去年の1月くらいに購入した記憶があります。
当時普通にヨドバシの店頭に積まれていたので「あーもうガンプラ不足は解消されたんだな」なんて呑気な事を考えておりました(笑)
しかもその時、仕事でどうしても持ち帰れそうもなかったので数日放置した後ヨドバシドットコムで取り置き依頼出来るくらい余裕がありましたからね。ヨドバシのガンプラ仕入れ担当の方が相当頑張って在庫確保したんでしょうかね。
その後はまたガンプラ不足が継続する日々となっているのは読者の方々の方がお詳しいかも知れません。
大昔のMGでありかなりシンプルなキットに位置付けられる事もあるようですが、巨大な箱にパーツがびっしり。
今回製作するのは先日発売された新MGドムとは異なり、所謂旧MGですが本キット最大の魅力はやはりこのゴツい可動指です。
新MGではエモーションマニピュレーターが採用されているようですが、正直 1/100 のドムには貧相過ぎると思います。
私の個人的な見解ですがMGドムにはこのデカい専用手首こそふさわしいと思います。
エモーションマニピュレーターは個人的にひとつ所有していますので後ほど大きさ比較してみましょう。単品で見ればゴツいですが 1/100 スケールのドムには華奢過ぎるのです。
太っ腹にもなぜか1/20のオルテガが付属します。
おまけと呼ぶにはかなりしっかりした造形で見事なものです。
購入してから一年以上積んでいたのですが、私の積み方が悪かったのか、
武器ランナーの一部が反りくり返っていました(笑)
まぁ私の懸念を他所に普通に組めましたが。
組むたびに思いますが、1999年のガンプラとは到底思えないほど完成度が高いキットです。
旧MGでは股関節がBJ接続で足の開きがイマイチなので手を加えた方が良いです。
これを、
赤く塗った部分をこそぎ落とします。
これに伴って外装も少し削っておくと良いでしょう。
この作業は簡単フィニッシュモデラーの方にも非常に有効です。
両足分やっておきました。
組み上がりました。
腹部、肩アーマー、胸部内側ブロック等にかなり目立つ合わせ目が出ます。
あとジャイアントバズ、ラケーテンバズーカ共に豪快な合わせ目が多数発生しますので処理はしっかり行う必要があります。
足の開きを狭めている干渉部分を除去するだけで充分カッコ良い立ち姿になります。
新MGも可動ギミック等が近代化されていたりして良いものなのでしょうが、個人的にはこちらのシルエットが好みですね。やはり手首はデカくて力強いものがドムに似合います。
付属の手首。
造形もサイジングも保持力も素晴らしい。まさにパーフェクトな手首です。
余裕で保持。
エモーションマニピュレーターを試しに取り付けてみました。
1/100 ドムには華奢過ぎます。性能的には優秀なのかもしれませんがプロポーション的には全くもって話にならん。
HGUC ドライセンやドムトローペンなどに使ってちょうど良いくらいなんじゃないでしょうか。とにかくドムは重MSなのですから一回り大きい手首が必要なのです。
1/100 のドムに1/20のオルテガが付属するという謎采配。ただ造形はかなり気合が入っており、作らないのも勿体ないですし捨てるなんて持っての他なクオリティがあります。
オルテガはドムヘッドと絡めて仕上げようと思います。
感触は軟質樹脂っぽいですがランナー表記はPSでしたので普通に塗装出来ます。
数日前ガンダムベース福岡に行ってきました。
狙いはもちろんこちら。
新MGドムです。
無論完売でしたが現物が絶対飾ってある筈だと思ったのです。
整形色が渋くで良い感じです。
まず肯定的な変化を感じたのは肩アーマーです。分割線がありませんでした。素晴らしい。
肘関節なども近代化されておるようで手持ちのMGドムと外見が異なっておりました。
でも手首がね、小さいというか細いんですよね。はっきり行って手首が華奢過ぎてドムの力強いシルエットにどっちつかずな迷いを与えてしまっています。ここ変える必要あったんでしょうかね???
個人的には旧MG版も通常通り今後も製造販売していただけたら嬉しいです。新MGも素晴らしい箇所がたくさんあるのでしょうが旧MGは全く引けを取らないどころか力強さでは勝っていてとても良いキットですよ。
と言ってもどちらも入手は困難を極めますが。
このガンプラ飢饉はまだまだ続くのでしょうか。
という事で今回は以上です。