ガンダムベース限定商品である HGUC ガンキャノン21st CENTURY REAL TYPE Ver. 完成しました。
キット付属のラインデカール、エナメル塗料のドライブラシによるハゲチョロ塗装、トップコートは光沢と往時の「リアルタイプ」シリーズを彷彿とさせるノスタルジックな仕上がりを目指しました。
今回も和泉化成株式會社のプラスチック容器を使用して台座を自作しました。
私は小学校中学年〜高学年の時分にタミヤエナメルの銀でハゲチョロ塗装を覚えたのですが、一時期なんでもかんでもハゲチョロ状態にしていた記憶が蘇ります。
今でこそ暑苦しいですが、80年代はこういうテイストが流行ったんですよ。私が小学生くらいの頃ですから相当な大昔ですが。
ですから私自身というよりも私よりひと回りふた回りくらい上の世代のモデラーが確立した表現手法であります。私はそれを今記憶を辿ってトレースしているという感じです。
台座には支柱を打ち込みしっかり本体を保持出来るようにしています。
台座の天板はこのような感じで仕上げています。
先月完成したリアルタイプザクと並べてみました。
このシリーズは泥臭い仕上がりが似合います。
台座を揃えると更にコレクション性が高まります。
機体各部のラインは全てキット付属の水転写デカールを使用しています。膝と肘は私の技量ではどうやっても貼りきれませんでしたね。あの曲面にあの大面積デカールを歪みなく貼れる人は相当な超人じゃないと無理だと思います。
ビームライフルのセンサー?っぽい造形の箇所にはガラスパーツを埋め込みました。グレネードかも知れませんが。
肩の武装以外構造上の違いはないため通常のREVIVE版ガンキャノンと同等の可動性能を誇ります。
KPS とポリキャップを巧みに使いこなした構造故、可動範囲は広く、その感触はしっとりとした上品さがあります。
足の裏はこんな感じで塗り分け。
このパーツ構成こそ「 HG = ハイグレード」だと思います。
バイザー部分は内部を銀塗装。
黒を下に塗っておく事で光を反射しやすくなります。
バイザーに使われているクリアーパーツの色も誠に素晴らしくほんのり青みがかったグリーンという絶妙な色味がどこかエイティーズな雰囲気を醸し出してくれます。
ガシガシにタミヤエナメルの銀でハゲチョロ表現を行っていますが、バイザーと赤いガラスパーツのクリアな輝きが良いコントラストとなったかと思います。
ビームライフルは左手でも持てます。
本体及び付属品一式。
という事で HGUC ガンキャノン 21st CENTURY REAL TYPE Ver. 完成報告でした。
素性が極めて良いキットに水転写デカールとスプレーミサイルランチャーを同梱したアイテムで箱絵も素晴らしいデザインで、コテコテのガンプラビルダーにピンポイントで訴求するナイスなアイテムだと思います。
「折角ガンダムベースに遊びにきたから何かお土産買ってくか」という時にちょうど良い内容も価格なんですよね。
このキットがプレバン専売からガンダムベースの店頭販売に移行した時本当に感激した記憶が蘇ります。現在販売されているどのアイテムもダブっても全く困らないどころか何度でも作りたい機体・キットばかりですからね。この「21st CENTURY REAL TYPE Ver. 」シリーズはどれもオススメです。という事で今回は以上です。