足掛け11年、ずいぶん長い事やってますが、まだ完成しないんですよね(苦笑)往々にして若き日の私が無謀な工作に手を出してしまっていた事が原因ではあるのですが。。。
殆どのパーツが塗装が終わりスミ入れも終わりいよいよ水転写デカール貼りという段階においてもなお脚部は制作中です。
フレーム部分の合わせ目処理をせぬまま太腿の挟み込みパーツを接着しているためフレームにがっつりモナカラインが出ます。。。
しかもあちこちドリルで開口した後がありそれも力ずくで穴をほがしているため所々パーツが割れていたりしてもう地獄の様相を呈しております。
如何せん物理的に非破壊的な分解が不可能な状態に陥っているため、この段階で合わせ目消し作業も耐水ペーパーをかける事が出来ずプラ板を貼ってモナカライン塞ぎました。まさに苦肉の策ってやつです。
そればかりやっているといつまで経っても完成しないため足裏の塗装なども並行して行います。
薄めのグレー確かクレオス35番だったと思います。塗り分けは黄土色っぽい塗料を吹いて乾燥後マスク。
マスキングテープを剥がした段階では薄い色同士で塗り分けたためメリハリにかけますが、
スミ入れしてやるとあらふしぎ境界線が明確になる事で一気に色の差が際立ち引き締まります。
それにしてもこの時代の HGUC は足裏の造形がいちち気合が入っていて誠に素晴らしいですね。これでこそ「HG = ハイグレード」です。
外装に水転写デカールを貼っていきたいと思います。
今回もHIQパーツのJPNデカールを要所要所に貼っていきたいと思います。
あとTHE-O用の水転写デカールも先月ガンダムベースで買ってきました。親切な店員の方が一生懸命探してくれました。MG用となっていますが HGUC版でも使えます。
実は大昔に買ったものも所有しているのですが、他のキットでも多用してしまってかなり歯抜けになってしまったのと経年で流石にボロボロし始めましたのでちょうど久方ぶりに再販されたタイミングで抑えておきました。
二度手間になるのですが、私は水転写デカールを貼る時、必ず全体像が見える状態に組み上げます。完璧でなくても良いので組めるところまで組んでしまいます。
それによって自分が貼っていくデカールがどのような見え方をするのか確認しながら貼れますからね。
バラバラの状態で貼っていくといざ組み上げてみると、装甲の裏に隠れてしまったり、可動部や武器に接触して剥がれ易くなってしまったり、くど過ぎたり或いは逆にスカスカ過ぎだったりしても気づく機会を逸してしまう事があります。
ですので全体像を確認しながら貼っていく事にしています。
スミ入れした事で前回の組み立て時よりもぐっとメリハリが付きました。
水転写デカール貼りによってマーキングが入り、更に全身のスラスターが完成時装着されますのでかなりの情報量となるのではないかと期待しています。
という事で今回は以上です。
先ほど取り上げた脚部以外にもまだまだ細かい工作が終わっていないまま水転写デカール貼りに入るという暴挙に挑んでいるわけですが、それでも流石に完成が近づいてきましたね。
制作開始から足掛け11年経過していますがいよいよ近日中に完成させる事が出来そうです。