
本日2件目の投稿は量産型の完成報告で御座います。
今月2体目、今年64体目の完成報告となります。

量産機然とした佇まいにスパイクシールドと実弾系マシンガンという兵装が残党感あって気に入っています。

肩アーマーの改修でどつぼってしまい、随分と時間がかかってしまいました。予定を大幅に超えてようやく完成しました。

肩アーマー制作中の写真。
もっと綺麗に仕上げたかったのですが、私の実力の限界点は低かったです(笑)中学生の頃からこの手の技能は向上していないのでは
???と我ながら唖然としてしまいます。






やっぱこの装備ですよ。

0083のOVAを毎回楽しみに視聴していた中坊時代の私は、待てど暮らせどゲルググマリーネやトローペン、ザクF2やドラッツェがプラモ化されないのが悔しくて仕方なかったですが今はこうして手に入ります。ここまで揃ったらそろそろザメル出しても良い頃なのではないでしょうか。私は充分あり得ると思いますがね。

ただ、今年はガンプラ手に入り難いですね。ドラッツェあたりまた作りたいのですが再販直後に買っておくべきでした。まさかドラッツェやガザCが手に入り難い時代が来るとは。





左上腕、左太腿、スパイクシールドにある橙黄色の識別帯は塗装で表現。

股間ブロックに3ミリ丸穴を設けましたので魂STAGE 等、市販汎用スタンド各種に接続する事が出来ます。

バックパック上部に生えるアンテナはHIQパーツの金属製挽物パーツに置換。

バックパックはキットのままだとやや貧相且つ、取り付け位置が下過ぎるように見えたので大型化しつつポジションも上に移動し、上から見た時に痩せ細って見える問題を解消しました。

バックパック制作中の写真。


こうしてシーマ機と並べて飾る事が出来る日がきました。

感無量です。
中学生の頃の私にプレゼントしてやりたいです。

足裏もしっかり造形されています。
踵に肉抜き穴がありますが、モールドとして通用するデザインが施されています。これはシーマ機も同様です。

何気にバーニアが多く塗装が大変でした。

各バーニアは結構細かいので紛失に注意しながら塗装しました。

バックパック左右側面に突起している円筒形のパーツはキットのままだと合わせ目を豪快に跨いだりやや小ぶりで迫力に欠けたため、プラ材やお助けパーツを駆使してスクラッチ。

時代が時代ですので可動範囲は狭いです。この写真でお察しください(笑)ただしルックスは非常に良いと思います。設定画とはかなり異なる解釈が施されてはいますがこれはこれで私は気に入っています。

モノアイはラピーテープを切り抜いたものを使用しています。非常によく光を拾います。
モノアイ固定且つスペースが限られた箇所でモノアイ表現を行いたい場合最高のマテリアルだと思います。

スパイクシールドはキットのままだと貧相だったので突起物は全て根元でカットし、お助けパーツに置換しました。

コトブキヤの別売スパイクはキンキンに尖っており誠に素晴らしいです。



狭いとは言えこれくらいは可動します。

ビルドハンズ丸(Lサイズ)を使用して可動範囲の狭さを手首の表情でカバーしました。

ビルドハンズ丸(Lサイズ)。
サイズ的に HGUC ゲルググ系キット各種にジャストフィットします。ボール部分は少し削って嵌合調整しています。

キット付属の手首パーツ。
ピンボケしちゃいましたが付属の左平手は非常に素晴らしい造形となっております。

脹脛の装甲を取り外すと三連バーニア が仕込まれています。可動しますが、ここは完成後ほぼ見えません。外装も簡単に着脱出来るような感じでもなく裏から綿棒などで押し出して取り外しました。

ビームサーベルは二本付属。

刃と柄が一体成型なので切り離して塗り分けた後、真鍮線を介して接続しました。



スパイクシールドは右手でも持てます。
取り付け方法がしっかりしているので保持力も抜群です。

本体及び付属品一式。

という事でゲルググマリーネ完成報告でした。
可動範囲は狭いですが、肩アーマー・肩・上腕・肘・前腕・手首のパーツ構成が非常に素晴らしく後ハメ加工要らずでそれぞれ塗り分けてから組み立てる事が出来るという点では昨今のガンプラよりも遥かにモデラー目線で設計されているキットだと言えます。
この考え方は脚部のパーツ構成にも取り入れられており、古いキットながら見所が多くこの時代のガンプラは今とはまた違う良さがあるなと改めて思いました。とても良いキットだと思います。
私は肩アーマーの改修や塗装であれこれ悩んでしまって時間がかかってしまいましたが、そのまま作るのであればパーツ数も少ないのでかなり気軽に楽しめると思います。0083関連は来年以降もちょこちょこやっていこうと思いますのでご期待ください。という事で今回は以上です。