今回は製作代行依頼を請けて製作中のBB戦士輝神大将軍 獅龍凰の進捗報告です。
先日メッキ加工された武器類のハイター漬けを行なったのですが、今回はなかなかメッキが落ちず2日漬け込んでもこのような感じです。
いつもはほんの数時間もあればほぼ全てと言って良いくらいメッキが落ちるものなのですが今回は何故か難航しました。
あちこちのパーツが先代or先先代オーナーによる塗装と思われる塗膜がありそれを落としてから加工していきます。
輝獣丸の柄を4mmプラ丸棒に置換。0.5mm真鍮線でしっかり補強した上で瞬着接続。
弩級白刃剣のグリップもMSハンドの武器持ち手に比べてグリップが細いです。
という事でここも4mmプラ丸棒に変更。間にコトブキヤのジョイントパーツをかませています。
少し前傾になりますがこんな感じに持たせます。
獅龍凰状態でも二連砲を取り付けられるように改修しました。
元キットで出来る事は可能な限り網羅するようにしています。
完成報告時に大きさ比較しますがかなりボリュームがあります。
MS状態に組んでみました。
輝獣の翼の取り付け位置が間違っていましたがこれもなかなか捨て難いので掲載してみました。
シルエット的には設定通りに組むよりこっちの方が遥かに纏まりが良いです(苦笑)
但しこの状態だと背中に重量が集中するので自立性が下がります。
デザイン上接地性は悪いですが改修によって開脚が可能です。一応自立します。
全体的にトップヘビーでバックヘビーですので安定した展示が出来るようにスタンドなどを使うと安心感がアップします。
魂STAGE アクト4が合体変形ギミックように開口した3mm穴にジャストフィットします。
本体自体が非常に重たいので浮かせて飾る時は魂STAGE のビスを締めて対応する、もしくは別途アクションベース1を使用した方が良いと思います。それくらい巨大で重いです。
輝獣の翼を指定通りの位置に取り付けてみました。
この独特な仰々しさが特徴だと思います。
あと少しだけ工作しますが基本的にここから先は合わせ目消しやモールド彫り直し、表面処理となります。
このキットは特に黄土色のパーツが独特な材質でして、例えるならMGキュベレイMk-IIのグロスインジェクションと同じような感触でパッツンパッツンなテンションがかかったような材質でタガネの入りも悪く刃が弾かれます。同様にヤスリがけも難しい素材なので通常のガンプラ製作の感覚で作業を進めるのはちょっと難しくここからもそこそこ時間がかかりそうです。
塗り分け箇所も多いキットなので綺麗に色分けするためにはマスキングの精度を上げる必要がありどうしてもモールド彫り直しが必要になるため逃げられないですね。ここはじっくり腰を据えてやるしかないです。
あと通常のリアルロボット系の製作のようにキンキンに何でもかんでも尖らせるよりもトイ的な魅力も尊重しながら製作していきますので塩梅を見ながらバランス良く形にしていきます。
以前製作すると宣言した今月の「ガンプラA」はこちらです!1/2400スケールのザンジバルをやります。
あと先日塗料やパテ類をヨドバシに発注する時に一緒に買ったキットがこちらです。私は細かい消耗品を補充する時に千円前後の安価な小型プラモを一緒に頼むのです。
ちなみに購入価格は963円です。昨年?くらいに出たかなり新しいキットだと思います。
1/72スケールと非常に小型です。
大きさ比較用のHGTO プロトタイプグフは来月以降になりますね。これはちょっと(地味な)ギミックを仕込んで作ろうと一昨年くらいからずっと画策しておりなかなか時間が作れずペンディング中です。
さて次回予告ですが余程のアクシデントに見舞われたりでもしない限り 1/35 旧キットラングの完成報告となりそうです。という事でご期待ください。