遂にこの日が来ました。
1/100 グレイズ地上戦仕様の完成報告で御座います。ちなみにこの機体は単品販売されたおりませんで1/100グレイズ改に付属するパーツを使って作る事が出来ます。
グレイズ系MSのロールアウトは以外にも今回が初めてです。
正面。
基本的には蒔苗東護ノ介の爺様が所有していた南国の別荘に侵攻してきた太平洋方面防衛部隊のグレイズを意識しています。
頭部にちょんまげを付けてみたり設定より南海をイメージしたカラーリングにしてみたりプロポーションを弄ってみたりと私の好きなようにさせてもらいました。
ぱち組みとの比較。
決して大改造したわけでも無いのにあらゆる面で印象が変わりました。かなり満足しています。最近調子が良いです。
如何にしてブルーシルバー感を出せるか色々検討した末辿り着いたのがガイアノーツのクリアーホワイトです。そのまま使った箇所はほぼ無いのですが応用次第でかなり使えることが分かり今回大活躍しています。
煽り。
外装部分は黒サフの上に一旦Exシルバーを塗りクリアーカラーを何層にも亘って吹いています。量産機とは思えぬ高待遇(笑)でこの発色を実現しました。
下地の黒サフをエッジ部分等に敢えて残して金属的な重量感を出してみました。
バックパックの色は設定画を意識してみました。地味ですが本体色との対比のおかげで却ってアクセントとなったように思えます。
背面。
頭部&胸部まわりのご紹介。
長方形のメインセンサーはラピーテープ赤を貼り光を拾って派手に輝きます。
完全に余談ですが実は下にプリズムブルーグリーンを塗っています。
カパッと頭部がお約束通り開きます。
内部センサーの中心には貼り付けガラスの赤を装着してこちらもまたよく光を拾ってくれます。
後頭部。
頭頂部には髷を付けてみました。
胸部側面の二つの円形パーツには曲面追従シールを貼りました。縁に相当する部分はプリズムブルーグリーンで塗装しています。
型式番号はモデグラ11月号付録の水転写デカール。モデグラオリジナルのデザインでカッコ良いです。
ギャラルホルンマークもモデグラ11月号付録の水転写デカール。
肩廻りはプラ板でディテールアップしたりBMCタガネでモールドを追加したりしていますがグレイズのようなデザインの機体を作る時、何より大事なのはエッジ出しだと思っています。これやるだけで肩のシルエットが一気に引き締りました。
やはり基本が大事ですね。
グレイズのデザイン自体かなり絶賛されていて私自身も大好きなのですが全身カクカクした外装が付いてるくせに頭頂部だけ丸っこいのがどうしても違和感満載でどうにかしたいと思っておりました。かといってブレードアンテナは月並み且つキットに付属しているし、鶏冠はリッターがやっているしそもそもあまりスペシャルな感じにしたくなかったのもあって行き着いた結果がちょんまげでした(笑)個人的にはツルツル頭より調和が取れたと勝手に納得しています。ツルツル頭のノーマル頭頂部はHGで楽しんでみたいと思います。
腰は1mm真鍮線を貫通させた3mmプラ丸棒で10mm延長しプラ材とジャンクパーツやお助けパーツでそれっぽくデコりました。
サイドアーマーは大きい丸穴が伽藍堂である点が気になったので4mm径のドリルで穴を僅かに拡げた所に2mm程の厚さにスライスした4mmプラ丸棒を挿入した上からマイナスモールドパーツを装着。
プリズムブルーグリーンで塗装しています。バトルアックスを装備する通常グレイズとして改修する際はスライスしたプラ棒の代わりにHIQパーツ等から発売されている4mm径のネオジム磁石を取り付けると捗りそうです。
ノーマルグレイズとの外見上の差となる特徴的な地上用推進ユニット。正式な名前はちょっと分かりませんが気に入っています。
ここにもギャラルホルンデカール!
