当初は肩アーマーもからし色に塗装していたのですが、
土壇場で胴体色に変更しました。
こちらの方が引き締まって見えます。
肩アーマーは大型化。
肩アーマー側面にある三角形のスラスター?がキットのままだと不自然に飛び出しているように見えたのでそれを囲う形で肩アーマーを大型化しました。おかげで邪悪なシルエットとなりヒール感もアップして満足しています。
角形プロペラントタンクにある橙黄色の識別隊は塗装で表現。
MRB-110ビームライフル。
肘関節を渋く調整しておきましたので余裕で保持出来ます。
あと膝関節もキットのままだとややユルいので渋めに調整しておきました。結構良い感触で可動します。
専用シールドも非常にカッコ良いです。
股関節ブロックに3ミリ丸穴を設けましたので魂STAGE 等の市販汎用スタンド各種に気軽に接続出来ます。
角形プロペラントタンクの先端には各バーニア を取り付けてディテールアップ。
足裏も塗り分け。
脹脛の装甲を取り外すと三連バーニア が仕込まれています。可動しますが、ここは完成後ほぼ見えません。外装も簡単に着脱出来るような感じでもなく裏から綿棒などで押し出して取り外しました。
センサー部分はガラスパーツを埋め込み赤く輝きます。
銃口は詰めて大型化。
MMP-80マシンガンも付属します。
組立説明書の表紙を見てちょっと気になったのですが、
「MMP-80」ではなく「MPP-80」と書かれています。
中学生の頃から私は「MMP-80」だと認識していたので数十年勘違いして覚えていたのかとはっとしたのですが、
量産型の組立説明書の表紙を見ると「MMP-80」と書かれています。
やはり「MMP-80」です。
ですがシーマ機の組立説明書内では表紙同様「MPP-80」。
量産型とおんなじランナー使ってるのに(笑)これ誤植なんじゃないでしょうか。
で、念のため量産型の組立説明書を見るとやはり「MPP-80」。こちらが正解だと思います。
気を取り直して持たせてみました。
取り回し易くで見た目もカッコ良く私はこの銃が大変気に入っています。ザクF2にもトローペンにも付属していますがそれぞれ別金型です。いずれも文句なしの出来です。
モノアイはラピーテープを切り抜いたものを使用しています。非常によく光を拾います。
モノアイ固定且つスペースが限られた箇所でモノアイ表現を行いたい場合最高のマテリアルだと思います。
MMP-80は兎に角取り回し易いので助かります。
ビームサーベルは刃と柄が一体成型なので切り離して塗り分けた後、真鍮線を介して接続しました。
二本付属します。
銃持ち手は二種付属しそれぞれ微妙に形状が異なります。今では考えられない豪華な配慮が行き届いた仕様です。
穴の開いていない握り拳がどうしても欲しかったので今回ビルドハンズ丸のLサイズを使用。ゲルググにジャストフィットするサイジングです。
本体及び付属品一式。
という事でゲルググマリーネシーマ機完成報告でした。
可動範囲は狭いですが、肩アーマー・肩・上腕・肘・前腕・手首のパーツ構成が非常に素晴らしく後ハメ加工要らずでそれぞれ塗り分けてから組み立てる事が出来るという点では昨今のガンプラよりも遥かにモデラー目線で設計されているキットだと言えます。
この考え方は脚部のパーツ構成にも取り入れられており、古いキットながら見所が多くこの時代のガンプラは今とはまた違う良さがあるなと改めて思いました。とても良いキットだと思います。
私は肩アーマーの改修や塗装であれこれ悩んでしまって時間がかかってしまいましたが、そのまま作るのであればパーツ数も少ないのでかなり気軽に楽しめると思います。という事で今回は以上です。