今回はマックスファクトリー1/350チェルノアルファとタミヤ1/48V-1の進捗報告です。どちらもいよいよ完成が近付いてきました。
まずは報復兵器一号V-1。
前回の作業ではスタンドを製作し、本体を調色したブルーグレーで塗装していました。
特徴的な迷彩?塗装を行なっていきたいと思います。メインの箱絵も素晴らしいのですが側面のイラストも捨て難くこのまだら模様が入った塗装にトライしてみたいと思います。
今回の迷彩の塗り分けにはねり消しゴムを使います。デッサン用のものと100均手に入れたものを持っているのですがどちらも金額も性能もほぼ同じです。塗装する色に応じてみ易い方を使うようにしています。今回はどちらを使っても問題無く視認出来そうです。
こんな感じにマスキング。
直線的でない手作業感のある塗り分けをしたい時はねり消しゴムの独壇場となります。
塗り分け出来ました!
ちょっと境界線の凹凸が激し過ぎましたかね。。。
しかしこれはこれでまあ良い感じなりそうなんで気にせず先に進みました。
ただ濃緑色部分が大味に見えます。
という事で側面の箱絵を参考にして薄緑系の調色をした塗料でスポット迷彩的に塗装。
V-1という兵器は巡航ミサイルのご先祖といわれている通り一度発射したら本体毎目標に突っ込みます。ですので塗装もいちいち丁寧にやらなかったのではないでしょうか。そんな理由で塗料節約も兼ねてこのようなムラのある塗装になったのではないかと想像してみたりしました。
そしてV-1が初めて作戦として発射されたのはDデイ以降なのでいよいよドイツも逼迫した状態だったという可能性もありますよね。
まあ兎に角目指していたテイストにかなり近付いてきました。
V-1を見届けるドイツ兵フィギュアも塗装開始しました。黒立ち上げで塗装していきます。
※本キットにはドイツ兵フィギュアは付属しません。
「タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.12 ドイツ陸軍 国防軍 歩兵チーム プラモデル」から2体チョイスして製作しています。
続いてチェルノアルファの塗装も並行して行ないます。
ずっしりとした重流感を出したかったのでまずは黒サフ。
カラーリングは当初カッパー系や青サビ風の色にしようかと思ったのですが高額キット且つ品薄なのでそう何度も作る機会は無さそうだったので濃緑色系に仕上げる事に。塗料はロシアングリーンが名前的にも相性良さげな気がしたのですが、試し吹きしたら思った以上に青みが強かったためグンゼ126番コクピット色を使う事にしました。
その選択は正しかったようです!
スミ入れ後、現時点で組めるところまで組んだ写真。
腕部の組み付けを間違っていたようで左右拳の向きが逆になるという重大なミスもありましたが接続パーツを改造することで何とかサマになりました。挟み込み関節が多いのでちょっと大変でした。
でかい。。。
これから水転写デカール貼りを行なっていきます。
結構な枚数があります。
マックスファクトリー社の水転写デカールは他社のものと比べてかなり薄く柔らかいので注意が必要です。その分綺麗ですが。
余談ですけれどチェルノアルファのデカール指定ページに載っている写真は実際のキットと細かい部分で形状が違っていて面白いです。ギリギリまで修正して開発していたんでしょうかね。小さな事ですが組立図も太腿パーツのピンの数等が実際のパーツと異なる所などもあって試行錯誤の痕跡があります。ちょっといちゃもんみたいになりましたけどまめ知識的に書いてみました。
V−1のデカールもそこそこ量があります。ごちゃごちゃしそうな所は少し省略したりするかも知れません。
あと話が逸れますが遂に出るみたいですね!
ソユーズの予約を入れたりタコムのV2やハセガワ、ピットロードの新商品スケモを予約してしまったので泣く泣く今回は見送りますが機会があればいつか作ってみたいですね〜一般販売だったら最高でしたが。
オフィシャルページはこちらになります。
ということで今回はこんな感じです。
記念すべき100体目のキットも今夜デカール貼りする予定です。ということで今後ともご期待くださいませ。