今まで何体作ってきたかわからないくらい作ったキットですが何回作っても飽きません。
世間では現在在庫残小なそうですが私は数年前から積んでいたので問題なし!
やっぱりプラモはある程度積んどいた方が良いですね(自己弁護)
シリーズNo.037と年季の入ったキットな筈ですが今風の攻めたシルエットがシビれます。
出渕裕先生のデザインはもともと結構丸っこい優しいラインで、HGUC用にカトキハジメ氏が書き起こしたイラストもキンキンというほどでもなくどちらかというとマイルドなラインだったのですがそれらを丸無視して(笑)超攻撃的なシルエットにまとめあげたバンダイの大英断的キットです。
バンダイの手にかかると安全基準やら最大公約数やらで大抵ダルくなりがちなのにハイゴッグは例外的でその辺りも興味深いキットです。
後姿も悪魔的でうっとりしてしまいます。
水転写デカールはいつものHIQパーツメインで所々ベルテクス。ジオンマークはガンダムデカール。
腕を伸ばしきると約380mmにもなります。
全高15mクラスで数字だけ見ると小柄なMSですが実物は前後左右にボリュームがあります。
ガンプラではとかく軽視されがちな胴体部分の前後のボリュームもグラマラスな造形でパーフェクトな造形がなされています。
ハンドミサイル先端にはセンサーをイメージして貼り付けガラスをエポキシ接着剤で装着、乾燥後UV硬化式透明レジンを垂らしてクリアドーム化。
キットのままだと肩の保持力が怪しかったので渋めに調整。
肩アーマーの裏側は黒く塗っておきました。
綺麗に塗り分けるのは確かに一手間かかりますが、こういう巨大な外装を纏った機体は完成後の重量感が全く違いますからやった方が良いですね。
形状的に塗料が回り込みそうだったのでエッジ部分にこいつを貼り付けて塗り分けてみました。最初は扱いに手こずりましたが慣れると大変使い易いです。
ミサイル弾頭近影。貼り付けガラスを接着しUV硬化レジンでコーティング。地味な作業ですが見栄えは格段にアップします。
あとお決まりの工作であるモノアイ可動化も行いました。
こちらも貼り付けガラスにUV硬化式レジン。
頭頂部の天板とはキットにもとからあったスリットとネオジム磁石の二段構え。強力に接続出来ます。
色々手をかけて作ったのに奥まっていてほとんど見えない!笑
あと胴体の目立つ合わせ目も消しました。
申し遅れましたが今回BMCタガネ大活躍回でしてあちこちにランダムなジグザクモールドを彫りました。
腹部マシンキャノンは銃口に1.5mm径のガラスパイプを埋め込みディテールアップ。
股間にあった長方形のスラスター部分をプラ板とパテで埋めて3mm丸穴を開口。これによって魂STAGE等の各種市販汎用スタンドに接続することが出来ます。
差し替えで巡航形態に変形。
個人的にはメモリアルアクション。
私に限らず多くの人がそうでしょうが、0080第1話冒頭を初視聴した瞬間ハイゴッグに一目惚れです。
と言うことでHGUC ハイゴッグ完成報告でした!
ギリギリまで粘るつもりですがおそらくこのキットが引越し前最後の完成品となりそうです。あれやこれやと雑務が溜まっておりますので投稿は来週までお休みとなります。ハイゴッグは私にとって重要なMSなので節目に登場してもらいました。次回から新体制となります。