人生初のレジン複製にトライした前回から更にもう一歩踏み込んでみました。
おゆまるも大変便利なのですが如何せん水気の問題もありますし、折角引き出しからちょうど良いタイミングでセリアのシリコンが出てきましたのでこれを使って再チャレンジしたいと思います。
粘度の高い二液混合型ですが感触はちょうど良い塩梅で捏ねやすく型付け安い優れたものでした。
今回複製しようと目論んだ自作爪パーツはちょうど万年皿に納まると思い喜び勇んで型を取ってみたものの、万年皿の湾曲したフチが絡んでエッジ部分が一部欠落してしまうことがわかりました。
という事でセリアに行ってシリコンを補充するついでにこのような透明ケースを購入してきました。
底が平面であること、エッジが直角であることを条件に探した結果このケースが最も小型であると判断しましたがそれでも結構でかいです。
シリコンは固まるとおゆまるのように再度熱湯に漬ければ再利用出来るというわけにはいかないのでの無駄は極力避けたいと思い、
こんな感じでブロックで型枠を作りました。
去年か一昨年ダイソーで買ってきたブロックです。本来はシャチだかイルカだかになるはずだったものです。
あれこれ君では解して試しましたが流石にジャストフィットとはいきませんでした。このままだとシリコンを詰める時に型枠がグラついて事故が起きるのは目に見えているので、
隙間にダンボールを詰めて固定しました。
見た目は悪いですがこれで要件を満たすことが出来ました。
今までやったことのない作業の連続なので非常に刺激的でした。10年同じことの繰り返しでしたからね、ここらで脳に刺激を与えておかないと。
透明ケース故にシリコンの充填がちゃんと行えているか目視で確認出来ます。
約25分でシリコンが固まりました。
なかなか良さそうです。
おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!
素晴らしいです。
一気に複数個生産出来るようにしたかったのでシリコン型を何個か作りました。
三つ作りました。
レジンは型に流し込んだ時はこんな感じのクリアーグレーなのですがものの数分で硬化が始まるとどんどん透明度が薄れてサーフェイサーのグレーみたいな色になっていきます。
これが視覚的に硬化具合を掴む事が出来て大変便利です。ちなみにメーカー公称では約12分で硬化するとのことで実際それくらいのタイミングで固まりました。
こんな感じで複製しました。
昔からある手法なのかも知れませんが個人的には革命的な一歩となりました。
今まで一個一個プラ板で自作せねばならない、或いはおゆまる + UVレジンで今一つな精度でのなんちゃって複製だった工程が一気に近代化された感じです(笑)
大袈裟かも知れませんが個人的には大きな躍進となったのは確実でもっと精度を向上させたり複雑なパーツの複製にもトライしてみたいと思います。という事で今回は以上です。