フライングパンケーキようやく士の字になりました。
形状的に「士」というより「出」の字といったところですが。
脚部分も仮組みしてみました。
お高いキットだけあってパーツ分けも細かく高級プラモ的な構造をしていました。
懸念していた取り付け方法も結構ガッシリした構造で本体を支えるので塗装後取り付ける際に強度確保に難儀する事もなさそうです。
機体下部のパネルラインは良く見るとかなり朦朧とした浅めの彫りだったのでBMCタガネで彫り直し。この作業は機も使いますし、こう量が多いと脱線する事もあったりしてその補修などやっていると結構疲れますし時間を多く失います。
水平尾翼の取り付けは長方形のピンで取り付ける仕様ですが、
本体側の穴と全くあいません(怒)
どうせそんなとこだろうと思いましたよ。
これまでの経緯から本キット製作においてこの種のパーツ精度は既に期待するのを止めていたのでさっさと根こそぎカットして真鍮線接続としました。
「士」の字ならぬ「出」の字状態。
タービンを囲うカウルに相当するパーツもそのままでは本体に嵌りそうで嵌らなかったので調整しました。2015年のプラモとは思えない精度の低さです。
側面。
薄くまとまっています。
多少の調整が必要でも形になるだけありがたい(苦笑)
水平尾翼から左右2本ずつ生えたひん曲がった突起はピトー管かなんかですかね?
キットのままだと当然のように綺麗に嵌りませんので取り付け軸を丸々カットして真鍮線接続にしました。
そうする事で万一不可抗力でピトー管に力が加わっても、取り付け部分の真鍮線側でショックを吸収して最小限のダメージ、或いは最低限の補修でリカバリー出来るようになる筈です。
コックピット内部は最後の見納め。
照準器のクリアパーツは非常に小さいのでこの段階で取り付けました。
風防もこの段階で接着。
こちらもまた二液性エポキシ接着剤で取り付けました。
合わせ目消しはもとよりそもそも謎のアンダーゲートが合わせ目に多発している分、捨てサフを吹いて入念にエラーを探す必要があります。
もう一踏ん張りで基本塗装を開始出来そうです。
大量にあった謎のアンダーゲートの処理やパーツ精度まともであれば先月中ごろくらいには余裕で完成した筈なのでキットの設計に対して不満を覚えます。
機体下部にある整流板?だかブレードアンテナ?だかも内部に真鍮線を通した上で接着しています。
とは言っても 1/48 フライングパンケーキは KittyHawk 社のこのキットしかありませんので粘り強く手を動かしていきたいと思います。若い頃このキットに出会っていたら間違いなく途中で投げ出していたと思います(笑)
フライングパンケーキがどうしても作りたいという方以外にはオススメ出来ません。これが1980年代や1990年代製だったりしたら諦めも付くんですが、2015年製ってのが腹たつんですよねwwwそれでもまぁフライングパンケーキが作りたかったんでもう一踏ん張りふた踏ん張り頑張ってみようかと思います。という事で今回は以上です。