今回はボールのデザイン上のご先祖と言っても過言ではないスタンリー・キューブリック「2001年宇宙の旅」に登場する「EVA (Extra Vehicle Activity) ポッド」の配色を意識して本体は白にしました。白サフそのものを吹いております。勿論非光沢にしました。背景も黒くしてみました。
正面。
本キットは2体セットです。
側面その一。
側面その二。
頭部に付く180mm低反動砲以外に2連装キャノンが付属しますが個人的にボールと言えばこちらの武装なので2連装キャノンは外の制作物に流用したいと思います。
背面。
本体前面にある大きなクリアパーツはキットのままだと少々色が薄いのでクリアブルーを表面に塗りました。内側には真円にくり抜いたプラ板にホログラムシールやホログラムフィルムを貼付けて光の当たり方で表情が変わるようにしてみました。
胴体は前後張合わせのモナカ構造なので接着してきっちり合わせ目消しを行いました。
挟み込まれるセンサーとその枠パーツはマスキングで塗り分けしセンサーには手芸用の貼り込みガラスを装着しました。
腕部にある長方形状のモールドにはホイルシールを切り出して貼りました。ハイモック付属のシール余白を使いました。
購入して随分日が経ったガンダムデカールを一部使用しましたが劣化も無く綺麗に貼付けることが出来ました。毎度の如く要所要所に金属球を埋め込みました。
向きについて何かと言及されることの多い背部のメインバーニアは設定同様赤にしました。内側は好みで白にしてみました。
側面にある3つの丸穴?にはあれこれ悩んだ結果金属パーツを貼付けました。
HIQパーツの「ステンレスシール リング&ダクト」を用いました。
かなりお手軽に質感をアップさせることが出来ます。こういうお助けアイテムは本当に助かります。流石我らのHIQパーツです。
今回使ったステンレスシールはダクト状のものとリング状のものが同梱されており、ノズル系にはダクト、可動部にはリングを貼ってみました。
ブレましたがこんな感じでディテールアップしてみました。
ダクトは特に使い勝手が良いと思います。サイズも充実しているのでおススメです。
仕上げトップコートを吹くまで全く気がつかなかったのですが一カ所スミを拭き忘れていました。。。
本キットには非常に出来の良い台座が2体分付属しますが構造上本体の塗面を傷める造りになっていたので本体との接続方法をタミヤの透明ソフトプラ棒に変更しました。
「楽しい工作シリーズ No.159 透明ソフトプラ材 3mm 丸棒」です。写真の通り好きな形に曲げて使うことも出来ますし、粘りのある材質ですので接続ポイントの摩耗も防ぐことが出来ます。非常に使い勝手が良いです。
透明プラ棒に変更してより一層宙に浮いたようなディスプレイが出来るようになりました。
キットの出来も自分のやった作業内容にも満足しており仕事場に飾ろうと思います。
GUNDAM CONVERGE版と一緒に。
ちょっと向きを変えて。
GUNDAM CONVERGE版ボールも出来が良くて非常に気に入っております。
腕部はそのサイズから殆どABS製となっておりますが上手に素材を使い分けられていてABS活用ガンプラのお手本のような内容です。
キッチリ下地塗装とクリアランス確保しておけばパーツ割れの心配は無いと思います。私はこれといって特に意識せずに作りましたが全く問題ありません。
いざ撮影開始して分かったのですがボールという機体はポージングが通常のMSとは全く異なる形状のため、アクションポーズひとつ取るのも奥が深く面白かったです。
腕部の基部はBJなので横に拡げたり内側に絞ったりすることが出来ます。
180mm低反動砲も上下スイング&基部360度回転が可能です。
3mm丸穴接続にしておりますので魂STAGE 等の市販のスタンドに接続可能です。
背部&胴体下部のバーニア内部は白にしました。
ここから魂STAGE を使ってアクションポーズ。
MGボールVer.Kaと。
これはまだガンプラに入れ込むずっと前にパチ組みしたものです。相当昔に組んだものですが、非常に出来の良いキットです。
MGの変色具合が時代を感じさせます。
自分では全く自覚がありませんが昔からこのボールという機体には愛着があったのかも知れません。
