね。
中華系キットお馴染みの所々にある日本語表記。
「切ってレンチ」って。。。
異国情緒とかパラレルワールド感あって面白いです。
そもそも Fokker Dr.I は Eduard の 1/48 ウィークエンドエディションをクリスマスプレゼントとしていただいておりまして、こちらもそろそろ作りたいところです。
今回製作する SD Fokker Dr.I は 1/48 版の箱に匹敵する大きさがあります。
1/48 版より遥かにデカい。。。
胴体どちらも捨て難いものがあります。
片面クリア、片面通常プラで仕上げてみましょうかね。
まだ仮組み途中なのですが、
写真のように押し出しピン跡周辺に不要な成型が発生しておりその辺り都度カットして組み立てる必要があります。別紙の注意書きに記述されていたものそのものです。
その他小さめのパーツを取り付けるピンと穴のサイズが合わず調整しながら組んでいく必要があります。
MENG MODEL のモンキッズやWorld War Toons、造艦師シリーズのような SD キットのような簡単に組める感じではなくてある程度古今東西色々なメーカーのプラモを作った経験があった方が良いと思います。
ただ細かいパーツの組み付け部分以外のパーツ精度は高いので形が全く合わない、とか隙間が出来るといったトラブルはありません。ですから難しいキットというわけではないですが、普段ガンプラHGやMGぱち組オンリーな方がいきなり挑戦するとストレスがたまる箇所があると言えそうです。
この辺りは今後の製作記事で都度記述していきますので、その辺りご確認いただいた後、購入をご検討されると良いかと思います。
デザインそのものは非常に卓越した SD アレンジがなされており、サイズも MENGKIDS やたまごひこーきの1.5〜2倍くらいは優にありますので立体物としての魅力は非常に高いです。という事で今回は以上です。