HGUC NRX-055 バウンド・ドックをつくる。


遂に HGUC バウンド・ドックが発売されました。

ぱち組レビュー記事を書こうかと思いましたが、それは他の人気ブログが星の数ほど投稿するでしょうし、当ブログは完成させてナンボなところもありますので早速本番制作に入ってより実践的な内容に徹したいと思います。

しこれから制作される方に多少なりともお役立ち出来るコンテンツになれば幸いです。


私は今朝ヨドバシカメラマルチメディア博多で入手しました。予約出来なかったのですが普通に買えました。

定価販売ですが写真の通り在庫潤沢で御座います。写真では見えない裏側にも積まれていたので店頭に出されているものだけでも70箱くらいありました(笑)

市街地にアクセス出来る方なら転売屋から高額で買う必要など全くありません。ヨドバシカメラの在庫も圧巻ですが明日のガンダムベースもお祭り騒ぎでしょう。

当ブログではかねてから「 HGUC バウンド・ドックが出たら3体買う」と公言してまいりましたが、このご時世話題のキットを複数買いするのも無粋かと思いまして EG ガンダム先行販売時同様、まずは一箱摘んできました。名作キットは多くの方々とその素晴らしさを分かち合いたいものです。

そしてどの道、並のMGを食ってしまいそうな巨大キットなので慌てて三箱買っても制作スペース的に一体ずつしか作れませんからね。まず一体完成させてその後店頭在庫が残っているようであれば順次追加制作しようと思います。


昨日の記事で私は「胴体がやや短い」的な事を書きましたが、杞憂だったようでMS形態時のプロポーションも均整が取れています。


私はこのMA形態がお気に入りでしてもうね、これ完璧なプロポーションなんじゃないでしょうかね。いまだに信じられませんよ、まさかHGでバウンド・ドックが出るとは。。。小学生の頃、旧HGのガンダムを手に入れて驚愕していた私にこの話をしたら信じてもらえるでしょうか(笑)それにしてもあれから30年経ったのか、と思わず感慨に耽ってしまいます。


後ろに気になる機体が。


やはり今回はゲーツ機として制作してみましょうかね。このカラーリングのバウンド・ドックが欲しい方多いのではないでしょうか。プレバンから出る前に当ブログでカッコ良く仕上げてみたいと思います。そのためには迅速に制作にとりかかる必要があります。


能書きはこの辺にして開封しました。
でかいだけでなく可変機構もありますのでパーツ数もそこそこ多いです。

ですがよく練られたパーツ構成のおかげでストレスはありません。


多色整形ランナーとその他濃紺ランナー。


関節系KPSランナーは4枚。


ちょっと気になったのが、柔らかいKPSランナーはキットの自重で負荷が掛かったのか全てランナーに「しなり」が入っていました。※但しパーツそのものの形状や嵌合には全く影響を与えていませんので問題なく組めます。


パイプパーツは軟質樹脂製。
これ塗装できましたっけ?ランナーにマルチプライマー吹いて行けそうだったら塗ろうと思います。材質的にはRE/100ザク改のパイプパーツと同じような感触でした。


ビームサーベルの刃は2本付属。
使用するのは1本なので残りは有り難くストックさせてもらいます。


あと、これは驚きだったのですが本キットにはアクションベースが同梱されています。別売品を調達する必要はなく、これでしっかりと飾る事が出来ます。


こちらもキットそのものの自重がかかってランナーが曲がっていました。がパーツの変形や嵌合エラーとは全く無縁でしたので心配無用です。


組立説明書。
MS形態で写っています。
ご存知の通り、ギャプランやメッサーラ同様バウンド・ドックはモビルアーマーです。一応人型なのにモビルアーマーというカテゴライズが特殊さを強調させます。


今回はパーツも多いし変形工程の説明も必要なためかボリューム満点で HGUC ネオジオングの組立説明書のようにホチキス留め中綴じ印刷が採用されていました。 何かと規格外なキットとなっております。


本キットはMA形態のモノアイとビームライフルのセンサー部分がクリアパーツで表現されており、大変豪華で嬉しいなと思う反面、ビームライフルのセンサーはガッツリ挟み込み構造なので塗装派モデラーにとってはあまり意味がありません(苦笑)


