安くてデカくてパーツが少なく美しい
ハセガワ 1/72 飛行機プラモを物色する。


ハセガワの 1/72 飛行機プラモ、ヨドバシカメラなどでかなり安価で販売されていますよね。中身は古いキットだったりもするのですが、秀逸なものが多いため記事にしてみました。


本来今日の投稿はTHE-Oの基本塗装終了報告をする予定だったのですが、現在もまだまだ塗装終わらず難航しています。年々ガンプラ製作の工数が増えていき完成までの道のりが本当に遠く険しくなりました。

THE-Oに関しても塗装どころか工作が完了していないパーツもまだ残っていたりして目下並行して作業しており、写真も揃わず今回は息抜きがてらに手持ちのプラモの話でもしてみようかと思います。


普段はガンプラオンリーだという方でも量販店や伝統的な(?)プラモ店等でこの細長い箱見た事ありませんか?私は勝手に「 1/72 定番品」とか「定番モデル」とか言っています。大抵これで伝わるところがまたアレですが。


箱絵は2000年代に入るか入らないかあたりで白枠で囲ったモダンなデザインに変わりましたが箱の寸法は大昔からこんな調子だったと思います。ガンプラの旧キットMSVもそうですが、この箱がプラモ屋の棚に大量に詰まっていると血が騒ぐわけです。


今後の製作予定を決めていくために内部をおさらいするついでに手持ちのハセガワ 1/72 キットを棚から引っ張り出してきました。

この F-104 (カナダ空軍仕様)は近所のブックオフで破格値で売られていたものです。去年か一昨年かさらにもう一年前くらいに買ったものです。

ちょっとscalematesで調べてみたのですが、1990年のキットです。元は1989年発売のキットの箱替え・デカール替えキットのようです。流石にデカールは死んでました(笑)


古いキットですが造形自体はかなりシャープですしパーツ精度も良好です。途中まで作っていて忙しくなって放置していますが。

如何せん当時はデカールも死んでたので焦ってもしかたないかな、と作業の手を止めたわけです。


で、現在も箱を替えて自衛隊仕様として通常販売されております。近所のヨドバシでよく見かけますがコンスタントに売れていきます。でもまたすぐ入ってくるんですよね(苦笑)ガンプラほどではないのでしょうが案外結構売れてるんでしょうかね。自衛隊でも運用されていた事と、やはりスターファイター自体の見た目がカッコ良いからでしょうかね。

この商品がかなり優秀で、キットそのものは同一ですがデカールが2機分入っているのです。自衛隊機のデカールとなんとカナダ空軍機のものが入っているのです。どんぴしゃです。

ちなみヨドバシカメラでの店頭価格税込み921円。
全長約25cm、翼幅約10cmあります。かなりお得じゃないですか?パーツ数は僅か77! EG ガンダム同等のパーツ数です。


デルタダートも 1/72 でキット化されています。
今はなき文教堂福岡店で数年前購入しました。こちらは最近見かけませんね。比較的レアかも知れませんがプレ値になるほどではありませんので在庫があれば安価で購入出来る筈です。

兄弟機とも言えるデルタダガーも嘗てこのシリーズでハセガワが出していたのですがこちらは更に見かる事がないレアキットとなっていますが、デルタダガーは MENG が近代的なキットを出したのでそちらにトライされるのも良いかもしれません。私も所有していますのでいつか当ブログでトライしてみたいと思います。


超音速練習機T-2は2020年11月現在安定して入手出来ます。
フォルムが誠に美しいです。ヨドバシでの実売価格なんと僅か773円(税込)。

全長約241cm、翼幅約11cmとなり結構ボリュームがあります。お得感はんぱないです。


F-1は今年の夏に購入しました。これも安くてヨドバシでの店頭価格825円(税込)でした。

私の自宅から春日基地までがだいたい片道10kmくらいの距離なので運動がてら今年の夏頃は週に何度か自転車で見物がてら通っていました。結構写真も撮りました。と言っても敷地内には入れないので道路側からですが。

接近できないとは言っても現物を見ると退色具合など色々発見する事が結構あり非常に模型製作のこやしとなりました。折角なんで現地オマージュのヴィネット形式で仕上げたいという欲求に駆られて帰路にヨドバシに立ち寄って買ったというモデラーあるあるな行動パターンをまんま辿りましたね。

自分語りで完全に余談になりますが更に先に進むと春日公園という所に出ましてそこからぐるっとUターンして今度は福岡空港側まで大回りして自宅に帰ると自転車とは言えそこそこ良い運動になります。若い頃はその2倍3倍くらい自転車漕いでも全然平気でしたが、貧乏中年となった今は体力的にも時間的にも経済的にもそこまでやってられなくなりましたね。

