キットのスライド方式だと完成後するっと滑り落ちる可能性があります。塗装後→スタンドで浮かせる→落下→角が折れたり塗装が剥る。。。
という悲惨な展開が容易に想像出来るので手を打ちます。
ひとことで言うとキットのままだと安定性に欠けるのでまずスタンド接続方法を変更します。
アクションベース1接続パーツを前後逆転し、股間ブロックの凹部分が噛み合うように形状を変更。
そして接着!!
そのままだとある日ゴッソリ接着面で取れたりする可能性がなきにしもあらずなので、1mm真鍮線を打ち込みます。念には念を入れる形で三カ所打ち込みました。
センターの軸部分は杓子定規にど真ん中に打ち込むと股間ブロックの合わせ目に真鍮線を通す形になるので補強の意味がありません。ということで少し斜めに打ち込んでしっかり補強しています。
ここまでやったら意図的に破壊するくらいの力を加えない限り取れる事はないです。
太腿外装。
奇っ怪なシルエットの試作機なのでモールドも奇っ怪な感じに。
アクシズの変態技術者が職人的なハンドメイドで試作したようなイメージで仕上げたかったので意図的に左右非対称にモールドを追加しています。
腰部スカートも同様の方針でディテールアップ。
膝装甲。
モールド追加は当ブログお馴染みのBMCタガネとHIQパーツのスジボリテンプレートジグ2を使用しています。
BMCタガネでモールドをガンガン入れた方が読者の方からの反響が良いのですが、実際の作業量は当然ながら増えてしまいます。
結構時間の掛かる作業なのでここまで作るまで開封してから2度徹夜しています(笑)
他の仕事と両立するのが中々キツい所ですがより良い仕上りを目指していきたいと思います。
という事で今回はここまで。
パーツ洗浄&乾燥後塗装に入りデカール貼り〜乾燥後トップコート&ラピーテープ貼りという段取りです。そう考えると先は長いですね。。。次は完成報告になるかと思います。という事でご期待ください。