普通にライフル本体のモナカパーツ組んだ後に台形のクリアパーツをガチャコン嵌めれば良さそうな気がするのですが、エントリーユーザに配慮してポロリ&紛失対策なのかも知れません。こういった箇所で手を止めて悩みだすと先に進めないので私はもう挟み込んで接着しました。塗装して透明レジンで完成直前にクリアパーツかさせればかなり美しく仕上がると思いますので。


今回(も)ぱち組仮組の類はせずいきなり制作開始していきます。組立説明書をよくよんでギミックを頭に叩き込みます。


私はこの段階でまずパーツが干渉して塗料が剥げそうな箇所がどれくらいありそうか、を点検します。

本キットは手首と武器を取り外す以外完全変形です。シールドを着脱させるRGゼータが完全変形ならばこのバウンド・ドックも堂々たる完全変形です。


付属のホイルシール。
この枚数の少なさからも本キットが如何に整形色レベルで高度の色分けがなされているか察する事が出来ます。


可動はKPSメインではありますが、一部球状のポリキャップも使用しますが私は英断だと思います。

新製品紹介などでついつい「完全ポリキャップレス」などのセールストークを駆使したくなるかとは思いますがこの球状パーツは ABS やKPSで再現するとどうしてもネジ切れやすくなったり逆に摩耗に弱かったりするんですよね。

ある程度場数をこなしてきたモデラーならば、ここのパーツは現状ポリキャップで実装する事が最も安全で確実だと知っています。適材適所が大事ですからね。そういう意味でも本キットは非常に完成度が高いです。これでこそ「ハイグレード = HG」だと思います。


右腕は上腕、前腕共に挟み込み構造となります。後ハメ加工も難しそうですので今回も強度優先してマスキングを頑張ろうかと思います。塗り分けが難しいのはここだけです。


MS形態時にシールドとなるMA状態時の頭部パーツなどは切りだし → ゲート処理と同時に黒サフを吹きました。


こんな感じです。
モノアイレールになるので真っ黒にしておきたいわけです。


MA時のモノアイはクリア整形となっており気合が入ったパーツ構成となっております。


ただ今回私自身の好みでここはHIQパーツのVCドームに置換したいと思いましたのでクリアパーツの基部だけ残して目玉部分を根本からカットしました。ゲーツ機にする都合上モノアイの色も変更したかったためです。普通に緑色に発色させたい場合はキットのパーツが優秀ですのでそのまま使えます。


ピンボケしてしまいましたが、MS形態時の頭部の中身も黒サフを吹いて組んでおきました。こちらのモノアイは通常のプラ整形ですが左右スイング機構が組み込まれています。


スネの下部に三角形のモールドがふたつ、両足合わせて4つあるのですがそのモールドはやや朦朧としており、あやふやです。


ということで先述したキット付属のホイルシールをマスクシートとして塗装時に活用します。4番と5番がそれです。


あとピンクの脹脛には縦方向に合わせ目が二箇所出るのですがパネルラインとして処理してもおかしくないものですので私はそのままで行くか、段落ちかさせるか並行モールドを彫るかして同化させるつもりです。


股間ブロックに着脱するアクションベース接続アタッチメント。


この手のパーツの内側は塗装しないようにしています。
完成後見えないからという意味ではなく、完成後塗装したパーツにタイトに着脱させる必要があるため塗装剥げや色移りのリスクを極力回避させるためです。


脚部の紺色のパーツなのですが、肘の三角形がなんと別パーツ化されております。有難いですね。HGとして相当に気合の入ったパーツ構成だと思います。ぱち組派の方には特に大きなアドバンテージとなります。


ただ、塗装をするつもりのモデラーにとってはこの前後合わせのモナカラインが大変気になります。昨日の記事を書いた時は気にならなかったのですが、いざ制作するとなった際は裾と膝の流麗なラインを分断するモナカラインをどうしても消したくなります。簡単フィニッシュされる場合は黄色い膝の三角形を挟み込んでここもセメント熔着して乾燥後ヤスリがけすればオッケーです。