我が家にはサンダーボルト版のボールが2体あるのでそれも今年中に完成させたいと思います。
HGUCザクF2と。
側面。
RGガンダムとの比較。
ツインセットで揃うとやっぱりGMが欲しくなりますね。キットは用意しているので合間をみて来月あたりに完成させたいなと思います。
意外に可動ポイントが多いHGUCボールですが素立ち?で浮かせておくのが一番カッコ良い気がします。
煽りアングル。
胴体下部の小さなスラスター?は背面のものだけ3mm穴を開口しスタンド接続用に使いそれいがいにはコトブキヤのお助けパーツを埋め込んで密度感アップを図りました。
異なるスタンドを組み合わせて飾って立体的な展示をするのも面白いかも知れません。
幼少の頃「あとはザクとリックドムだけだ」的な台詞を聞いた時はそんなこといえた立場じゃなかろうにと思いますがこうして同スケールで出揃ってみると運用次第で相当な脅威となるのかも知れません。
「戦いは数だよ」と言っていた陣営が数に押されるという何とも皮肉な展開で初代は今観ても面白そうです。
やはりこうして見ると180mm低反動砲はなかなか強力な武器なのではないかと思います。
以前いただいてさくっと作ったカプール(モビルカプル)と。
胴体の球体部分のサイズがボールとほぼ同じです。
ということでHGUCボール完成報告でした。
本体は白サフのままというお手軽制作ではありましたが自分の理想とする仕上りを実現出来ました。
難しいことは出来ませんが何とかイメージを形にするという当ブログ向きの記事となりました。
キットそのものの出来も極めて優秀で、自分の作業内容や制作期間等あらゆる面で満足しています。
次回はオリジン版ザクの完成報告となる予定です。ご期待ください。
ボールなのにすごくかっこよく見えますね!
ディテールアップがやり過ぎず、シンプル過ぎずで勉強になります
HIQパーツのステンレスシールは手軽に使えて、簡単にディテールアップに使えそうなので今度購入してみようと思います
我が家にも塗装や合わせ目消しの練習用に買ったボールとジムが大量にあるので、がっつり作ってみようと思いました
そういえばプレバンで売ってるクロスボーンガンダムX-2改は買いましたか?
自分はノーマルのX-2がショットランサー付きで一般販売されるかなと思い悩み中です
ジャムさん
有難う御座います!
「やり過ぎずやらなさ過ぎず」というコンセプトで制作しましたのでそう言っていただけると大変光栄でございます。
ステンレスシールはとてもお手軽且つ効果抜群なので大変オススメのアイテムです。
追伸(ある意味本題ですがwww)
X−2改がプレバン行きになったのは大変ショックでした(泣)まとめ買いしたいアイテムが他に無い場合割高感が否めないので今回は購入しませんでした。
昨年出たバイアラン・カスタム2号機の時は単価もそこそこ且つ三体購入したので送料等が追加で掛かっても気にならなかったのですが通常サイズのHGUC一体だけの購入だと躊躇っていまします。否、複数買いすればよかったですかね〜今もって悶々としますwww
当ブログではクロスボーンガンダム魔王とx-1それぞれ2体ずつ買ったりしてx-2関連の一般販売化を祈願していたつもりだったのですがこのような結果になってしまいました。
ジャムさんの予測通り(個人的に大本命の)ノーマルX−2が一般販売になれば良いのですが先が読めないのが困りものですよね〜〜〜〜〜
ステンレスシールを早速購入して使ってみました。
これを使うだけで仕上がりがグッと良くなりますね!
プレバンは単品買いだと悩みますよね。
まだ購入できる状態ではありますが今だに踏ん切りがつきません
自分も一番好きなx-2を出してもらえるようにx-1を3体買ったりしたのですが残念な結果になりましたね
ノーマルx-2が発売されないならx-2改を高くても買うのですが…
一般販売されるようにお互いお祈りを頑張りましょうww
ジャムさん
ステンレスシール導入おめでとう御座います!
HGUCが出るとしたらX2はどうなるんでしょうね〜〜〜〜
「プレバンでも買う」とか書いたら本当にプレバン行きになる気がするので一般販売を心から祈ろうと思います(笑)