これのどこがヤクト・ドーガなんだと言われそうですが、この5代目シルビアとヤクト・ドーガというのは世に出たタイミングが近いこともあって凄く色使いとか時代の空気感が似てるんですよね。少なくとも私はこのシルビアを見るとヤクト・ドーガを思い出しますし、ヤクト・ドーガを見ると5代目シルビアを思い出します。私が鼻垂れ小僧のくそがきだった頃めちゃくちゃ流行ったんですよ。
小学校のイケメン教師が乗っていて女子に大人気でした(笑)
今の若い方はご存知ないかも知れませんがかつて我が国には「デートカー」というカテゴリがあったんです。浮かれた時代ですよまったくwww
でこの5代目シルビアが生産終了になるのが1993年でまさにこのシルビアが滅びるタイミングで我が国は暗黒の時代にコロコロ転がり落ちていくわけです。
ですから日本が浮ついていた最後の時代の象徴のような存在なんです。ノスタルジーです。
ヤクト・ドーガは数年前に HGUC でギュネイ機もクエス機も作ってますから、今回オリジナル配色にトライしようと思ったのです。
ですが、あまりにもヤクト・ドーガのイメージからかけ離れたものにしたくもなかったので考えた結果ギュネイ機とクェス機を足して2で割ったようなカラースキームを導入することにしたのです。
要は緑系の色とクリーム系のツートンにしたいと目論んだわけですが、その際の色見本的な意味合いも兼ねてこの5代目シルビアを買ってきました。
ま買ったと言ってもポイントで購入しましたので実質ゼロ円で入手しました。平日の仕事終わりにヨドバシのプラモコーナーで買ったのです。
このご時世であっても1390円(税込)という破格の安さ。心なしか値札シールも投げやりに貼られている様に見えます笑
キット自体は1989年に初版が出たようで殆ど実車とタイミングを同じくしてプラモ化されたと言っても過言ではありません。
超人気車種だったので絶対に売れるとタミヤも見込んで力を入れていたのだと思います。
これも今の若い方が見たら驚くかも知れませんが、昔は車といえばツートンが当たり前みたいな時代があったのです。
セダンからスポーツカー、ステーションワゴン等々なんでもかんでもツートンカラーの車だらけでした。
あと一緒に塗料も買ってきました。
ポイント購入なので実質ゼロ円ですが。
特にガイアの28番はまさにシルビアのために生み出されたような塗料で私はお気に入りの塗料なのです。
当ブログではアンクシャやメッサーラ等グリプス戦役或いはグリプス戦役の名残を残す機体などで特に出番の多い塗料です。あの時代の空気感があるんですよね。この塗料には。
で実際この2色は既に所有しているのですが、今回そのまま使うつもりはなく少し自分好みのストーングリーンを作ってみようと思っておりまして、それが失敗した時に備えてバックアップしておきたかったのです。
今回買った分ですが018は新しいパッキンと一体化したキャップになっていますが、028番は昔のキャップとパッキンが分離した仕様のままでした。
現在ヤクト・ドーガのサフ吹きをおこなっている最中なのですが、並行して色作りもやっていこうと思います。という事で今回は以上です。