実売価格1,000円以下という低価格キットでありながら、形状/色分け共にハイレベルなキットです。
ただ本キットの弱点としてパーツ分割が厳しい部分がありあます。
マスキングして塗るという手もあったのですが私の腕では後ハメ加工/塗り分け共に困難であると判断し、部分塗装の簡単フィニッシュで仕上げました。
自分で言うのもアレですがかなり良い感じに仕上がったと思います。
無塗装なのは胴体に相当する両脇をグレーのトラスで囲う部分と床、そして機首等でそれ以外は塗装しました。
毎年何件か簡単フィニッシュの作例を掲載しておりますが最近のキットは色分けが優秀なのでもともとの成形色を活かすという手法は理にかなっていますね。
ただ合わせ目消しの跡なんかはよく見ると目立ってしまいます。こればっかりは仕方の無い事ではありますが。。。
キャノピー部分と白いラインは付属のホイルシールを使用しています。
MSを乗せる際は床?の中心部分の板を取り外します。
カルトグラフのロゴは洒落で貼りました(笑)
このパーツをMSの股間の3mm穴に接続することでしっかりと固定する事が出来ます。
大気圏内用ベースジャバーから進化しました。
ということでジェスタを乗せてみました。
股間の接続パーツのおかげでかなりガッチリ固定出来ます。
機体下部に装着されているプロペラントタンクを取り外すと…
MSを上下に乗せることが出来ます!
これはカッコ良いですね。宇宙用ならではの運用方法です。
ここまで乗せると流石のアクションベース1もかなりアームがしなります(笑)がちゃんとこの状態で飾ることが出来ます。
ジェスタは脚が長いのでフットレストに収まりませんが股間の接続パーツのおかげで上手い具合に乗っかっているように見えます。
機体側面には取っ手?的なものが付属しており、いろいろ使い道を考えるのも楽しいものがあります。
もう予想が付いているとは思いますが次回はジェスタキャノンのご紹介となります。
勿論ベースジャバーもジェスタもちょこちょこ登場しますのでお楽しみに〜〜〜〜
ということで89式ベースジャバー完成報告でした。
部分塗装はしていますが簡単フィニッシュで充分にカッコ良い仕上りを堪能する事が出来ます。
逆に後ハメ加工や全塗装を行おうとすると途端に完成までの道のりが遠くなる実に奥の深いキットです。つまりいろいろな楽しみ方が出来るキットという事ですね。
価格も安くアクションベース1とセットで購入しても量販店なら1,000円を下回る金額で入手可能です。
機体の性格上いろいろな機体と絡め易いですしアクションベースに接続してMSを乗せるとかなり迫力があります。後ハメ加工やマスキングの練習台としてもお手軽にSFっぽいディスプレイをしてみたいという方にもオススメです。