並行して制作している ザウバー C9 の塗装工程に合わせて塗装待ち状態が長らく続いていた ベルクート ですがいよいよ本塗装に入りました。
ちなみ本投稿が2021年300件目の記事となります。
黒サフの上にEXブラックです。
ベルクート に限らず私は実機の資料を全く持っていないため、基本的に箱絵とネットで得た報道関連の写真が情報の全てとなるのですが、まず箱絵を参考に塗り分け箇所を洗い出しました。白い差し色が要所要所に配置されています。
箱の側面に完成写真が載っているのですがこれがまた箱絵と違う場所に背中のアンテナとそれを囲う白いエリアが箱絵とは異なる位置にあるように見えます。
箱絵や報道写真などを参考にマスクしてみました。
白はクレオスのベースホワイトを使用しました。
ベルクート はお尻に二本の巨大な突起が生えているのですがこれはなんなんでしょうかね。しかも左右非対称です。
※Wikipediaに解説がありました。
二本の突起は「テイルコーン」と呼ばれるもののだそうで、左右で長さが異なるのも事実だそうです。中身が後方警戒レーダーだそうです。誠に謎の多い機体です。
ド素人の私なんかはテイルコーンとやらの長さは揃えた方がエアロ的に良さそうに思えますがどうなんでしょうかね。模型的には変化があって左右非対称な造形があった方が単調になる事を回避出来るので助かりはしますが。
塗装に入ってから気付いてしまったのですが、右側の突起は表面がベッコベコに変形しておりました。
整形不良なのか、セメント溶着時に私がクランプで固定していた際セメントが回り込んで変形したものなのかわかりませんが流石にこのまま完成させるというわけにもいかないレベルでの損傷なので二度手間ですがラッカーパテで補修しておこうと思います。という事で今回は以上です。