稼ぎが良くならないと運動に時間を割けないんですよね。自転車で郊外をぶらぶら走るのが子供の頃から好きだったのでそれが出来ないのが正直ここ数年ストレスですね。スピードを出すという事には関心がありませんが、じっくりと色んな坂道を登ったり下りたり20km〜30km程度走るのが好きですね私は。出来れば毎日やりたいですがね。


X-29 のような機体もラインナップされていまして奇怪メカ好きとしては誠にありがたいです。ヨドバシ店頭価格なんと748円(税込)也。


これはモールドが彫りです。
ここまで紹介してきたキットはこの X-29 を除き全て凸モールドです。

私自身が長年凸モールドアレルギーで嫌いだったのですがこの数年で完全に自分なりのやり方みたいなものが出来て気にしなくなりましたね。

彫り直すも良いですが凸モールドならではの立体感を活かすのも良いかと思います。

それでもやっぱり凸モールドは嫌だという方にはこの X-29 を私はオススメします。
出来自体良好ですが製作途中で止まったまま数年経ってしまいました。 HobbyBoss の 1/72 ベルクート(これもかなり安くで売っています)と一緒に作って全翼機対決させたいと思ったため二機同時に製作出来るタイミングで改めて作業再開したいと考えております。


実は数日前貯まったヨドバシのポイントでこれを入手しました。また F-15作りたいな、と。


1/72 F-15 は各社からリリースされていますが、まあまず間違いなく一番安いキットがこれになります。ハセガワの 1/72 F-15 も二種類あり、こちらが旧キットとなります。となればもちろん漢の凸モールドという事になります。

発作的に今朝貪るように箱を開けてここまでやってみました。


1/72 とは言え、実機が全長約19.5mもあるのでデカいんですよ。RG ガンダムと並べるとこの体格差。価格は約三分の一です。お得感はんぱないんです。


凸モールドというだけでなくエアインテークに豪快な合わせ目が出たり、右翼の取り付け部分が全く厚みが合わなかったりするのが気になりますが特に難しい職人技が要求されるという事はなさそうです。

私的にはガンプラの挟み込み構造の塗り分けをしたり後ハメ加工したり肉抜き穴を綺麗に埋めたり可動部の塗装ハゲ対策をする方が遥かに難易度高いと思います。


そしてパーツ数、たったの63。
パーツ数が少なければ簡単だと断言するのは早計かとは思いますが、ゲート処理の手間は少ない方が軽いと断言出来ます。


大戦機もあります。
コルセアは所謂「A帯」キットと言われるものでオレンジの帯が目印です。このAキットは兎に角安いんです。同社のたまごひこーきコルセアより安いですからwww

私は所有していませんが、ゼロ戦や飛燕、鍾馗やマスタング、隼等々大戦機も非常に充実しています。定価でも800円くらいですのでどれも実売数百円で買えます。


1/48版と比べてスリムなアレンジがされていてこれはこれで誠にカッコ良いです。


RG ガンダムと大きさ比較。
小さ過ぎず大き過ぎず品良く飾れます。


そしてパーツ数は驚異の34!!たった34このパーツですよ?ハセガワ驚異のメカニズムです。


震電も出てます。これも税込3ケタ円で誠に安いです。
話変わりますが造形村の震電、再販が待たれます。

ボークス福岡店の方曰く、福岡に馴染みのある機体故再販リクエスト多いらしいので私は近く再販されると信じております。

この異形のシルエットがカッコ良いんですよね〜


でパーツ数は驚異の45。


ハセガワ1/48 版も安くて1500円前後で売っています。また作りたいところです。


基本的にパーツ数が100超える事はまずありません。なんなら50切るキットもざらです。素晴らしい。。。


もう少し大きい箱シリーズも F-117 や F-2A/B などは出来も良く実売価格も1,500円前後なのでかなりオススメです。どちらも以前完成しましたが時間を作ってまた作りたいものです。


こちらの 1/72 A-10 はホビーボックス福岡店の中古コーナーで200円で買いました。流石にデカールはミイラみたいになってましたが。

去年か一昨年に購入したものだったと思います。元が安いんで中古となるととんでもない捨て値になる事が多いです。


旧キットの方の A-10 なんで凸モールド(現在廃盤)だったりしたんですが、ちょうど AK-Interactive のウェザリングペンシルを入手した直後だったりしてガッツリ汚れや空気の流れを描き込んで楽しめました。

この調子でハセガワ現行 A-10 もいつか作ってみたいと思いますが、まずは先日いただいたタミヤ(イタレリ) 1/72 A-10 を来年の早いタイミングで完成させたいと思います。

最近ガンプラが入手しにくかったりする事が多いようですが、今回ご紹介したキットはガンプラの売れ線商品の半分とか3分の1くらいの金額で選びたい放題です。固定モデル故に水性塗料との相性も良いです。週末や大型連休のお供にいかがでしょうか。

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