私は膝の三角形はマスクして塗り分けるということにしてタミヤセメントで接着しました。


完全乾燥後合わせ目を完全に消します。
このパーツは直線が無慈悲に入ると私は些か無粋な印象を抱いてしまいます。
モデラーとしてもモナカラインを無理くりモールド扱いしてサボったな、感が出るというか。


右腕のモナカもタミヤセメントで接着しました。
本来肩に緑色のパイプパーツを挟み込む必要があるのですがここは突起をカットすれば容易に後ハメ加工出来ます。


上腕、前腕共にモナカラインが目立ちますし、段落ちモールドや並行モールドでお茶を濁しても悪目立ちする場所なので確実に処理したいところです。


肘は二重関節でかなり深く曲げる事が出来ます。


あと昨日の記事で懸念していた右腕のロール可動ですが肘関節上部に設けられていました。てっきり旧キットサザビー状態だったらどうしようかと心配していましたが(笑)流石に取り越し苦労でした。モダンな可動機構を実装しています。


上腕部分は組み立て後も肘関節から外せますので、マスキングは肘関節〜前腕間、上腕〜肩関節間でそれぞれ行う形となります。


特徴的なクローはこのようなパーツ構成となっておりまして、これまた色分け優秀です。

黄色いパーツをピンクのパーツで挟み込む構造ですがこちらは合わせ目が機体パネルラインと同化されていますのでそれぞれ塗装してから組み立てる事が出来ます。極めて優秀なパーツ構成となっております。


ビームライフルと左腕に仕込まれる大砲はモナカ構造なので迷わずタミヤセメントで接着。


ビームライフルの銃口は別パーツ。
先端に忍パルスビームズのエフェクトパーツを着脱出来るようにする予定です。微妙に取り付け軸の径があわないので調整が必要です。


MS形態時の特徴的な触覚はプラ同士のBJ接続なのでピンクの機体をグレーやら黄色やらに塗り替えたい場合ひと工夫必要です。


ゲーツ機として塗ったのに接続部分の塗料が剥げて地のピンクが見えたら非常にガッカリしますので240番の耐水ペーパーでわざと面を粗くし塗料の食い付きを良くしておきます。

但し削り過ぎると触覚そのものがスポスポ取れて本末転倒なので塩梅にはくれぐれも注意して作業する必要があります。


触覚そのものはシャープ化しておきました。


あと頸椎に相当するパーツもモナカ構造なのでセメントで接着しておきました。完全乾燥後整形します。

かなりボリュームのあるキットですが、非常に考え抜かれたパーツ構成になっており作り易いです。

巨大なモンスターキットという印象がありますが、エントリーモデラーの方にも充分楽しめる配慮が行き届いたキットでどなたにもオススメ出来ます。明日明後日いかがでしょうか。既に手に入れたよという方も多そうですが、我々世代にとっては本当に嬉しい立体化となりました。気合を入れて完成させたいと思います。という事で今回は以上です。


3 thoughts to “HGUC NRX-055 バウンド・ドックをつくる。”

  1. 一つ前の展示物からの考察もふくめすごく参考になります。

  2. はじめまして。
    昔から閲覧してましたが、今回はじめてコメント致します。
    勝手ながら管理人様には幾つかお礼を言いたいです。

    今では大分少なくなってしまった模型ブログで頻繁に更新をしていただけてること。

    「ちょっと残念です」みたいなちょっと忖度が入った言い方ではなく素直に感想を書いていただけてること。
    昨今のガンプラの足裏の肉抜きや、武器持ち手に対する辛辣なレビューは胸がスッとしました!

    書いたことに対して多少攻撃されることもあるかと思いますが
    人それぞれの価値観があるし、それを発信することは何も悪くありません。
    私はここのスタンスを支持しています。

    これからも更新を楽しみにしています。

    1. コメント誠に有難う御座います。

      基本的にプラモ製作時に有益となるような情報配信を心がけておりますのでメーカーや著名人等に対する忖度やぞっとするおべっかとは無縁のブログとなります(笑)

      今後もメーカー目線ではなくモデラー目線のコンテンツ拡充に精進して参ります。

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