MENG MODEL
モンキッズ Tu-2 爆撃機をつくる。


SD ツポレフの塗装を終わらせにかかります。


基本塗装自体かなり前に終わっておったのですが、本キットのマーキングはテトロンシールであるためここからどうするか逡巡して手が止まっておりました。


シールだとどうしても分厚くなって折角塗装したりウェザリングしてもちょっと台無しになりがちなので気が咎めておりました。


ガンダムのツインアイをホイルシールで再現してたりしますが、あれはしっかり貼り付けさえすれば完成後指が触れる事もないですし下手に塗装するより発色が良かったりしますが、主翼や垂直尾翼の面積が大きい箇所となるとやはりシールは躊躇してしまいます。


日頃 MENG MODEL社の商品はベタ褒めする事が多い私ですが、 MENGKIDS や造艦師の大多数の製品で見られるマーキングがシールのみという構成は塗装派には結構キツいものがあります。今年作った MENGKIDS グローブマスターⅢ のように最近のモデルでは水転写デカールが同梱されている商品もあるようですが。

あと同社の SD 戦車キット「World War Toons」シリーズは水転写デカールが標準で入っていますのでこちらはかなり安心です。作り易いですしかなりおすすめです。


で、手持ちのソ連キットからレッドスターを持ってこれんかなとあれこれ物色してみたのですが、やっぱりまだ制作していない状態のキットから水転写デカールを奪うというのはどうしても抵抗がありますね。話は少し逸れますがこのポリカルポフも早く作ってみたいですね〜


よくよくプラモ部屋を見回すと 1/48 版のTu-2も持ってるんですよね。
これは九州ホビー祭の童友社ブースで家人が買ってくれたものです。なんと1,000円でした。通常5,500円〜くらいするキットなのでかなりお得な買い物が出来ました。新品です。

ただパーツ数389という文字と箱の重さからなかなか手が出せず、まずは HGUC ネオジオングとちきゅうとドラゴンの 1/35 88mm砲 作ってからかな、などと芋引いてしまいます(笑)


案の定、箱の中にはパーツがびっしりと入っておりその奥に水転写デカールありました。

ぱっと見こんだけレッドスターが入っているということは選択式の筈なので拝借したいという誘惑があったのですが、やはり制作開始していないキットからデカールを取るのはやめとこう、と考え直しました。


ちょっとついでに他にもソ連系キットあるかね、と思って探してみたらこんなものもありました。


使いませんけどレッドスターの水転写デカール入ってましたね。

World War Toonsだと水転写デカールが同梱されているんですよね、 MENGKIDS でも是非標準装備して欲しいです。


あとこんなものも持っていました。
ソ連の前進翼機かなりカッコ良いんですよね。ハセガワ 1/72 X-29 も仕掛品があるのでいつか同時製作してみたいところです。来年ですかね。

以上が私の所有するソ連系機体のキットです。もっと所有してると思っていましたが意外にちょっとしか持っていません。

まぁ売られている数が桁違いなのでしょうがよくよくプラモ棚を見直すと殆ど日本とアメリカなんですよね。手を動かしていろいろ作っていきたいと思います。


という事でもうこれは自分でなんとかするしかないなと思いましてこんなものを用意してみました。


Illustratorでレッドスターの図形を作って印刷しただけですが(笑)


取り敢えず適当な数切り出しました。
こんだけあれば安心して失敗出来ます。


段取りとしては裏面に両面テープを貼ってから星形に切り出し、それをマスキングテープに貼ってみました。


びっしり複数並べると作業しにくかったので一枚ずつやる事にしてみました。


デザインナイフで無事切り出しました。直線の集合なので比較的簡単に切り出せます。


で、星形に抜いたマスキングテープを雛形にしたら楽勝だと思ったのですが、いざ貼ろうと思ったらふにゃふにゃに(笑)


何度か試行錯誤しましたが、手間がかかる割に綺麗な星形にマスク出来るわけではない事がわかりました。

私の思いつきは所詮机上の空論だったわけですwww
プラモに限りませんが、想定した事と実際やってみて出てきた結果とはかなり乖離している事がよくあります。私の場合しょっちゅうです。


逆に星形マスクをそのまま貼れば結構位置合わせも容易ですし安全に塗り分ける事が出来そうだという事がわかりました。

但しこの方法は本体色を塗る前にやらなければ二度手間になりますよね。どうしたものか、


で少し悩んだのですが、新たに塗り直す事にしました。完全なる二度手間、回り道です。


まず発色を良くするために白系の塗料を吹いてから赤を吹きました。この際余裕を持って着色しておくと安全です。


塗料が乾いたら星形を貼りました。


そして再度本体色を塗装し乾燥後剥がしてみると、

良い感じです。

本当は白い縁取りを残して吹きたかったのですが私の技量で綺麗に塗り分ける自信がなくなってきたので今回は安牌狙いに舵を切りました。


今度は新たに塗り重ねたエリアのパネルラインにBMCタガネを入れて彫り直しておきます。


パネルラインに沿ってシャドウを入れる際私はマスキングテープを敢えてモールドを跨いで貼り付けます。

そして爪楊枝等でパネルラインをトレースしてからデザインナイフで不要部分を切り落とします。こうする事で完全にパネルラインに沿う形でマスク出来ます。

但しこの方法でマスクする際、モールドに塗料が残っているとマスキングテープを剥がす際に塗料を持って行ってしまう時があり、そうなると塗料が剥げて見栄えを損ないます。これを防ぐために予めモールドにBMCタガネの刃を入れておくのです。面倒ですが効果は大きいです。


こんな感じでシャドウを吹いてみました。


ここから後は Vallejo のモデルウォッシュか AK-Interactive ウェザリングペンシルで汚しや空気の流れを表現してトップコート吹いて完成としようと思います。


スナップフィットキットなので完成直前までパーツを嵌め切らないようにしておきます。


風貌は窓枠とガラス部分が別パーツ化されています。
このシリーズは基本的に全てこの構成が採用されております。


当初キャノピーもクリア塗料か黒を裏面に吹こうかななんて思っていましたが、この時点で結構カラフルな感じなのでここは完成時そのまま組み込もうと思います。


という事で今回は以上です。
ほぼほぼ完成が見えてきましたので時間を見つけてウェザリングしておいて他のキットのトップコート吹きの際に一緒に完成させようと思います。マーキングがシール表現という以外本当に良いキットです。

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