大型キットですが当ブログでリデコ元のHGUC ドーベン・ウルフを二体同時製作した事があったのでそれほど心配する事もなく製作開始したのですがHGとは思えぬパーツ数故に当初の予定の倍くらいの時間をかけてしまいました。キットそのものの情報量も充分ですしそれプラス手を掛けただけ大満足の出来となりました。
正面。
堂々たる佇まいですが背中が非常に重いためMGHi-νガンダム Ver.Kaのように転倒防止のステーパーツを用意した方が良いと思います。後述致しますが私は自作しました。
今回オリジナル配色で塗りましたが宇宙世紀的な視点で無国籍な機体であるため特定の陣営を想像させないカラーリング意識してみました。
要所要所に1mm金属球を埋め込んでディテールアップしています。
リデコ元のドーベン・ウルフ、そのリデコのシルヴァ・バレトの更にリデコとなりますがプロポーションの印象はかなり異なり、ドーベン・ウルフ系の逞しさをしっかり残しつつもすらりとしたスタイリッシュなシルエットに変更されていて大変立体映えします。
この辺りはドーベン・ウルフ製作時かなり手を入れて私は改修していたのですが今回はお陰様でプロポーション面での変更はせずに制作することが出来ました。RGサザビーや来月でるRGνガンダムもそうですが最近のBANDAI SPIRITSはプロポーション面での美しさに更に磨きがかかった印象があります。
背部のボリュームは特に圧巻で立体的な魅力に満ち溢れています。
今回もBMCタガネを用いてパネルラインを追加するなどして情報量を増やしました。
非常にトップヘビーな機体なため素組みでは関節強度に不安が残るため股関節と上半身下半身を繋ぐ可動ポイントは補強しやや渋めに調整しております。
今回の配色だとツインアイの類もブルー系が良いかと思いEXシルバーの上にクリアーブルーで塗装しています。下地はもちろん黒です。これによって発色が断然美しくなります。
水転写デカールはHIQパーツ社のものを使用しました。同社のデカールは発色が良いので大変重宝します。
アクションポーズは特にスタンド必須です。
ビームマグナム。
立膝も余裕です。
ドーベン・ウルフと異なり肘関節が二重関節に進化していますが挟み込み構造となります。私は無理に後ハメ化して強度を損なうのが怖かったので面倒ではありますがマスキングで塗り分けました。
股間に3mm丸穴があります。
直立展示する際のステーパーツとしてローゼンズールのEランナーパーツとタミヤの曲がるソフトプラ棒を使って転倒防止用自立補助スタンドを制作しました。
これ無しでも一応自立しますがより確実に立たせるため且つ地震対策で用意しました。
ビームサーベル柄が付属するのでビルダーズパーツMSエフェクトを取り付けてみました。
このエフェクトパーツは本当に使えます。残念ながら最近あまり見かけません。再販されれば買いだめしたいところです。
ビームサーベル柄は上下で分割出来るので刃を接着しました。小さいパーツなので紛失リスクを低減するためです。また上下は敢えて接着しませんでした。これによって武器持ち手を都度分解させる必要がなくなるためです。
二刀流。
ビーム刃はクリアーブルーでグラデーション塗装しました。
平手パーツが左右分付属します。
ジェガンライフルも付属。
右腕は上腕部分が独特な形状をしています。
裏側に4本マウントしているスペア右腕と交換出来るようにするためです。
こんな感じでレールをスライドして懸架している右腕に交換作業用のアームを移動させます。
保持力は微妙なんですがこの状態で長期間飾りっぱなしにする人はあまりいないでしょうし(笑)逆にギチギチタイト過ぎると塗膜が削れるのでこれくらいが丁度良いという判断なのだと思います。
そうこうしている間に右腕付け替え完了。
私も劇場で観てきたんですが交換時ビームマグナムどこに置いてましたっけ(笑)???いざポージングさせて初めて気になりだしました。
もちろんスペア腕部は背部に懸架している分全て取り替えかのうです。
背部に懸架する腕部は一本が肘関節が可動し残る3本はダミーです。手首付け根の可動ポイントも3本は固定です。
各部のバーニアもきっちり塗り分けました。
ガンプラあるあるですがこういった箇所の塗り分けは完成後の見栄えに大きな影響を与えるのでぱち組派の方も部分塗装なさるとグレードアップ感がかなり出ますね。
大きさ比較してみます。
あの大柄なシナンジュより遥かにデカいです(笑)
初代と比べるとこんな感じ。まさにMSの恐竜的進化を堪能出来ます。
元祖と最新宇宙世紀作品の主人公機?同士とも言えます。
MGザクIIVer.2.0と。
並みのMGよりデカいですからね。。。
やってもやってもなかなか完成しなかったのですがこうしてMGと比べてやっと理解しましたよ。これは怪物MSです(笑)
本体および付属品一式。
余剰パーツ扱いのジェガンライフルとビームサーベルも制作しました。
ビーム刃は別売ビルダーズパーツMSエフェクトのものを使用しました。
透明なので見え難いですがステーパーツも自作したものが付属します。この内容でヤフオク出品予定です。
ということでHGUC シルヴァ・バレト・サプレッサー完成報告でした!
今回もヤフオクに出品致しました。何卒宜しくお願い申し上げます。
そう言えば以前HGUC ドーベン・ウルフを二体同時に制作した時も足掛け2年弱かかりましたので大変なボリュームのあるキットと言えます。
今回私は自分好みに塗装したりディテールアップしたりしていますが無塗装で組み立てるだけでも劇中イメージに忠実な巨大MSが出来上がります。三連休のお供に大変オススメ出来るキットです。
ここまで来たらもうお次はマークVですかね。私は一般販売でBANDAI SPIRITSがリリースすると信じていますよ(笑)
今年MGでいEX-Sガンダムがリニューアルされた時、RE1/100でマークVが来るかな?なんて思っていましたがどうなんでしょうね。1/144、1/100どちらとも近い将来出てくれると期待せずにはいられませんね。