太腿の外装も魅力的です。グレイズさいこー/
膝〜脛あたりの外装はノーマルグレイズと同様の意匠。ここはグレイズのアイデンティティと言っても過言では無い箇所なのでキンキンに入念にエッジ出ししています。
キットのままだとえらくダルいのでとにかくシャープに。
脹脛も同様にキンキンにしています。
今まで自分が出せなかった色が出せるようになって今回の塗装は本当に気に入っています。
内部スラスターは外装ともフレームとも異なる色で塗り分けました。普段目立ちませんが展開時に地味ながらアクセントとなります。
グレイズ地上戦仕様最大の特徴とも言える補助ホバーユニット。
私は通常のハイヒール足よりこちらの方が遥かに好きです。このパーツ目当てで1/100グレイズ改を買いました(笑)
HGでこのパーツが出てくれたら最高なのですがね〜
バトルブレード。
グレイズ・リッターのものともデザインが異なります。
設定画(背面)風に。たまらんです。
二期ではマクギリスが率いている地球外縁軌道統制統合艦隊のリッターは今回のブルーシルバーに近い色になっていましたね。随分後回しになっていますがリッターも製作中でして何色に塗るか自分でも楽しみです。
120mmライフル。
今回はロングバレルで制作しました。ギャラルホルンはやっぱりこれです。
自分で言うのもなんですが設定と私の自己主張が上手く共存出来たと思います。
ここまで仕上りに納得出来たのは今回が初めてかも知れません。
ブルーシルバーの表現は自分なりのものが確率出来た気がします。
一応アクションベース1に対応していますがガッツリ固定出来るというわけではないので長時間展示には向かないご様子。
それでも浮かせられるというのは有難いです。
鉄血1/100キットは平手が付属していてそのこと自体は大変有難いのですが恐らく抜きの関係で無味乾燥したやる気の無いポージングになっています。
なので五指を根元から切断し角度調整した後真鍮線を通して瞬着で固定しています。地味な作業ですがこれだけでポージングが活き活きとしたものに生まれ変わります。
バトルブレードを持たせてみました。
私にとって地上戦仕様の斬撃/刺突武器と言えばこれです。
第一期でギャラルホルン側のMSをグレイズに統一したのは英断だと思います。おかげで物語に説得力が出ました。大きな戦争から300年が経ったあの世界で場面が変わる毎に新型MSがゴロゴロ出てくるとちょっと冷めてしまいますから。
話は変わりますが鉄血のオルフェンズはOPに恵まれてますね。二期のあの曲もめちゃくちゃ合ってますよね。
アニメのこと詳しくないので上手く表現できましたが二期OPが流れる時の映像も良いですよね。反転してタイトルが出る所の流れも鳥肌が立ちました。
一期のEDも凄かった。
今回の改修で腹部がえらく長くなったように見える時がありますが個人的にはキットのままだとどうにもハイウエスト過ぎて馴染めず好みで思い切り伸ばしました。劇中の作画でも腹部がこんな感じに延長されている場面が結構あります。
一期2クール目のOP映像で流星号が宇宙空間に浮いている絵があるのですがあの腹部の長いボディバランスが個人的にグレイズ系のベストプロポーションだと思っています。
左手でもしっかり保持出来ます。
小型ブレードアンテナが生えた指揮官機用の頭部も付属します。勿論こちらもシャープ化。
やっぱりブレードアンテナもカッコ良いですね。
エイハブウェーブ下での運用に対応していて通信距離が一般機の2倍に強化されているのだとか。
勿論左手でもマシンガンを持つことが出来ます。
新旧量産機比較。
前回完成報告を行なったキマリストルーパーと。
付属品一式。
ということで1/100グレイズ地上戦仕様でした!
意外にも当ブログ初グレイズです。
地味な機体なのかも知れませんが個人的には大好きな機体だったので何としても当ブログのラインナップに加えたかった機体です。
蒔苗東護ノ介の爺様の別荘にやってきた機体の色がとても印象的だったのであれこれ試行錯誤しながらブルーシルバーを再現しました。言葉遣いがかなりアレな三日月が二期で何故かお爺ちゃんと呼んでいたのが笑えました。
HG版のグレイズ系キットが少なくとも6体はあるのでこちらも少しずつ作っていきたいと思います。鉄血系キットは二期、一期分け隔てなくこれからもどんどん作っていきますのでご期待ください。